[PR]記事内に広告が含まれています。

メルセデス・ベンツ W108/109 (1965-1972):テールフィンが廃止されV8エンジン車を追加

メルセデス・ベンツ 250S 1966

メルセデス・ベンツ 250S 1966

ダイムラー・ベンツは1965年のフランクフルト・ショーにおいて、1959年発売のW111型セダン(通称フィンテール)に代わる新型4ドアセダン、W108/109型「250/300」シリーズを発表しました。テールフィンが廃止されモダンなスタイリングに変貌した他、追ってV8エンジン搭載車が追加されるなどプレミアム志向が強められました。

スポンサーリンク
車の買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前にクルマの値段を把握しましょう。「ナビクル」などのWEBサービスなら、スマホやPCから簡単な入力で手軽に査定額がわかります。

基本メカニズムを踏襲

W111型同様、標準仕様とロングホイールベース仕様が用意されるボディのサイズは、全長4,900mm(標準仕様)/5,000mm(ロングホイールベース仕様)×全幅1,810mm×全高1,440mmで、W111型から全長が25mm、全幅が15mm拡大された一方、全高は60mm低いモダンなプロポーションとなりました。ホイールベースに変更はなく、標準仕様が2,750mm、ロングホイールベース仕様が2,850mmでした。

メルセデス・ベンツ 250S 1966

メルセデス・ベンツ 250S 1966

又、フロント:ダブルウィッシュボーン式/リア:スイングアクスル式のサスペンション形式や、リサーキュレーティング・ボール式のステアリング形式、FRの駆動方式など多くの基本メカニズムが踏襲された一方、ブレーキはW111型では上級グレードのみの採用に留まった4輪ディスク式が全車に標準化されました。

メルセデス・ベンツ 250S 1966

メルセデス・ベンツ 250S 1966

搭載エンジン及びグレード体系は、当初2.5L直6SOHCツインキャブレター仕様(最高出力130ps/最大トルク19.8kgm)搭載の「250S」、同燃料噴射仕様(最高出力150ps/最大トルク22kgm)搭載の「250SE」、3L直6SOHC燃料噴射仕様(最高出力170ps/最大トルク25.4kgm)搭載の「300SE」、そしてそのロングホイールベース版「300SEL」の4タイプが用意されました。

トランスミッションは、従来同様4速MT又は4速トルコン式ATが組み合わせられました。又、パワーステアリングが300SE/SELに標準装備され、250S/SEにはオプションで用意されました。そして1968年1月に、2.8L直6SOHCツインキャブレター仕様エンジン(最高出力140ps)搭載の「280S」と、同燃料噴射仕様エンジン(最高出力160ps)搭載の「280SE」「280SEL」が追加されました。

「600」用V8エンジン搭載車を追加

同時に250SE/300SEがカタログ落ちした他、300SELはエンジンが2.8L燃料噴射仕様に置換されると共に、エアサスペンションが装備されました。更に同年6月には、300SELをベースにフラッグシップセダン「600」用の6.3L V8SOHCエンジン(最高出力250ps/最大トルク51kgm)を搭載し、4輪ベンチレーテッド型ディスクブレーキやエアコンなどを装備した「300SEL6.3」が追加されました。

メルセデス・ベンツ 300SEL 1967

メルセデス・ベンツ 300SEL 1967

次いで1969年、同じく300SELのボディに3.5L V8SOHCエンジン(最高出力200ps/最大トルク29.2kgm)を搭載する「300SEL3.5」が追加され、250Sはカタログ落ちしました。続いて1970年には、同エンジン搭載のロングホイールベース版廉価グレード「280SEL3.5」と、標準ホイールベース版「280SE3.5」が追加された一方で、300SELが廃止されました。

メルセデス・ベンツ 300SEL 1967

メルセデス・ベンツ 300SEL 1967

更に1971年、4.5L V8SOHCエンジン(最高出力225ps/最大トルク38.5kgm)を搭載する「280SE4.5」「280SEL4.5」「300SEL4.5」がラインナップに加わり、280SELがカタログ落ちした為、全車V8エンジン仕様となりました。そして1972年、初代「Sクラス」(W116型)にバトンタッチして生産終了となりました。

車の買い替え前には、必ず一括査定で査定額を把握!

車の買い替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了すると、上の画像のようにすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る 下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

MBその他時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする
ビークルズ