[PR]記事内に広告が含まれています。

ルノー ルーテシア (初代 クリオⅠ 1990-1998):5の後継モデルとして登場しカーオブザイヤーを受賞

ルノー クリオ 1990

ルノーは1990年5月、2代目「5」(シュペール5)の後継モデルとなるBセグメント・コンパクトカー「クリオ」を発表しました。基本メカニズムは5譲りながら、ボディサイズの拡大と共に内外装デザインが一新されました。優れたトータルバランスにより1991年度の欧州カーオブザイヤーに輝いた他、フランス国内ではベストセラーカーとなりました。日本では「ルーテシア」の名前で販売されました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

サスペンション形式は5から踏襲

ボディタイプは3ドア及び5ドアハッチバックのラインナップで、スタイリングは直線基調のボクシーなフォルムとグリルレスのフロントマスクが特徴でした。ボディサイズは全長3,790mm×全幅1,616mm×全高1,360mmで、シュペール5から全長・全幅が拡大された一方、全高は若干低められました。ホイールベースは2,472mmで、シュペール5から幾分延長されていました。

ルノー クリオ 1990

駆動方式はFFを踏襲し、エンジンは当初1.2Lシングルキャブレター仕様(最高出力54ps/最大トルク8.5kgm)、同電子燃料噴射仕様(最高出力54ps/最大トルク8.5kgm)、1.4L電子燃料噴射仕様(最高出力75ps/最大トルク10.9kgm)、1.7L電子燃料噴射仕様(最高出力90ps)、1.8L電子燃料噴射仕様(最高出力88ps/最大トルク14.5kgm)の5種類のガソリン直4SOHCが用意されました。

ルノー クリオ 1990

組み合わせられるトランスミッションは、5速MTと4速トルコン式ATが設定されました。又、サスペンション形式はシュペール5同様、フロントにマクファーソンストラット式、リアにトレーリングアーム/トーションバー式が採用されました。グレード体系は、下から「RL」「RN」「RT」「バカラ」のラインナップでした。

DOHCエンジン搭載の高性能モデルを追加

そして翌1991年、ガソリン1.8L直4DOHC16Vエンジン(最高出力135ps/最大トルク16.1kgm)を搭載する「16S/16V」と、ディーゼル1.9L直4SOHCエンジン(最高出力64ps/最大トルク12kgm)を搭載する「1.9d」が追加されました。更に1993年、ガソリン2L直4DOHC16Vエンジン(最高出力147ps/最大トルク17.8kgm)を搭載するラリー競技用ホモロゲーションモデル「クリオ・ウィリアムズ」がリリースされました。

ルノー クリオ 1990

次いで1994年のフェイスリフトにより、内外装の意匠を変更したフェイズ2に移行しました。続いて1996年の2度目のフェイスリフトによりフェイズ3となり、フロント廻りの意匠変更と共にガソリン1.1L直4SOHC電子燃料噴射仕様エンジン(最高出力54ps/最大トルク9.5kgm)が追加されました。そして1998年にフルモデルチェンジが実施され、2代目「クリオⅡ」に移行しました。

ルノー クリオ 1990

日本市場にはガソリン車のみが輸入されました。まず1991年10月に、1.4Lエンジン搭載3ドアのRN/バカラと3/5ドアのRT、そして1.8L DOHCエンジン搭載3ドアの「16V」が上陸しました。次いで1995年11月、フェイズ2に切り替えられると共に運転席SRSエアバッグシステムが標準化されました。

同時にグレード体系も変更され、1.4Lエンジン搭載3/5ドアの「RN1.4」、1.8L SOHCエンジン搭載3/5ドアの「RT1.8」と5ドアの「バカラ」、1.8L DOHCエンジン搭載3ドアの「16V」のラインナップとなりました。続いて1997年9月にフェイズ3に切り替えられると共に、グレードが1.4Lエンジン搭載3/5ドアの「RN」に一本化されました。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ルーテシア時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする