スズキ自動車は2016年12月26日、「スペーシア/スペーシアカスタム」をベースとした新型軽スーパートールワゴン「スペーシアカスタムZ」を発売しました。プラットフォームやパワートレイン、Aピラー以降のボディシェルをスペーシア/スペーシアカスタムと共有しながら、独自のフロントまわりのデザインやインテリアの採用により差別化を図ったモデルとなっています。
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アグレッシブなフロントマスクを採用
ボディタイプはスペーシア/スペーシアカスタム同様、左右に後席用スライドドアを持つ5ドアハッチバックで、スタイリング面では高められたエンジンフードや大型グリルの採用などによりアグレッシブになったフロントマスクが持ち味となっています。ボディ・ディメンションは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,735~1,740mm、ホイールベース2,425mmで、スペーシア/スペーシアカスタムと同一となっています。
また、車両重量はスペーシアカスタムと同一の870~950kgとなっています。駆動方式はスペーシア/スペーシアカスタム同様FFとフルタイム4WDが設定され、パワートレインも共通の0.66L直3NA(最高出力52ps/最大トルク6.4kgm)および同ターボ(最高出力64ps/最大トルク9.7kgm)が用意されます。また、組み合わせられるトランスミッションも、同様に全車CVTとなります。
JC08モード燃費は25.6~30.6km/Lで、スペーシアカスタムと同一の数値となっています。サスペンション形式は、これもスペーシア/スペーシアカスタム同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:I.T.L式となります。一方インテリアは、ブラック基調のカラーとチタンシルバーの加飾がこのモデルならではの個性となっています。
充実した装備
グレード体系は、NAエンジン搭載のベースグレードとターボエンジン搭載の「ターボ」の2タイプが基本で、装備面では全車にオートレベリング機能付ディスチャージヘッドランプ、オートライトシステム、LEDフロントフォグランプ、後席左側ワンアクションパワースライドドア、運転席シートヒーター、エコクール、リアヒーターダクトなどが標準装備されます。
さらに、スペーシア/スペーシアカスタム同様に、ステレオカメラ方式による衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」(前方衝突警報機能+前方衝突被害軽減ブレーキ機能+前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能+自動ブレーキ機能)、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能機能が装備される「デュアルカメラブレーキサポート装着車」が設定されます。
さらに、このモデルならではのパッケージオプションとして、後席右側ワンアクションスライドドアやナノイー搭載フルオートエアコン、バックアイカメラなどが装備される「ユーティリティパッケージ」が設定されることが特徴となっています。