[PR]記事内に広告が含まれています。

メルセデス・ベンツ 190E 2.3-16 (1983-1988):コスワース製エンジンを搭載した高性能モデル [W201]

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

ダイムラー・ベンツ(現ダイムラーAG)は1983年9月のフランクフルト・ショーにおいて、前年にリリースした同社最小の4ドアセダン「190」シリーズの高性能バージョンとなる「190E 2.3-16」を発表しました。英国のレーシングチューナー「コスワース」がこのモデルの為に開発した専用エンジンを搭載し、優れた走行性能によりレースにおいても好成績を残しました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

控えめながら戦闘的なエクステリア

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

エクステリア面では、前後のスポイラーやサイドスカート、オーバーフェンダーの装着により、プレーンなフォルムにレーシーな雰囲気が付加されました。又、空力特性も改善され、Cd値はベースモデル「190/190E」より0.01ポイント低い0.32となりました。ボディサイズは全長4,430mm×全幅1,706mm×全高1,361mmで、190/190Eより10mm長く28mm広く、そして26mm低いディメンションとなりました。

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

ホイールベースは共通の2,665mmで、車両重量は130~150kg重い1,230kgでした。駆動方式はFRを踏襲、エンジンは2.3L直4DOHC電子燃料噴射仕様で、10.5:1の圧縮比から最高出力185ps/6,200rpm・最大トルク24kgm/4,500rpmのアウトプットを発生しました。この最高出力の数値は、同時に発表された「190E 2.3」の2.3L直4SOHCエンジンを50ps上回るものでした。

ハイドロニューマチックサスを採用

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

動力性能も高く、5速MTを介して最高速度232km/h・0-100km/h加速7.8sのパフォーマンスを発揮しました。この性能を支えるサスペションは、形式こそベースモデルと同様のフロント:ストラット式/リア:マルチリンク式ながら、強化スプリング/ダンパーが与えられると共に、リアに油圧式のハイドロニューマチック自動車高調整装置が採用されました。

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

又、動力性能に見合ったストッピングパワーを与えるべく、ブレーキは大径ローター採用の4輪ディスク式(フロントはベンチレーテッド型)が奢られた他、ABSが標準装備されました。同時にホイール&タイヤサイズもワイド化され、7J×15インチホイールと205/55VR15タイヤの組み合わせが装着されました。追って4速トルコン式AT仕様を追加、こちらは最高速度が225km/hへと若干低下しました。

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

次いで1998年に排気量が2.5Lに拡大された「190E 2.5-16」に進化、アウトプットは最高出力207ps/6,750rpm・最大トルク24.5kgm/5,000-5,500rpmまで高められ、動力性能は最高速度235km/h・0-100km/h加速7.5sに向上しました。190E 2.3-16は日本市場にも導入されたものの、その時期は本国での発表から3年が経過した1986年になってからでした。

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

メルセデス・ベンツ 190E 2.3 16 1989

又、日本の厳しい排出ガス規制をクリアする為キャタライザーが装着され、エンジンのアウトプットは最高出力175ps/5,800rpm・最大トルク22.9kgm/4,750rpmへと若干ドロップしました。そして1988年に190E 2.5-16(※日本仕様は最高出力200ps/6,750rpm・最大トルク24.5kgm/5,000rpm)に切り替えられました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

Cクラス時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ