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女性ドライバーは特に気をつけてほしい。生理などで不安定な時は無理して運転をしないで。

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私は免許を取って2年目の時に、車一台がやっと通れるぐらいの狭い道のクランクでガードレールに自分の車をぶつけてしまいました。その道は娘の友達の家に入って行く道で何回か通っているので、「かなり要注意道路」と分かっていたのに、その時は何故か無防備にギャッとハンドルを切ってしまっていました。

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運転をしなければよかったと後悔

その日は寒い冬の日で、朝から雪がチラチラしていました。それに、これは女性特有なのか、私だけなのか、精神状態が正常ではない日があります。別に病気でもないし、寝不足でもないのですが、イライラするような頭がボーっとするような何とも言えない精神状態なのです。排卵日や生理の時に必ずと言っていいほどそういう状態になります。

その日も朝から全然家事が進まないし、子供対してもイライラしていました。約束の時間に間に合わないような時間になってもなかなか家を出る事ができず、持って行くオヤツを買う為に寄ったスーパーの駐車場でも他の車にぶつけそうになってしまっていたので、その時点で「今日はやばいから、いつもより気を付けよう」と心を引き締めるべきでした。でも、そのまま頭がボーっとしたまま運転を続け、そのクランクの所でガードレールに突っ込んでしまいました。

一瞬の気の緩みが命取り

ボクシーなどのワンボックス型の大きな車でも徐行しながら通っていましたが、私の車はダイハツのタント。軽自動車なので気を付ければ絶対と言っていいほどぶつけないはずなのです。大回りではなく、かなり小回りでハンドルを切ったのだと思います。「ボーン」と凄く大きな音がし、その直後に通り過ぎたトラックの運転手さんがスピードを落としてジロジロ見ながら通り過ぎて行きました。後部座席に座っていた娘もかなり怯えていました。

そこで「2、3秒でいいから撒き戻して欲しい」と神様に願いましたが、勿論無理でした。すぐに父親に電話したら、「対物、対人事故でないなら、来年の自動車保険の保険料が高くなるので保険を使わず修理した方がいい」と言われたので、そのままいつもお世話になっている修理工場に持って行きました。その1年前にも同じような精神状態で実家の車にぶつかって行ってしまった事がありました。その時はバンパーが反対に反り返り、保険を使わず修理代は5万円弱でした。

 今回は左側のドアに傷がついただけなので、「同じくらいか、それより安い修理代で済むのでは?」と思っていのですが、予想に反し、タントの左側後部座席のドアはスライドドアなので、「取り替えると何十万もかかる」と言われました。

事故を起こす前に気を引き締めること

そこを父親が交渉してくれ、取替えはやめて板金してもらい、何とか十万円台で済ませる事が出来ました。でも、2年続けて同じような理由で自ら物にぶつかっていく自分の運転にとても恐怖を感じました。

父親に「どうしても変な精神状態の時があって、そういう時は正常な判断が出来なくなる」と相談したら、「女性にはそういう人がいるけど、そういう時はなるべく車に乗らない、どうしても乗らないといけない時は、自分はそういう状態だからいつもより一層注意して運転しようと意識する事が大事だ」とアドバイスされました。

 それ以来まだぶつけていません。この2回の事故はたまたま人や他人の車にぶつかっていっていないので良かったですが、もし人や他人の車にぶつかっていたら、「精神状態がおかしくて…」なんて言い訳は一切通用しなくなります。この2回の修理代の領収書をいつも運転免許証と一緒に持ち歩き、「今日はちょっとおかしいな…」と感じる時はかなり気を引き締めて運転するように注意しています。

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自動車の事故 体験談
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