シボレー カマロ (3代目 1982-1992):ボディサイズを縮小しコンバーチブルが復活

シボレー カマロ Z28 (3代目 1982)

GM(ゼネラルモーターズ)のシボレー部門から1967年にデビューした2+2シーター・スペシャリティカー「カマロ」は、1982年に12年ぶり2度目のフルモデルチェンジを受け、3代目モデルに移行しました。先代からボディサイズが縮小された他、カタログ落ちしていたコンバーチブルが復活した事がこの代の特徴でした。

ホイールベースを短縮

シボレー カマロ Z28 (3代目 1982)

ボディタイプは、当初はハッチゲートが備わる3ドアクーペのみの設定でした。スタイリングは、グリルレスのフロントマスクが採用されるなど、先代から大幅なイメージチェンジが図られました。初期型のボディサイズは全長4,877mm×全幅1,849mm×全高1,275mmで、先代から全長と全幅が縮小され、ホイールベースも180mmほど短縮され2,565mmとなりました。

駆動方式はコンベンショナルなFRを踏襲し、エンジンは当初、2.5L直4と2.8L V6、およ2種類(キャブレター仕様と燃料噴射仕様)の5L V8が用意されました。これらのエンジンに組み合わせられるトランスミッションは、4速MTまたは3速トルコン式ATでした。サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット式で、リアは従来の旧式なリジッド・リーフ式からトルクアーム/コイル式に改められました。

トランスミッションを多段化

シボレー カマロ Z28 IROC-Z (3代目 1985)

当初のグレード体系は、下から「スポーツクーペ」「ベルリネッタ」「Z28」の3タイプのラインナップでした。そして翌1983年、Z28用の5L V8エンジンがリニューアルされ、最高出力が従来の145hp/165hpから190hpに向上しました。また、トランスミッションも変更され、MTが5速に多段化された他、Z28用の3速ATがOD付4速ATに置換されました。

シボレー カマロ Z28 IROC-Z (3代目 1985)

次いで1984年にはインパネのデザインが一新されるとともに、デジタル・スピードメーターが採用されました。続いて1985年、全車にフロントスポイラーが装着されるとともに、Z28に専用の足回りやデカールなどが備わるパッケージオプション「IROC-Z」が設定されました。次いで1987年、1969年以来途絶えていた2ドアコンバーチブルがラインナップに加わりました。

シボレー カマロ Z28 IROC-Z Convertible (3代目 1987)

同時に、Z28 IROC-Z仕様に5.7L V8エンジンが設定されました。続いて1988年、全てのエンジンが電子燃料噴射化されると同時にラインナップが整理され、「LT」と「Z28」標準仕様がカタログ落ちしました。次いで1991年にフェイスリフトが実施され、3代目モデル最後の年となった翌1992年には、カマロ誕生25周年を記念したパッケージオプション「25th Anniversary Heritage Edition」がリリースされました。

シボレー カマロ Z28 25th Anniversary Heritage Edition (3代目 1992)

そして同年8月をもって全車生産を終了、翌1993年に4代目モデルにバトンタッチされました。

先代モデル:2代目カマロ

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後継モデル:4代目カマロ

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