初代ホンダ ステップワゴン (1996-2001 RF1)
FFトール系ミニバンの元祖として登場し、大ヒットモデルに
初代「ステップ ワゴン」は、1996年5月に、国産車初のFFトール系ミニバンとして発売されました。ホンダのミニバンとしては、その2年前に発売された「オデッセイ」に次ぐ第2弾でしたが、それとは違う個性が与えられました。3ナンバーサイズで車高が比較的低く抑えられていたオデッセイと事なり、5ナンバーサイズの全幅とワンボックス車並みの全高を持つ、独特のディメンションが特徴でした。
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2代目ホンダ ステップワゴン (2001-2005 RF3)
キープコンセプトのモデルチェンジで着実に進化
「ステップワゴン」は、2001年4月に最初のフルモデルチェンジを受け2代目となりました。キープコンセプトのモデルチェンジが行われ、エクステリアは先代の雰囲気を色濃く残したものでした。又、後席用のスライドドアを左側のみに装備する点も踏襲されました。ボディサイズは、全長4,670mm×全幅1,695mm×全高1,845mm~1,860mmで、全長と全高は先代よりも若干拡大されました。
3代目ホンダ ステップワゴン (2005-2009 RG1)
低床化に加え車高を下げ走行安定性を向上
「ステップワゴン」は、2005年5月にフルモデルチェンジが行われ、3代目となります。これまでの箱型フォルムから脱皮し、低くスタイリッシュなフォルムへと変貌を遂げた事が最大の特徴でした。スラントしたノーズや傾斜の強いフロントウィンドウ、ウェッジシェイプを意図したウエストライン、ボディ側面のプレスラインなど、躍動感を演出したスタイリングが特徴でした。
4代目 ホンダ ステップワゴン (2009-2015 RK1)
箱型ボディに先祖返りし、パワートレインを刷新
2009年10月、「ステップワゴン」はフルモデルチェンジを受け、4代目となりました。3代目は、初代から続いた箱型ボディを捨て、乗用車的なシルエットをまとって登場しましたが、このモデルチェンジにより先祖返りをし、ボクシーなスタイリングが復活しました。そして、ノーズは更に短くされ、Aピラーが立てられるなどの変更も行われました。全体的に、1.5ボックス的なフォルムが特徴でした。
5代目ホンダ ステップワゴン (2015- RP1)
ダウンサイジングターボとわくわくゲートが売り物
2015年4月、「ステップワゴン」はフルモデルチェンジされ、5代目となりました。先代よりも丸みを帯びたフォルムのボディに抑揚を強調するプレスライン処理が施され、サイドビューとリアビューは左右非対称であるなど、歴代モデル随一の個性的な雰囲気を醸しています。ボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,840mm~1,855mmで、全幅に関しては伝統の5ナンバーサイズを維持しています。