ダイハツ工業株式会社は、一部改良した軽乗用車「ムーヴ」「タント」を本日発表し、2015年5月11日(月)から全国一斉に発売する。
今回の一部改良では、ムーヴ、タント共に衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」を採用。60万台を越える販売を達成し、衝突回避支援システムとして軽自動車No.1の販売を誇る「スマートアシスト」のさらなる性能向上を図るため「カメラ」を新搭載することで、新機能の追加と、従来機能の性能向上を実現しながら、これらの先進デバイスをお求めやすい価格設定とした。
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衝突警報機能(対歩行者)や車線逸脱警報機能を追加
進化したスマートアシストⅡでは、新機能となる「衝突警報機能(対歩行者)」や「車線逸脱警報機能」を追加。さらに衝突回避支援ブレーキ機能の作動速度を約4~50km/h※2に拡大するなど、従来の機能も性能向上した。
また、タントは2014年度の軽自動車新車販売台数でNo.1になったことを記念して、好評のトップエディションにLEDフォグランプや専用14インチアルミホイール※3などを装備し魅力向上を図った。その他 パワースライドドアにワンタッチオープン機能の追加や、VSC&TRC※4を全車標準装備とするなど、使い勝手の良さと基本性能をさらに磨き上げた。
※1:2015年3月現在。ダイハツ調べ
※2:前方車両との速度差約30km/h 以内で作動
※3:カスタムX“トップエディションSAⅡ”に標準装備
※4:“VSC”“TRC”はトヨタ自動車株式会社の登録商標。(使用許諾済)
マイナーチェンジの概要
衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」の採用
従来のスマートアシストで搭載していた「レーザーレーダー、ソナーセンサー」に加え、
「カメラ」を新搭載し、機能追加や性能向上を実現。
機能追加
- 衝突警報機能(対歩行者)
約4~50km/h で走行中、前方に歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告
- 車線逸脱警報機能
約60km/h 以上で走行中に、ウィンカーを出さずに、走行している車線から車両がはみ出しそうになると、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告
性能向上
- 衝突回避支援ブレーキ機能
従来は、約4~30km/h で走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動することで、被害軽減や衝突回避を支援
今回は、約4~50km/h で走行中に前方車両を認識し(速度差約30km/h 以内で作動)、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動し、被害軽減や衝突回避を支援
- 衝突警報機能(対車両)
従来は約4~30km/h で走行中に前方の車両を認識していたが、スマートアシストⅡでは、約4~100km/h での走行中に前方の車両を認識し(速度差約60km/h 以内で作動)、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告
タントの使い勝手の良さや外観魅力を向上
- パワースライドドアにワンタッチオープン機能を追加し、ミラクルオープンドアの使い勝手の良さをさらに向上
- VSC&TRCを全車標準装備化することで、安全性を向上
- LEDヘッドランプをメーカーオプションで設定(X、Xターボ、G(いずれもSAⅡを含む)に設定)
- トップエディション全車にLEDフォグランプを採用
- カスタムX“トップエディションSAⅡ”のアルミホイール意匠を刷新
- ディープブルークリスタルマイカやシルキーグリーンパールなど新色5色を追加し、カラーバリエーションを充実
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