レクサスは、RXをマイナーチェンジし、2019年8月29日に発売した。
RXは、グローバルに展開するLEXUSブランドの中核モデルとして1998年の投入以降、ラグジュアリーSUV市場の先駆者として世界な人気を得ている。
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レクサスRX マイナーチェンジモデルの主な特長
サイドビュー
フロントバンパーからドアサイドまでキャラクターラインに連続性を持たせ、勢いのあるサイドビューとしている。また、サイドのドア下のロッカー形状からフロントグリル下端までがひと繋がりに抜けていくような造形のバンパー下端部でグリルを支えるような印象を付与し、力強さと安定感を表現。
リヤビュー
リヤバンパーサイドからバンパーの下側に繋がるラインと、リヤピラー下端のウィンドウグラフィックを合わせて車両後方へ抜ける造形とし、エレガントさを付与。さらにバンパー下端のマフラー、アンダーガードなどの部品を水平基調の意匠とし、ワイド感を強調している。
スピンドルグリル
スピンドルグリルにはL字モチーフのブロックメッシュパターンを採用。メッシュグリルに抑揚をつけ、中心部に向けて押し出しのある立体造形とすることで、バンパーサイドとの一体感を表現している。
ヘッドランプ
ヘッドランプはユニットの形状を従来型より小型化することでシャープな印象を持たせたほか、リヤコンビネーションランプは、上部にL字を4つ重ねたモチーフを配置し、下部はそのモチーフを反転させた造形とすることで、LEXUSとしてのアイデンティティを際立たせました。
インテリア
インテリアは、高い質感に加えナビゲーションのタッチディスプレイ化や充電用USBソケットの増設、スマートフォン収納箇所の追加、リモートタッチ(タッチパッド式)を採用するなど、より高い利便性を実現している。
バックドアにハンズフリーパワーバックドアを採用。キー携帯時に、リヤバンパーの下に足を出し入れすることでバックドアが自動開閉する。予約ロックの設定や挟み込み防止機能など、使いやすさと安全性を両立。
RX450hLのサードシートに2種類のシートポジションを設定しました。室内空間を重視したポジションと、ラゲージスペースを重視したポジションをシーンに合わせて選択可能となっている。室内空間を重視したポジションでは足元や膝周辺を広げたことで、快適性を向上。
RX450hLでは、セカンドキャプテンシートをオプション設定。ゆったりと座れるだけでなく、アームレスト、シートサイドのカップホルダー、スライド&リクライニング機構を設定することで快適性を高めている。
乗り心地、操縦安定性
スポット溶接の打点を増やすとともに、構造用接着剤の接着範囲も拡大するなど骨格を高剛性にすることで、優れた操縦安定性・乗り心地を実現。
サスペンション周りでは、ハブベアリングの剛性を高めることで車両の応答性を向上させるとともに、リヤスタビライザーバー径を拡大し、アンダーステアの軽減とロールの低減を図っている。また、コーナリング中、アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト(ACA)の採用や、EPSのチューニングなど徹底的な改良を加え、リニアなステアリングフィールと思い描いたラインを正確にトレースできる高い操縦安定性を実現。
ショックアブソーバーにフリクションコントロールダンパーを追加し、路面からの微小な入力による高周波振動を低減。フラットな乗り味と操舵時の応答性向上を実現。
シームレスな連続可変制御を可能にしたNAVI・AI-AVSの採用により、ショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御し、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りの両立をめざしている。
“F SPORT”
“F SPORT”らしいスポーティな走行性能を追求し、“F SPORT”専用チューニングを施している。しなりや微振動を速やかに吸収するパフォーマンスダンパーをフロントとリヤに装着したことで、ハンドリングの特性を一層シャープにするとともに、乗り心地と静粛性の向上。さらに、瞬時にロールを抑制する電動アクティブスタビライザーを採用することで、よりフラットな車両姿勢を実現している。
“F SPORT”を主張するデザインとして、Fメッシュパターンのスピンドルグリルとサイドグリルを採用したほか、スピンドルグリルとフロント・リヤバンパー下部に漆黒メッキをあしらい、ダークプレミアムブラック塗装の専用アルミホイールを装着。下部をダークトーンにコーディネート。さらに“F SPORT”専用のスポーツシートやアルミ製スポーツペダルを採用するなど、スポーティさを強調する内外装としている。
ブレードスキャン式AHS
新型RXでは、さらなる安全性を追求し、世界初のブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム(AHS)を設定。光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。ブレードミラーに反射した光が、レンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構のAHSとなっている。
残像効果で光は動いているように見えないが、ブレードミラーの回転に同期させて、LEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯、配光を細かく制御することができる。これにより、従来のAHSより細かい遮光が可能となり、ハイビームの照射範囲を広げることができ、対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することができる。
12.3インチタッチワイドディスプレイ
マルチメディアシステムは、新たにタッチディスプレイを採用。SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応している。iPhoneやAndroidTMスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携し、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性が大きく向上している。
Lexus Safety System +
予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能をさらに進化。従来の「Lexus Safety System +」に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、交通事故や事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指している。また、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求しました。
主な搭載技術
- 単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」
- 自動車専用道路等において設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する「レーダークルーズコントロール」および、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する高度運転支援機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」
- 先行車や対向車を眩惑しないよう、ハイビームの照射を制御する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」
- 単眼カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)
レクサス RXの新車価格
RX450h:ハイブリッド (3.5L V6+モーター)
グレード | 2WD | 4WD |
RX450hL | – | 7,815,273円 |
RX450h “version L” | 7,157,455円 | 7,422,545円 |
RX450h “F SPORT” | 7,334,182円 | 7,589,455円 |
RX450h | 6,156,000円 | 6,421,091円 |
RX300:ガソリン (直4 2.0L直噴ターボ)
グレード | 2WD | 4WD |
RX300 “version L” | 6,038,182円 | 6,303,273円 |
RX300 “F SPORT” | 5,910,545円 | 6,175,637円 |
RX300 | 5,036,727円 | 5,301,818円 |
価格は8%消費税込。
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