ダイハツ フェロー (初代 L37S ’66-’70):ダイハツ初の軽4輪2ドアセダン

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私がまだ小さい頃、父が乗っていた思い出の車がダイハツ・フェローでした。1966年式初代のL37S。色は白。軽自動車ですがセダンのフォルムです。前面の四角のヘッドライトがトレードマークです。一応セダンタイプなので後ろには小さなトランクスペースがあります。ミッションは4AT。当然パワステはついていません。

後席は子供が乗る分には十分な広さ

父はその頃まだ給料が少なく、そのフェローはその66年式のフェローを1972年頃に中古車で15万円ほどで購入したそうです。この車で小さな頃から家族4人で遠くの親戚の家に遊びに行ったり、海に行ったり、動物園に行ったりいろいろな所に連れて行ってもらいました。

このフェローは2ドアです。前の座席を前に倒し後部座席に乗っていきます。当時子供2人が後ろに乗っていました。父は僕らを楽に座らせるために運転席は少し前目にして運転してくれていました。後席は子供が乗る分には十分な広さだったので、本当は前目に座ることも無かったのなと後に兄が言っていました。

暑い時には顔を窓に近づけながら

後部座席の窓は回転させて開けるタイプではなく、後ろ方向に窓自体を開き、10cmほどだけ半開きになるタイプです。夏でもこの車にはもちろんクーラーなどはなく、いえ元々クーラーの涼しさを知らないので、暑い時には顔を窓に近づけながら風を感じて涼んでいました。

旅行する時にはよく高速道路を走ってくれました。僕たち子供を喜ばせるためです。まだ軽自動車が360ccの時代です。全くパワーがありませんでした。大人2人、子供2人が乗っていては、いくら一生懸命アクセルを踏んだところで全く加速しません。

それでも父はアクセルを踏みすごい音を立てて走らせています。たぶん今思うと目一杯踏み続けていたんだと思います。兄と私はそのすごい音を聞きながらそのエンジン音を真似て窓に向かって叫んでいたことを覚えています。なんで叫んでいたのかはもう忘れてしまいましたが・・子供が楽しいことってそんなものですよね。そのくらい非力なマシンでした。

その後、父が他界した後もまだこの車は残っていました。兄が18で免許を取るまで、この車に乗りたいと残していたのです。父が乗り始めた頃からもう10年以上が経とうとしていました。兄は車好きで、僕を横に乗せると、フェローの色々な事を教えてくれました。

ダイハツとしては初めての4輪車

ダイハツとしては3輪車から初めてこの4輪車を作ったこと。四角のライトはダイハツでは初めてで、まだまだ他のメーカーでは少なかったんだぞと言う事。FRは当時の主流で今座っている真後ろに付いているんだぞ、とか。

それから兄が乗って2年ほどでメンテナンスの維持が難しくなり、アルトに乗り換えました。アルトはフェローよりエンジンもハンドルの効きも断然上だと兄は言っていました。でもそれでもフェローに懐かしさはあったようです。私はまだ免許を取れる歳では無かったので、ついにフェローに乗ることはなく別れてしまいました。

’88年に追加されたフェローSS

その数年後もフェローを見るのは懐かしく、僕はある日、中古車でフェローが展示してあるのを発見しました。もう数万円の値札が貼ってあります。それを兄に言うと兄も見たいと言い、中古車屋に一緒に行って写真を撮ったことを覚えています。

私も免許を取りすぐに自分の車を持つようになりましが、その頃の私は父はよくあんな小さい車に我慢して乗っていたなと思っていました。でも今思えば、ギリギリの給料で父が維持してくれていたあの車は、僕ら子供にとって家族4人でいろいろな所を旅した一番思い出のある車でした。

最近は便利になりネットで当時のフェローを何枚でも画像で見ることが出来ます。その写真を見つけると昔のことを今も懐かしく思い出します。

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