日産 ブルーバード (10代目 U14 ’96-’01):プリメーラとプラットフォームを共有化

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1959年に「ダットサン1000乗用車」の後継車種として発売された日産自動車の小型車「ブルーバード」は、1996年1月に9度目のフルモデルチェンジを受け、10代目U14型に移行しました。2代目「プリメーラ」(P11型)とプラットフォームが共有化された事でサスペンション形式が一新された他、安全装備の強化が図られました。

ボディを4ドアセダンに一本化

ボディタイプは6代目モデル以来設定されていた4ドアハードトップが廃止され、4ドアセダンに一本化されました。スタイリングは先代の曲線基調から直線基調に変貌すると共に、尻下がりのフォルムが改められました。ボディサイズは全長4,565mm×全幅1,695mm×全高1,395~1,420mmで、先代から全長が20mm短縮されました。

ホイールベースはプリメーラと同一の2,600mmで、先代からは20mm短縮されました。駆動方式は先代同様FF又はフルタイム4WD「ATTESA」で、サスペンション形式は従来の4輪ストラット式から一新され、プリメーラと共通のフロント:マルチリンク式/リア:マルチリンクビーム式(FF)・ストラット式(4WD)となりました。

エンジンは当初、先代から1.8L直4DOHC NAのSR18DE型(最高出力125ps/最大トルク16kgm)と2L直4DOHC NAのSR20DE型(最高出力145ps/最大トルク18.2kgm)のガソリン2種類と、2L直4SOHCディーゼルNAのCD20型(最高出力76ps/最大トルク13.5kgm)がキャリオーバーされ、ガソリン1.6L/2Lターボ/2.4Lは廃止されました。

デュアルエアバッグとABSを全車に標準化

トランスミッションは当初、先代同様に各エンジンに5速MTと4速トルコン式ATが設定されました。又、ブレーキは当初全車にフロント:ベンチレーテッド・ディスク式/リア:ディスク式が採用されました。安全装備面では、先代では運転席のみに採用されたSRSエアバッグシステムが全車助手席にも標準化された他、同年8月にオプション設定だったABSも全車に標準化されました。

発売時のグレード体系は、1.8FE/XE/ルグラン/SSS/XEアテーサ/SSS Sセレクション、ディーゼル2.0XE/ルグラン、2.0ルグラン/SSS/SSSリミテッド/SSSアテーサ/SSSアテーサSセレクションがラインナップされました。そして1997年9月の一部改良で内外装が小変更されると共に、2L・FF車にCVTが設定され、リアブレーキが2.0SSS系を除きドラム式にダウングレードされました。

同時に、2L直4DOHC NA「NEO VVL」仕様のSR20VE型エンジン(最高出力190ps/最大トルク20kgm)+マニュアルモード付CVT-M6を搭載する高性能FFグレード「2.0SSS-Z」が追加されました。次いで1998年9月のマイナーチェンジで内外装が一部変更されると共に、ブレーキアシストが全車に標準化されました。

リーンバーン及び直噴エンジンを追加

同時に、1.8L・FF車のエンジンがリーンバーン仕様のQG18DE型(最高出力125ps/最大トルク16.4kgm)に置換された他、1.8ルグラン/SSS系に直噴「NEO Di」仕様のQG18DD型エンジン(最高出力130ps/最大トルク17.7kgm)+CVT搭載車が設定されました。更に、2.0SSS系FF車に4速ATに代わりCVT-M6が設定された他、1.8XE/XEアテーサに代わり1.8エプリース/エプリースアテーサが設定されました。

そして2001年9月に生産終了となり、ブルーバード42年の歴史に幕を下ろしました。尚、ブルーバードの名は、2000年8月に「サニー」の上級車種として誕生した小型セダン「ブルーバードシルフィ」に受け継がれました。

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