1991年2月に初代モデルが登場した三菱自動車のRV車「シャリオ」は、1997年11月にフルモデルチェンジを実施し2代目モデルに移行しました。一足先にデビューしたミニバン「シャリオグランディス」とコンポーネンツを共有し、先代から基本的なコンセプトを受け継ぎながらも、オンロード志向に振ったグレードが設定されるなど新機軸も打ち出されました。
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より都会的なスタイリングに
ボディタイプは当初、左側のみに後席用スライドドアが備わる4ドアハッチバックのみの設定で、セミオープンモデルの「オープンギア」は廃止されました。スタイリングは、厳めしいデザインのフロントバンパーが廃止されるなど、より都会的なイメージに変貌しました。ボディサイズは全長4,280~4,480mm×全幅1,695~1,780mm×全高1,650~1,770mmで、先代と実質的に同等でした。
ホイールベースは30mm長い2,550mmに設定され、車両重量はやや増加し1,380~1,570kgとなりました。サスペンション形式は、先代同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:セミトレーリングアーム式が踏襲され、駆動方式も同じくFFとフルタイム4WDが設定されました。
先代からエンジン・ラインナップを変更
エンジンは、DOHC&GDI化された1.8L直4の4G93型(最高出力140ps/最大トルク18.5kgm)、先代からキャリオーバーされた2L直4DOHCターボの4G63型(最高出力250ps/最大トルク35kgm)、そして新設定された2.5L直4GDIの4G64型(最高出力165ps/最大トルク23.5kgm)の3種類のラインナップで、先代に設定のあった2LガソリンNAと2Lディーゼルターボは廃止されました。
トランスミッションは4G63型にのみ5速MTが用意された他は、全車スポーツモード付き4速トルコン式AT「INVECS-Ⅱ」に統一されました。発売時のグレード体系は、下から1.8L FF/フルタイム4WDの「X」「X2」「X2タイプS」、2Lフルタイム4WDの「スポーツギアX3」、2.4Lフルタイム4WDの「スポーツギアX」「スポーツギアX2」の全6タイプでした。
一方室内は、先代同様4人乗り仕様と5人乗り仕様が用意され、前者にはチップアップ式リアシートが採用されました。そして1998年6月に、1.8LのXをベースに仕様向上を図った新グレード「Xリミテッド」が、更に1999年1月には、更に充実した装備を持つ1.8Lの最上級グレード「スーパーエクシード」追加されました。
M/Cで5ドア車を追加
次いで1999年10月にマイナーチェンジが実施され、フェイスリフトや内装カラーの変更と共に、左右にスライドドアが備わる5ドア仕様が追加されました。同時に、新グレードとして1.8Lの「エクシード」と2.4Lの「スポーツギアエアロ」が設定され、Xリミテッド、スポーツギアX、スポーツギアX2は廃止されました。又、2Lターボ車のMT仕様が廃止され、全車4速ATに統一されました。
続いて2000年12月に、エクシードに代わる新グレード「ナビリミテッド」が設定されました。そして2002年8月に、後継モデルの発売もないまま生産終了となりました。3代目RVRが登場するのは、それから7年以上後の2010年2月の事でした。
RVR (1999)の口コミ中古車購入インプレッション
私の大学時代、親が買い替えをすると言っていたので、母が乗っていた三菱の1999年式のRVR、GF-N61Wを譲り受けました。色は黒でした。
友達も免許を取って中古で車を買っていましたが、改造世代でしたのでみんなしてスポーツカーを買って、座席を変えたり車高を低くしたり、ブラックライトをつけたり、マフラーを音のなるものにしたり、フワフワな布のようなものを敷いたり、ミラーの所にハワイアンな飾りをつけていました。
友達の車を日替わりで乗って出かけていましたが、みんな私のRVRが一番乗り心地が良いと言っていました。RVRが一番車高が高かったので、走りは静かでした。
四駆なので山道も問題なく、旅行で遠出をする時は、私の専門でした。みんなで草津の温泉に行った時は、私の車で行きました。四駆なので、山道も問題なく走れるからでした。車体は少し大きくて車高も高めだけれど、見通しもいいし運転しやすいし、何より、スピードを出しても安定していて、旅行にはもってこいでした。その後8年間RVRに乗っていましたが、不便だと思うことは一切なく、おかげで本当に快適な車ライフを送れました。
初代RVR
3代目RVR
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