[PR]記事内に広告が含まれています。

ランボルギーニ ジャルパ (1981-1989):シルエットを正常進化させた後継モデル

ランボルギーニ ジャルパ P350 1984-88

ランボルギーニ ジャルパ P350 1984-88

ランボルギーニは、1979年に生産終了となった「シルエット」に代わるエントリーモデルとして、1981年3月に開催されたジュネーブショーにおいて新たなミッドシップ2シータースポーツカー「ジャルパ」を発表しました。プラットフォームや基本的なメカニズムをシルエットから受け継ぎながら、内外装に変更が加えられた他、パワートレインも改良されました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

ベルトーネの手によりリデザイン

モノコック式の車体構造や4輪ストラット式のサスペンション形式、4輪ベンチレーテッドディスクブレーキといった基幹部分は、シルエットからそのまま踏襲されました。その一方で、タイヤはフロントが195/50VR15、リアが285/40VR15と前後で極端に異なるサイズだったシルエットに対し、フロントが205/55VR16、リアが225/50VR15という一般的なサイズに変更されました。

ランボルギーニ ジャルパ P350 1984-88

ランボルギーニ ジャルパ P350 1984-88

ボディはベルトーネの手によりリデザインが施され、デチャッタブルトップの継承を含めシルエットの基本フォルムを守りながら、前後バンパーやフロントスポイラー、エンジンフードやエアインテークの形状などが変更されました。同時に、アルミホイールの意匠が前年に発表されたベルトーネのコンセプトモデル「アトン」のそれに類似したものに変更された事と相まって、イメージのリフレッシュに成功しました。

ランボルギーニ ジャルパ P350 1984-88

ランボルギーニ ジャルパ P350 1984-88

 

エンジンを3.5Lに拡大

ボディサイズは全長4,330mm×全幅1,850mm×全高1,140mmで、シルエットからそれぞれ10mm×50mm×20mm拡大されました。ホイールベースは同一の2,450mmで、車両重量は300kg程増加し1,510kgとなりました。従来通りミッドにマウントされるエンジンは、シルエット用の3L V8DOHCユニットをベースにロングストローク化を図り、排気量を3.5Lまで拡大したものでした。

ランボルギーニ ジャルパ P350 1981-84

ランボルギーニ ジャルパ P350 1981-84

圧縮比は3L時代の10.0:1から9.2:1に下げられ、スペックは最高出力が5hpダウンの255hp/7,000rpm、最大トルクが5kgmアップの32kgm/3,500rpmとなりました。トランスミッションは従来通り5速MTが組み合わせられ、最高速度248km/hの性能でした。一方インテリアは、シルエットからインパネのデザインが一新され、角張った形状のメーターナセルとセンタークラスターが採用されました。

ランボルギーニ ジャルパ P350 1981-84

ランボルギーニ ジャルパ P350 1981-84

又、ステアリングがコーンの深いタイプから平板なタイプに変更された他、バックレスト固定式だったシートは、リクライニング式に改められました。ジャルパは、1989年までの8年間に渡り生産されたものの、販売面では振るわず、総生産台数は僅か179台に留まりました。これはシルエットの54台よりは多かったものの、その前身であったウラッコの791台よりも遥かに少ない台数でした。尚、直接的な後継モデルは開発されませんでした。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ランボルギーニ時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ