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日産 ブルーバード (5代目 810 1976-1979):基本コンセプトを受け継ぎながらコスト優先設計に

日産 ブルーバード 1976

日産 ブルーバード 1976

1959年に「ダットサン1000乗用車」の後継車種として発売された日産自動車の小型車「ダットサン・ブルーバード」は、1976年7月に5年ぶり4度目のフルモデルチェンジを受け、ブランド名がダットサンからニッサンに変更されると共に、「U」のサブネームが外れた5代目810型に移行しました。先代から基本コンセプトが踏襲された一方で、下位グレードはコストダウン優先の設計となりました。

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下位グレードにリジッドサスを採用

ボディタイプは5ドアステーションワゴンが廃止され、4ドアセダン/2ドアハードトップ/5ドアバンの3タイプとなりました。スタイリングは曲線基調のグラマラスなフォルムを受け継ぎながら、セダン/ハードトップはJラインと呼ばれる加飾が廃止された他、ハードトップのBピラーに視界確保の為のウィンドウが設けられるなどの変更が加えられました。

日産 ブルーバード 1976

日産 ブルーバード 1976

セダン(4気筒車)のボディサイズは全長4,260mm×全幅1,630mm×全高1,390mmで、先代から全長・全幅が拡大された一方全高は低くなりました。ホイールベースは先代と同一の2,500mmで、サスペンション形式は上級グレードはフロント:ストラット式/リア:セミトレーリングアーム・コイル式による4輪独立懸架を踏襲する一方、下位グレードはリアが低コストなリジッド・リーフ式に変更されました。

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

駆動方式はFRが踏襲され、エンジンも当初1.6L/1.8L直4SOHCのL16/L18型及び2L直6SOHCのL20型がキャリオーバーされました。トランスミッションも先代同様、4速/5速MTと3速トルコン式ATが設定されました。グレード体系は、直4エンジン車にはリジッド式リアサスペンションの「DX」「GL」と、独立懸架式リアサスペンションの「SSS」がラインナップされました。

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

M/Cで下位グレードのリアサスを改良

又、ロングボディ採用の直6エンジン車は「G6シリーズ」と命名され、全車に独立懸架式リアサスペンションが採用されました。そして1977年10月のマイナーチェンジでセダン/ハードトップのバンパーの意匠が変更されると共に、DX/GLのリアサスペンションが4リンク/コイル・リジッド式に変更されました。同時に、1800SSS・5速MT車が昭和53年排出ガス規制に適合しました。

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

追って1978年1月に1.8L全車が昭和53年排出ガスに適合し、同年8月のマイナーチェンジでヘッドランプが丸型4灯式から角形4灯式に変更されると共に、1.6L/2L車も昭和53年排出ガスに適合しました。同時に、G6シリーズと共通のロングボディに4気筒エンジンを搭載し、4リンク式リアサスペションを採用する「G4シリーズ」が追加されました。

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

日産 ブルーバード2Dr HT 1976

こららの改良やラインナップ拡大にも関わらず販売不振が解消されなかった為、発売から僅か3年余りの1979年11月にフルモデルチェンジが実施され、6代目910型にバトンタッチされました。

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