日産 ブルーバード (8代目 U12 ’87-’91):基本メカニズムを踏襲しつつ歴代初の4WDを設定

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日産 ブルーバードSSSツインカム HT 1987

日産 ブルーバードSSSツインカム HT 1987

1959年に「ダットサン1000乗用車」の後継車種として発売された日産自動車の小型車「ブルーバード」は、1987年9月に4年ぶり7度目のフルモデルチェンジを受け、8代目U12型に移行しました。当初はパワートレインを含め基本メカニズムは先代からのキャリオーバーで、歴代モデル初の4WD車が設定された事が最大のトピックとなりました。

4WDはフルタイム方式「ATTESA」を採用

ボディタイプは5ドアワゴン/バンが先代U11型のまま継続生産された為、4ドアセダンと4ドアハードトップの2タイプとなりました。スタイリングは直線基調のボディラインを踏襲しつつ、若干丸みを帯びたフォルムに変化しました。ボディサイズは全長4,520mm×全幅1,690mm×全高1,360~1,375mmで、先代から全長が拡大された一方、ホイールベースは先代と同一の2,550mmでした。

日産 ブルーバードSSSツインカム HT 1987

日産 ブルーバードSSSツインカム HT 1987

駆動方式は先代同様FFがベースで、4WDのシステムは「ATTESA(アテーサ)」と呼ばれるセンターデフ式のフルタイム方式でした。サスペンション形式は4輪ストラット式を踏襲する一方で、4WD車のリアに回頭性向上に貢献する「スーパートーコントロールリアサスペンション」が採用されました。エンジンは当初、ガソリンは直4SOHC/DOHCのCA型が改良の上キャリオーバーされました。

日産 ブルーバードSSSツインカムターボ HT 1987

日産 ブルーバードSSSツインカムターボ HT 1987

ラインナップは、1.6L SOHC NAのCA16S型(最高出力79ps/最大トルク12.5kgm)、1.8L SOHC NAのCA18I型(最高出力88ps/最大トルク14.5kgm)、同DOHC NAのCA18DE型(最高出力135ps/最大トルク16.2kgm)、同ターボのCA18DET型(最高出力175ps/最大トルク23kgm)の4種類でした。その他に、2L直4SOHCディーゼルNAの改良型LD20Ⅱ型(最高出力67ps/最大トルク13kgm)も用意されました。

日産 ブルーバードSSSツインカムターボ HT 1987

日産 ブルーバードSSSツインカムターボ HT 1987

トランスミッションは、先代同様5速MTと3速/4速トルコン式ATが設定されました。グレード体系は、「サルーン」「スーパーセレクト」などのファミリー系と、スポーティ系の「SSS」シリーズがラインナップされました。更にSSSシリーズには、チューンナップされたCA18DET型エンジン(最高出力185ps/最大トルク24.5kgm)+ATTESA搭載のラリー用ベース車両「SSS-R」も設定されました。

M/Cでエンジンを置換

そして1989年10月のマイナーチェジで内外装デザインが変更されると同時に、1.6L車を除きエンジンが新世代の直4DOHCユニットSR型に置換されました。ラインナップは、1.8L NAのSR18Di型(最高出力110ps/最大トルク15.3kgm)、2L NAのSR20DE型(最高出力140ps/最大トルク18.2kgm)、同ターボのSR20DET型(最高出力205ps/最大トルク28kgm)の3種類でした。

日産 ブルーバードSSSツインカムターボ HT 1987

日産 ブルーバードSSSツインカムターボ HT 1987

次いで1991年5月、オーストラリア工場で生産される5ドアハッチバックセダン「オーズィー」が3か月間限定で発売されました。そして同年9月にフルモデルチェンジが実施され、9代目U13型に移行しました。

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