フィアット ウーノ (初代 1983-1995):優れたトータルバランスによりベストセラーに

フィアット ウーノ 1983

フィアットは1983年初頭、基本設計を1971年に遡り旧態化が目立つようになった「127」に代わる新型FFハッチバック・コンパクトカー、「ウーノ」をリリースしました。同社として初めてロボットによる生産が実施されたこのモデルは、優れたトータルバランスや居住性により発売早々からベストセラーカーとなり、同年度のヨーロッパ・カーオブザイヤーにも輝きました。

デザインはジウジアーロが担当

3ドアと6ライトウィンドウの5ドアが用意されるボディは、ジョルジェット・ジウジアーロによりデザインが手掛けられ、ボクシーなフォルムながらハッチバック車としてトップレベルとなるCd値0.34の空力特性を実現していました。ボディサイズは全長3,645mm×全幅1,550mm×全高1,432mmで127から若干拡大され、ホイールベースは100mm以上長い2,360mmとなりました。

フィアット ウーノ 1983

搭載エンジン及びグレード体系は、当初0.9L直4OHV(最高出力45hp)の「45フォーミュラ」及び低燃費仕様の「ES」、1.1L直4SOHC(最高出力55hp)の「55」、1.3L直4SOHC(最高出力70hp)の「70S/SX」がラインナップされました。トランスミッションは、4速又は5速のMTが組み合わせられました。

サスペンション形式は、フロントは127同様のマクファーソンストラット式が踏襲された一方、リアはウィッシュボーン式からトレーリングアーム式に変更されました。そして同年5月に1.3L直4SOHCディーゼルエンジン(最高出力45hp)搭載の「1.3D」が、更に10月には1.3LガソリンエンジンにCVTを組み合わせた「マティック70」が追加されました。

フィアット ウーノ 1983

次いで1985年、45フォーミュラに代わり1L直4SOHCエンジン(最高出力45hp)を搭載する「45ファイア」が設定されました。続いて翌1986年にはESがカタログ落ちした一方で、0.9Lエンジン搭載車がグレード名を「スティング」に変えた上で復活を果たしました。同時に、55に代わり1.1Lエンジンの最高出力を58hpにアップして搭載する「60S/ファミリー」が設定されました。

ターボモデルも追加に

更にこの年には、エアロパーツが備わるボディに1.3L直4ガソリンターボエンジン(最高出力105hp)+5速MTを搭載し、4輪ディスクブレーキを奢ったホットハッチ「ターボi.e」が登場しました。次いで1987年、1.4L直4SOHCディーゼルターボエンジン(最高出力70hp)を搭載する「1.4TD」が追加されました。

フィアット ウーノ 1983

続いて1989年のビッグマイナーチェンジで内外装デザインが一新されると同時に、エンジン及びグレード体系の見直しが行われました。ガソリン・モデルは、60S/ファミリーに代わり1.1Lエンジン(最高出力56hp)を搭載する「60SX」が、70S/SXに代わり1.4L直4SOHC燃料噴射仕様エンジン(最高出力71hp)を搭載する「70i.e」が設定された他、ターボi.eのエンジンが1.4L直4SOHCターボ(最高出力116hp)に置換されました。

一方ディーゼル・モデルには、1.7L直4SOHC(最高出力60hp)搭載の「1.7 60D」が追加されました。そして1993年に後継モデル「プント」が発売された事を受けラインナップを大幅に縮小、2年後の1995年には全車生産終了となりました。ウーノは世界数か国でラインセンス生産が行われ、ブラジルでは2013年まで生産が続けられました。

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