トヨタ アルファード買取り/下取り査定価格相場-2017年版

トヨタ アルファード 2015

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アルファードの「下取り価格」には２つの意味がある

車を買い換えようと思った時、今乗っているアルファードの処分方法として一番一般的なのが、ディーラーでの「下取り」だと思います。しかし、この「下取り価格」には色々な意味があります。

1. 下取りしたアルファードは業者オークションで販売し利益を得る

トヨタ アルファード 2015

ディーラーは新車を販売することで利益を上げているので「下取りはお客様サービス」と思っている人が多いかもしれません。しかし、残念ながらそれは間違いで、ディーラーは下取りしたアルファードでもキッチリ利益を出します。

中古車販売を併設しているディーラーを除き、一般的にディーラーは下取りした車両を業者専用のオークションに出品します。そのため、下取り査定に来たアルファードは業者オークションでどの程度の金額で取引されているかを調べ、オークションで売れそうな価格からディーラーの利益を引いた金額が基本的なアルファードの下取り価格となります。

この時設定されるディーラーの利益はアルファードの場合、約20～30万円程度で、一般的な買い取り専門店よりも利益幅が大きく設定してあります。ディーラーにとっては、新車販売での利益が本業で、下取りしたアルファードの売却利益は副業のような存在で、絶対に赤字を出さないように査定しています。

2. 販売する新車の値引きをアルファードの下取り査定に上乗せする

トヨタ アルファード 2015

これが「下取り査定」を不透明にしている元凶と言えますが、ディーラーは新車の値引き額を大きくする事を避けたがります。（口コミで「Aさんは20万円引いてもらったらしいんだけど…」といった値引き額の一人歩きを避ける意味や、中古車市場での値崩れを避ける意味などがあります。）

そのために、「本来ならアルファードの下取り査定はゼロ円ですが、10万円付けます」というように、本来のアルファードの査定額よりも高い金額を提示してきます。ただし、この「本来よりも高い金額の提示」は、

• 低めに見積もったアルファードの下取り額を高くする
• 新車の値引きを下取り額に回す

ということが合わさることで生み出されています。特に後者の「新車の値引きを下取り額に回す」事は、アルファードを下取りに出さなかった場合、新車の値引きとして受けられる金額なので、意味がありません。

「下取り査定」と「買取り査定」の違いを理解することが重要

「下取り査定」と「買取り査定」。同じ意味のように思えますが、車の乗り換えにおいては大きく意味が異なります。ディーラーにおける「下取り」は本業の新車を販売して利益を得ることに付加する利益ですが、ガリバーなど買取り専門店では買取りが本業であるため、本気度が異なります。また、買取り専門店は、ディーラーの下取りだけでなく、同業の買取り専門店もライバルであるため、買取り査定額の提示は真剣勝負です。この違いを理解することで、アルファードの買取り査定額を高くすることが出来ます。

アルファードの買取り査定を高くするポイント

トヨタ アルファード ハイブリッド H10W 2002-08

気になる新車があると、すぐにディーラーに行って現物を確認したくなりますが、その気持ちをグッと抑えてまずはネットでアルファードの一括査定サービスを受けましょう。ディーラーの下取り査定額が提示される前にアルファードの買取り査定を知っておくことで、ディーラーがどの位本気で下取り額を提示してきているのかが判断できます。

アルファードの買取り価格は「複数社の一括査定」で高くなる

業務で他社に仕事を依頼する際には複数社に見積もりを取って、内容と価格をチェックするのが一般的ですが、プライベートになるとおろそかになる人も多いと思います。しかし、アルファードの売却においても複数社に見積もりを出すと、各社のやる気が異なるため、提示額が大きく異なります。株式会社エイチームの「ナビクル」など、ネットの一括査定サービスを利用することで、一回の入力で、ガリバーやアップルなど大手買取り専門店の査定を申し込むことができます。

トヨタ アルファードの下取り/買取り査定価格の相場は？

トヨタアルファードは初代が1996年に登場して以来、扱いやすいサイズと室内の広さ人気車となり、現在では4代目が発売されています。各世代によって査定相場は異なりますので、それぞれのモデルについて買取り相場を調べました。

3代目アルファード AGH3#W/GGH3#W/AYH30W 買取り/下取り査定相場

トヨタ アルファード 2015

発売時期：2015年1月～

トヨタのフラッグシップミニバン「アルファード/アルファードハイブリッド」は、2015年に7年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、現行型となりました。

新たに「大空間高級サルーン」をコンセプトに掲げ、従来の単なるピープルムーバーとしてのミニバンから脱却し、高級乗用車としての性格が与えられた事が最大のポイントとなりました。

3代目アルファードの買取り/下取り査定価格：査定例

3代目アルファードの買取り/下取り査定価格：相場350万円～780万円

現行モデルとなる3代目は、新車価格が高く、人気も非常に高いので買取り価格は350万円～780万円程度となります。車両価格の幅が広いため、買い取り価格には非常に大きな幅があります。

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2代目アルファード ANH2♯W/GGH2♯W/ATH20W 買取り/下取り査定相場

トヨタ アルファード 350G L 2002-08

発売時期：2008年5月～2015年1月

トヨタのフラッグシップミニバン「アルファードV/G/ハイブリッド」は、2008年5月に6年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、車名がトヨペット店販売モデルは「アルファードV」から「アルファード」へ、ネッツ店販売モデルが「ヴェルファイア」へと変更され、車名の上では袂を分かつ事となりました。(ハイブリッドは途中から追加)

2代目アルファードの下取り/買取査定価格：査定例

2代目アルファードの買取り/下取り査定価格：相場150万円～330万円

販売終了からの期間も短く、新車価格が高い事、人気車種である事などから、買取り価格は150～330万円と高い買い取り価格と言えます。

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初代アルファード ANH1#W/MNH1#W/ATH10W 買取り/下取り査定相場

トヨタ アルファード H10W 2002-08

発売時期：2002年5月～2008年5月

トヨタのフラッグシップミニバン「アルファード」の初代モデルは、2002年5月、「日産・エルグランド」への対抗馬としてデビューしました。

トヨペット店で販売されるモデルが「アルファードG」、ビスタ店(後にネッツ店に併合)で販売されるモデルが「アルファードV」と区別されたものの、フロントグリルのデザインの相違を除けば実質的に同一の車種でした。

初代アルファードの買取り/下取り査定価格：査定例

初代アルファードの下取り/買取査定価格：相場10～120万円

販売終了から8年が経過しているものの、人気モデルなので買取り価格は高年式の低走行車であれば、それなりに高値となります。低年式の走行が多いものでも買取店であれば数万円の値段がつくケースもあります。

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