ホンダ ラグレイト (RL1 1999-2004):日本に輸入されたカナダ産北米向け2代目オデッセイ

ホンダ ラグレイト 1999-'04

ホンダ ラグレイト 1999-’04

ホンダのプレミアム・ミニバン「ラグレイト」は、1998年10月に発売された北米向け2代目「オデッセイ」の日本向けバージョンとして、1999年6月から国内販売が開始されました。ホンダ・カナダ工場で生産された車両が逆輸入され、国内向けオデッセイより一クラスハイグレードな「プレミアムライフ・ビークル」と位置付けられました。

国内向けオデッセイより一回り以上大きなボディ

ボディタイプは、国内向け2代目オデッセイ(RA6/7/8/9型)と同様5ドアの1.5ボックス型となるものの、オールヒンジドアを採用するオデッセイに対し、ラグレイトでは後席用ドアに電動スライド式が採用されました。ボディサイズは全長5,105mm×全幅1,935mm×全高1,740mm、ホイールベースは3,000mmで、オデッセイよりも一回り以上大きく、かつロングホイールベースでした。

ホンダ ラグレイト 1999-'04

ホンダ ラグレイト 1999-’04

又、車両重量も300kg以上重い1,950~1,990kgでした。室内は3列シート7人乗り仕様で、2列目シートが着脱式となる他、3列目シートはダイブダウンが可能でした。駆動方式はFFのみでオデッセイに設定のあったフルタイム4WDは用意されず、サスペンション形式も4輪ダブルウィッシュボーン式のオデッセイに対しフロントがストラット式となるなど、異なるメカニズムを備えていました。

ホンダ ラグレイト 1999-'04

ホンダ ラグレイト 1999-’04

エンジンはオデッセイの2.3L直4(最高出力150ps/最大トルク21kgm)に対し、3.5L V6SOHC VTECのJ35A型(初期型は最高出力205ps/最大トルク30.2kgm)が搭載され、トランスミッションはコラムタイプの4速トルコン式ATが組み合わせられました。グレード体系は、グレード名無しの標準グレードと上級グレード「エクスクルーシブ」が設定されました。

豪華な装備が特徴

装備面では、両グレードにSRSデュアルエアバッグシステムやEBD付きABSなどの安全装備や、デュアル・エアコンディショナー、DVDナビゲーションシステム、MDチューナーデッキ+6スピーカー、運転席&助手席8ウェイパワーシートなどの快適装備が採用されました。更にエクスクルーシブには、本革インテリア+運転席&助手席シートヒーターが標準装備されました。

ホンダ ラグレイト 1999-'04

ホンダ ラグレイト 1999-’04

そして2001年11月にマイナーチェンジが実施され、エンジンの改良によりアウトプットが最高出力240ps/最大トルク33kgmに向上すると共に、ATが5速化されました。同時に、全車にディスチャージヘッドランプや1列目シート用i-サイドエアバッグシステムなどが、エクスクルーシブに7インチワイドディスプレイ採用のインテグレーテッドモニターシステムが標準装備されました。

次いで2003年4月に実施された2度目のマイナーチェンジの際には、イモビライザーが標準化されました。そして2004年4月に日本での販売が終了となり、日本の国情に合わせボディとエンジンをダウンサイジングした「エリシオン」にバトンタッチされました。尚、北米市場では2005年まで販売され、同年北米向け3代目オデッセイに移行しました。