[PR]記事内に広告が含まれています。

フォード サンダーバード (5代目 1967-1971):斬新なスタイリングを取り入れ、より高級路線に

フォード サンダーバード (5代目 1967)

初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1967年に3年ぶり4度目のフルモデルチェンジを受け、通称「グラマー・バーズ」と呼ばれる5代目モデルに移行しました。それまでのイメージを一新する斬新なスタイリングが採用されるとともに、従来以上にラグジュアリー路線が推し進められました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

歴代初の4ドアボディを追加

フォード サンダーバード (5代目 1967)

ボディタイプは、販売が思わしくなかった2ドアコンバーチブルと2ドアスポーツロードスターが廃止され、2ドアハードトップと2ドアハードトップランドウに、観音開き式のドアを持つ4ドアランドウを加えた3タイプとなりました。初期型のエクステリアは、メッシュ状のグリルが全面を覆うフロントマスクが最大の特徴で、ヘッドランプはコンシールドタイプ(格納式)が採用されました。

フォード サンダーバード (5代目 1967)

さらに、プロポーションがロングノーズ・ショートデッキ化された他、控えめなコークボトルラインが採用されました。機構面では、先代で初採用されたシーケンシャル・フラッシャーが受け継がれました。ボディサイズは、全長5,255mm(2ドア)/5,319mm(4ドア)×全幅1,963mm×全高1,336mm(2ドア)/1,356mm(4ドア)でした。

フォード サンダーバード (5代目 1967)

先代との比較では全長・全幅が拡大されており、車両重量は2,060~2,111kgに達しました。また、ホイールベースも延長され2ドアが2,921mm、4ドアが2,977mmとなりました。駆動方式はFRを踏襲、エンジンも先代からのキャリオーバーで、6.4L V8OHV(最高出力315hp/最大トルク59kgm)およびオプションの7L V8OHV(最高出力360hp/最大トルク66.4kgm)が用意されました。

ビッグM/Cでフロントマスクを一新

フォード サンダーバード (5代目 1970)

組み合わせられるトランスミッションは、先代同様3速トルコン式ATのみの設定でした。また、ブレーキは先代後期型同様のフロント:ディスク式/リア:ドラム式で、ホイール&タイヤも5.5J×15ホイール+8.15-15タイヤの組み合わせが踏襲されました。その後の展開は、1968年および1969年モデルはトリムの小変更に留まったものの、1970年モデルで大掛かりなエクステリアの変更が行われました。

特徴的なフロントグリルとコンシールド・ヘッドランプは廃止され、代わって中央部が鳥のくちばしのように尖ったフロントマスクと固定式の4灯式ヘッドランプが与えられました。このデザイン・モチーフは、ポンティアック・ブランドのモデルを彷彿とさせるものでした。この変更に伴い、全長が2ドアモデルは5,398mm、4ドアモデルは5,461mmに延長されました。

そして1972年にフルモデルチェンジが実施され、通称「ビッグ・バーズ」と呼ばれる6代目モデルに移行しました。

先代モデル:4代目サンダーバード

フォード サンダーバード (4代目 1964-1966):スタイリングを一新し再びスクエアなフォルムに
初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1964年に3年ぶり...

後継モデル:6代目サンダーバード

フォード サンダーバード (6代目 1972-1976):リンカーンの姉妹車種となり歴代最大のボディサイズに
初代モデルが1954年にデビューしたフォード・モーターの高級スペシャリティカー「サンダーバード」は、1972年に5年ぶり...

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

サンダーバード時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする