[PR]記事内に広告が含まれています。

フォード マスタング (3代目 1973-1979):ボディとエンジンを大幅にダウンサイジング

フォード マスタング II T-Roof (3代目 1974-1978)

初代モデルが1964年にデビューしたフォード・モーターの2ドア・2+2シーター仕様スポーティカー「マスタング」は、1973年のフルモデルチェンジにより通算3代目モデルに移行すると共に、車名が「マスタングⅡ」に変更されました。オイルショックや排出ガス規制への対応により、ボディサイズとエンジンの排気量が大幅にダウンサイジングされた事が特徴でした。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

プラットフォームを一新

フォード マスタング II Mach 1 (3代目 1974)

プラットフォームは、従来の「ファルコン」用ベースからサブコンパクトカー「ピント」用ベースに変更されました。ボディタイプは、先代同様のノッチバック・ハードトップ仕様の「クーペ」と、テールゲートが追加されたファストバック・ハードトップ仕様の「ハッチバック」の2タイプのラインナップで、初代/2代目に設定のあったコンバーチブルは廃止されました。

フォード マスタング II Ghia Coupe (3代目 1975)

ボディサイズは全長4,445mm×全幅1,783mm×全高1,278mm(クーペ)/1,270mm(ハッチバック)で、先代から全長が317mm、全幅が38mm縮小されました。又、ホイールベースも一気に300mm短縮され、2,443mmとなりました。エクステリア・デザインはイタリアのカロッツェリア・ギアにより手掛けられ、ボディサイズ縮小と相まって従来よりも引き締まったスタイリングに変貌しました。

フォード マスタング II Coupe (3代目 1977-1978)

駆動方式はFRを踏襲する一方、エンジンはラインナップが一新されました。先代後期型に用意されていた4.1L直6/4.9L V8/5.8L V8は全て廃止され、代わって用意されたのは当初ピントにも搭載される2.3L直4SOHC(最高出力89ps)と、2.8L V6OHV(最高出力106ps)の2種類でした。デフォルトで搭載されるのは前者で、後者はオプション扱いとなっていました。

V8エンジンを追加

フォード マスタング II King Cobra (3代目 1978)

排気量の大幅な縮小に伴い、最高出力も従来の99~270psから大幅にドロップしました。組み合わせられるトランスミッションは、4速MT又は3速トルコン式ATでした。グレード体系は、ベースグレードの他に上級グレードとしてクーペに「ギア」が、リフトバックに「マッハ1」が用意されました。その後1975年に、4.9L V8OHVエンジン(最高出力142ps)がオプション設定されました。

フォード マスタング II Cobra II (3代目 1978)

次いで翌1976年には、ボンネット上のエアスクープやエアロパーツ、専用ボディグラフィックなどを備えると共に、操縦安定性を向上させたスポーティモデル「コブラⅡ」が追加されました。続いて1977年、ハッチバックをベースにTバールーフを採用した「Tトップ」が、更に1978年にはコブラⅡをベースにエアロパーツやボディグラフィックの意匠を変更した「キングコブラ」が設定されました。

そして1979年にフルモデルチェンジが実施され、4代目マスタングに移行しました。

先代モデル:2代目マスタング

フォード マスタング (2代目 1969-1973):ボディ拡大とパワーアップによりマッスルカー志向に
初代モデルが1964年にデビューを飾ったフォード・モーターの2ドア・2+2シーター仕様スポーティカー「マスタング」は、1...

後継モデル:4代目マスタング

フォード マスタング (4代目 1979-1993):ダウンサイジング路線を踏襲しロングセラーに
初代モデルが1964年にデビューしたフォード・モーターの2+2シーター仕様スポーティカー「マスタング」は、1979年のフ...

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

マスタング時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする