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アウディ50 (1974-1978):アウディ・ブランドのエントリーモデルとして誕生

アウディ50 1974

アウディ50 1974

1974年9月、アウディNSUアウトウニオンAGは同社のエントリーモデルとなるコンパクトカー「アウディ・50」を発売しました。「ゴルフ」の下位に位置するモデルの発売を計画していた親会社のフォルクスワーゲンが、市場の反応を見る為にアウディ・ブランドより先行リリースしたモデルで、翌年3月にフォルクスワーゲン・ブランドよりデビューした「ポロ」はボディを共有する姉妹車種でした。

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ボディは3ドアハッチバックのみ

ボディタイプは3ドアハッチバックのみの設定で、後に3ドアノッチバックセダンが追加されたポロと異なり、最後まで単一のボディ・ラインナップが貫かれました。スタイリングはゴルフに類似した直線基調のボディラインを持つものの、デザインはジウジアーロの手によるゴルフと異なり、ベルトーネに委託されたものでした。

アウディ50 1974

アウディ50 1974

又、ポロに対してはエンブレムが異なるだけで、基本的に共通のデザインでした。ボディサイズはポロと実質的に同等の全長3,510mm×全幅1,560mm×全高1,340mmで、ゴルフよりも一回り小さく、ホイールベースはそれより65mm短い2,335mmでした。車両重量は720kgで、ポロに対しては後述する搭載エンジンの相違により30kg程重かったものの、ゴルフとの比較では30kg以上軽量に抑えられていました。

1.1Lエンジンを搭載

サスペンション形式は、ゴルフやポロと同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:トレーリングアーム式で、駆動方式も同様にFFが採用されました。搭載されたエンジンは1.1L直4SOHCシングルキャブレター仕様(最高出力50ps/60ps)で、ポロが当初0.9L直4エンジン(最高出力40ps)を搭載してデビューしたのに対し、アウディ・ブランドに相応しい上級路線が取られてました。

アウディ50 1974

アウディ50 1974

又、組み合わせられるトランスミッションはポロと同様の4速MTで、1~4速のギアレシオも共通であったものの、出力に余裕がある為ファイナルレシオが高められていました。グレード体系は標準グレード「LS」と上級グレード「GL」の2タイプで、前者には50ps仕様エンジンが、後者には60ps仕様エンジンが搭載されました。

アウディ50 1974

アウディ50 1974

その他の機構面では、ラック&ピニオン式のステアリング形式やフロント:ディスク式/リア:ドラム式のブレーキ形式などはポロと共通で、4.5J×13+135SR13のホイール&タイヤサイズも同一でした。販売はポロと異なり欧州のみで行われ、ヤナセによる日本市場への正規輸入もありませんでした。その後、ポロより3年早く1978年に生産終了となりました。

アウディ50 1974

アウディ50 1974

世代交代を繰り返し現在も販売が続けられているポロとは対照的に、後継車種がリリースされる事はなく、50のモデル名は1代限りでラインナップから消滅しました。

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