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モーガン プラス8 (1968-2004/2012-):プラス4をベースに強力なエンジンを搭載した高性能版

モーガン プラス8 (1968-2004)

イギリスの自動車メーカーであるモーガン・モーター・カンパニーは1968年、1950年にリリースした「プラス4」をベースとした高性能スポーツカー「プラス8」を発売しました。基本設計はプラス4譲りながら、それよりも遥かに大排気量かつ強力なエンジンが搭載されました。その後、一時期生産中止に追い込まれたものの、現在は再び新車で入手することが可能となっています。

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2シーターのロードスターのみを用意

モーガン プラス8 (1968-2004)

プラス4をベースに改良を図ったフレームに架装されるボディのバリエーションは、ロードスターのみの設定で、プラス4に設定のあったドロップヘッドクーペは用意されませんでした。また、室内は2シーター仕様のみの設定で、4シーター仕様が設定されない点もプラス4とは異なっていました。

モーガン プラス8 (1968-2004)

スタイリングは、独立した前後フェンダーや飛び出したヘッドランプなど、プラス4の流れを汲むクラシカルな出で立ちが踏襲されました。初期型のボディサイズは全長3,708mm×全幅1,460mm×全高1,321mmで、プラス4から全長と全幅が若干拡大されたほか、ホイールベースも50mmほど長い2,489mmに設定されました。一方で、車両重量は同等の851kgに抑えられていました。

ローバー製V8エンジンを搭載

モーガン プラス8 (1968-2004)

駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは当初ローバー製の3.5L V8OHV SUツインキャブレター仕様(最高出力163ps/5,200rpm・最大トルク29.1kgm/2,700rpm)が搭載されました。このスペックは、プラス4に搭載されたトライアンフ製2.1L直4OHVと比較すると最高出力で62ps、最大トルクで11.4kgmも勝るものでした。

トランスミッションは、当初ローがノンシンクロの4速MTが組み合わせられました。パフォーマンスは最高速度200km/h・0-60mph加速6.7sで、近代的な設計のスポーツカーと比較しても遜色ないものでした。サスペンション形式はプラス4と共通で、フロントにモーガン独特のスライディングピラー/コイル式、リアに一般的なリジッド・リーフ式が採用されました。

モーガン プラス8 (1968-2004)

また、ブレーキもプラス4同様フロント:ディスク式/リア:ドラム式が採用されました。ステアリング形式は、パワーアシストを持たないウォーム&ナット式でした。その後、1972年にトランスミッションがフルシンクロ式に変更され、1976年にはトレッドおよび全幅の拡大が図られました。次いで1977年、4速MTに代わり5速MTが採用されました。

続いて1983年末にエンジンが燃料噴射仕様に変更され、アウトプットが最高出力193ps/5,280rpm・最大トルク30.4kgm/4,000rpmに向上しました。それにともない、パフォーマンスは最高速度209km/h・0-60mph加速5.6sに向上しました。次いで1990年、排気量が3.9Lに拡大され、スペックは最高出力193ps/4,750rpm・最大トルク31.8kgm/2,600rpmとなりました。

次いで1996年、オプションで4.6L V8OHVエンジン(最高出力223ps/5,000rpm・最大トルク36kgm/3,600rpm)が設定されました。そして2004年、ローバー製V8エンジンの生産終了にともない、プラス8の生産も一旦中止されました。

2012年にエンジンをBMW製に切り替えて復活

モーガン プラス8 “50th Anniversary” (2018)

2012年にBMW製4.8L V8DOHCエンジン(最高出力367ps/6,300rpm・最大トルク50kgm/3,400rpm)+6速MT(※オプションで6速トルコン式も用意)を搭載して復活を遂げました。

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