事故当時乗っていた車はスズキスイフト、グレードSE-Z、平成16年です。事故当時の状況でしたが朝の通勤時職場に向かう途中、職場から後100メートルという所でした。場所は住宅街で道路は片側一斜線で住宅街ということもあり、基本的に交通量は普段から少ない場所でした。乗車は私1人です。住宅街の交差している箇所で早く職場に着かなくてはという焦りでスピードが若干速かったため出合頭に衝突してしまいました。
車の前半分は完全に大破
事故の相手の相手側は若い女性が運転、後部座席に若い男性2人の計3人が乗っていました。相手の車は軽自動車でした。事故のダメージですが、私の車は相手の車にぶつかった衝撃(私の車は時速40キロ近くはありました)で民家の玄関、壁に正面から衝突。車の前半分は完全に大破してしまいました。
記憶では相手の車は左半分が大破している状態で、乗員3人の内1人が額から出血してました。ぶつけてしまった衝撃と相手の怪我の様子を見て私は完全に思考停止状態で地面にうずくまってしまいました。事故を起こしてから5分位で救急車がやって来まして有無をいわず救急車の担架に乗せられ市立病院に救急搬送されました。幸い私は胸の打撲全治3週間という軽症で済んだのが不幸中の幸いです。
相手は自賠責保険しか加入してなかった
病院では特に頭の衝撃の影響を調べるため、何回も検査を受けました。事故を起こした直後でしたので、相手の怪我の事を聞く余裕はありません。しかし一番心身共に大変な事になってしまったのは事故後の経過です。事故後ほどなくして分かりましたが、相手は自賠責保険しか加入しておらず、任意保険に加入していなかった為、事故処理に時間が係りました。
事故の翌日、同乗者の男性から直接会って示談はどうかと希望を突きつけられました。事故後、警察は私と相手の双方の連絡先、住所など個人情報を何の説明なく渡されマニュアル通りの対応だと感じました。それから私が加入していました保険会社から、事故処理の手続きと今後の流れの説明を受け、事故対応を保険会社に全てお任せしました。
保険会社は迅速な対応で安心
しかし、事故翌日電話があった同乗者の男性から1日複数回、「会って話をつけよう」という電話が毎日続き、私が「全ては保険会社が対応しますのでお会いする必要はない」との一点張りで通しました。でも相手は次第に苛立ちが募ったのか、段々高圧的な言葉になってきました。困った私は警察に相談に行きましたが、民事不介入という事なのか、全く相手にされませんでした。
結局、再び警察に行き「余りにも高圧的で脅迫に近い言い方」と私も強い明確な言い方で説明しました。その後、警察が動いたと察しますが、相手からの電話はピタリとなくなりました。
事故から学んだ事ですが、車に乗れば当たり前ですが自賠責、任意保険の加入の重要さを強く認識しました。事故処理で全ての手続き、交渉、フォローは保険会社任せです。保険会社の迅速な対応でとても安心出来ました。事故後はやはりスピード、安全確認に慎重になりました。事故が私にもたらした大きな教訓です。あの事故後、無事故で安全に運転出来てます。これからも安全運転を心がけます。