[PR]記事内に広告が含まれています。

BMW 3シリーズ (初代 E21 1975-1983):02シリーズの後継モデルとして登場し6気筒車も用意

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

BMWは1975年7月、それまでの主力車種「02シリーズ」に代わる新しいモデルとして「3シリーズ」を発売しました。02シリーズからパワートレインや基本的なスタイリングのイメージを踏襲しながら、追って6気筒エンジン搭載車が追加されるなど新機軸も打ち出されました。又、世代交代を重ね現在まで販売が継続される息の長いシリーズとなりました。

新車購入ガイド:【2023最新】BMW 3シリーズの値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

インテリアのデザインを一新

ボディタイプは発売当初2ドアセダンのみだったものの、1977年に02シリーズにも設定のあったセミオープン仕様のカブリオレが追加されました。スタイリングは、直線基調のプレーンな雰囲気を02シリーズから受け継ぎながらも、若干曲線を取り入れたボディラインに変化しました。一方インテリアは一新され、インパネ/センターコンソールがドライバーを取り囲むようなデザインが採用されました。

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

ボディサイズは全長4,355mm×全幅1,610mm×全高1,380mmで、「2002」と比較すると全長が125mm、全幅が30mm拡大され、全高は30mm低くなりました。又、ホイールベースは65mm延長され2,565mmとなりました。車両重量は初期型で1,010~1,050kgで、2002から若干増加しました。サスペンション形式は、02シリーズ同様のフロント:ストラット/リア:セミトレーリングアーム式が採用されました。

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

一方、ステアリング形式はリサーキュレーティング・ボール式からラックアンドピニオン式に変更されました。駆動方式はFRが踏襲され、エンジンは02シリーズ譲りの直4SOHC「M10」系の1.6Lと1.8L、そして2種類の2Lが用意されました。グレード体系は1.6Lの「316」、1.8Lの「318」、2Lキャブレター仕様の「320」、2L燃料噴射仕様の「320i」の4種類でした。

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

BMW 3シリーズ 2Dr 1975

最高出力/最大トルクは316が90ps/12.5kgm、318が98ps/14.5kgm、320が109ps/16kgm、320iが125ps/17.8kgmで、トランスミッションは4速MTの他、318と320には3速トルコン式ATが用意されました。又、エクステリア面ではヘッドランプが316/318は丸形2灯式であったのに対し、320/320iには丸形4灯式が採用され差別化が図られました。

6気筒エンジンを追加

そして1977年9月に、2種類の直6SOHCエンジン搭載グレードが追加されました。一つは2Lキャブレター仕様の「320」(320/6)、もう一つは2.3L燃料噴射仕様の「323i」でした。最高出力/最大トルクは320が122ps/16.3kgm、323iが143ps/19.4kgmで、トランスミッションは共に5速MTと3速トルコン式ATが選択出来ました。ボディサイズは4気筒モデルと同一だったものの、車両重量が1,115~1,150kgとやや増加しました。

BMW 3シリーズ top cabriolet 1982

BMW 3シリーズ top cabriolet 1982

次いで1979年にマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインの一部が変更されました。同時に、02シリーズの末裔「1502」に代わる廉価版として1.6Lエンジンを最高出力75ps/最大トルク11.2kgmにデチューンして搭載する「315」と、1.8L直4燃料噴射仕様エンジンを搭載する「318i」(最高出力105ps/最大トルク14.8kgm)が追加されました。

BMW schnitzer 323i turbo 1978

BMW schnitzer 323i turbo 1978

日本市場には発売当初320iが正規輸入され、マイナーチェンジ後に318iに切り替えられました。そして1983年秋にフルモデルチェンジが行われ、2代目BMW3シリーズ(E30型)にバトンタッチされました。

BMW 3シリーズ (2代目 E30 1982-1994):ボディバリエーションを拡大しロングセラーに
BMWは1982年秋、1975年に発売した主力モデル「3シリーズ」を7年ぶりにフルモデルチェンジしました。この2代目モデ...

新車購入ガイド:【2023最新】BMW 3シリーズの値引き 納期 乗り出し価格

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

3シリーズ時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ