
フリード HYBRID G Honda SENSING(シーグラスブルー・パール)
フリードの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、ハリアーの長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどホンダ フリードの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にフリードのお買い得度を総合評価しています。
フリードはどんなクルマ?

フリード HYBRID G Honda SENSING(シーグラスブルー・パール)
ホンダ「フリード」は、コンパクトな5ナンバーサイズのボディに3列シートを備えるミニバンとしてデビュー、人気を博しました。そして2016年9月16日、2代目となる新型フリードがデビュー。
モデルチェンジによって強力なライバルとして生まれ変わったトヨタ シエンタに対抗すべく、パッケージングを見直し室内空間を大幅に改善すると共に、待望のフルハイブリッドを装備しました。
また、初代フリードでは若者向けに内外装をアレンジした派生車種「フリード スパイク」がありましたが、新型フリードでは「フリード+(プラス)」に名称を変更。外装での差別化は殆どなくなり、フリードが3列(6人乗り/7人乗り)、フリード+が2列シート5人乗りとして構成されています。
フリードの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~6万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 10~15万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 15~20万円 |
フリードの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
モデルチェンジから期間が経過し新型フリードの値引きは少し緩くなってきました。シエンタという強いライバルもいるので、しっかりと競合させて大きな値引きを引き出しましょう。
フリードの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
販売状況も落ち着き、フリードの納期は標準的となっています。
フリードの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事

フリード+ HYBRID CROSSTAR Honda SENSING インテリアカラー:ブラック
「フリードの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、フリードの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる フリードを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
フリード/フリード+のグレード別 新車価格
- HYBRID:1.5L アトキンソンDOHC i-VTEC+i-DCD
- ガソリン:1.5L 直噴DOHC i-VTEC
FREED
グレード | 駆動 | 乗員数 | 税込価格(円) |
HYBRID CROSSTAR Honda SENSING |
FF | 6人乗り | 2,781,900円 |
4WD | 3,018,400円 | ||
HYBRID G Honda SENSING |
FF | 7人乗り | 2,583,900円 |
6人乗り | 2,561,900円 | ||
4WD | 2,798,400円 | ||
CROSSTAR Honda SENSING |
FF | 2,380,400円 | |
4WD | 2,616,900円 | ||
G Honda SENSING | FF | 7人乗り | 2,182,400円 |
6人乗り | 2,160,400円 | ||
4WD | 7人乗り | 2,418,900円 | |
6人乗り | 2,396,900円 | ||
B Honda SENSING | FF | 1,997,600円 |
FREED+(フリード プラス)
グレード | 駆動 | 乗員数 | 税込価格(円) |
HYBRID CROSSTAR Honda SENSING |
FF | 5人乗り | 2,803,900円 |
4WD | 3,040,400円 | ||
HYBRID G Honda SENSING |
FF | 2,583,900円 | |
4WD | 2,820,400円 | ||
CROSSTAR Honda SENSING |
FF | 2,402,400円 | |
4WD | 2,638,900円 | ||
G Honda SENSING |
FF | 2,182,400円 | |
4WD | 2,418,900円 |
※価格は2019年10月18日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
フリードのグレード選び
フリードのグレード構成と価格帯
基本的なグレード構成はエントリーグレードの「B Honda SENSING」、中間グレードの「G Honda SENSING」、アウトドアテイストの上級グレード「CROSSTAR
Honda SENSING」があります。
2017年12月14日にスポーティな「Modulo X(モデューロ エックス)」が追加となりました。
モデルライフ前半に設定されていた上級仕様の「EX」、「Modulo X」は2019年10月18日のマイナーチェンジにて設定が廃止されました。
2WDでの価格は、「B Honda SENSING」(ガソリン)の1,997,600円から「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」(ハイブリッド)の2,781,900円までで、価格差は78万円となっています。
フリードのパワートレイン
パワーユニットはハイブリッド(1.5L+モーター)、1.5Lガソリンの2種類。4WDは6人乗りのみに準備されています。
搭載が噂されていた1.0L直噴のダウンサイジングエンジンは設定がなく、シエンタが人気となっている理由の1つであるフルハイブリッドシステムをフリードも優先したようです。
ガソリンエンジン車のスペック
- エンジン形式:L15B
- エンジン種類・シリンダー数及び配置:水冷直列4気筒横置
- 総排気量:1,496cc
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 最高出力:96kw[131PS] / 6,600rpm
- 最大トルク:155N・m[15.8kgf・m] / 4,600rpm
ハイブリッド車のスペック
エンジン
- エンジン形式:LEB
- エンジン種類・シリンダー数及び配置:水冷直列4気筒横置
- 総排気量:1,496cc
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 最高出力:81kw[110PS] / 6,000rpm
- 最大トルク:134N・m[13.7kgf・m] / 5,000rpm
モーター
- 最高出力:22kw[29.5PS] / 1,313-2,000rpm
- 最大トルク:160N・m[16.3kgf・m] / 0-1,313rpm
ハイブリッド車のエンジンはガソリン車と同じ排気量ながら最高出力・最高トルクを抑えた設定にしています。また、モーターは最高出力こそエンジンより低いですが、0回転からエンジンより大きな最大トルクを発揮。発進、加速時の力強さに貢献します。
ハイブリッドかガソリンか
ハイブリッドとガソリン車の価格差はおよそ40万円。コンパクトなボディに1.5Lのエンジンで7人乗車が可能なフリード。少人数の乗車で街乗りが中心であればガソリンエンジンでも十分ですが、多人数乗車で利用する事が多い人ならハイブリッドを選択するのが良いと思います。
5人乗り、6人乗り、7人乗りどれを選ぶか

フリード HYBRID G Honda SENSING(7人乗り)インテリアカラー:モカ
新型フリードでは、3列シート仕様が6人乗り(2列目2名)と7人乗り(2列目3名)、フリード+が5人乗りで、家族構成などに合わせて幅広い選択肢となっています。

フリード G・Honda SENSING(6人乗り)インテリアカラー:モカ
夫婦+子供2人の4人家族で、たまに両親を乗せるような3世代利用が想定されるような状況なら6人乗りがおすすめです。

フリード+ HYBRID G Honda SENSING インテリアカラー:ブラック
フリードのおすすめグレード
フリードらしい使い勝手の良さを比較的低予算で満喫でき、装備のバランスが良い「フリード G Honda SENSING (6人乗り、2WD)」がおすすめです。
フリードの見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「フリード G Honda SENSING (6人乗り、2WD)」に以下の装備を選択したケース
- ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器(ナビ連動)
- エントリー インターナビ VXM-205Ci ナビスペ用
- フロアカーペットマット スタンダード ガソリン車 2列目キャプテンシート用
車両本体 | ¥2,275,900 |
ディーラーオプション | ¥150,216 |
自動車税(11月登録) | ¥10,100 |
自動車税環境性能割 | ¥18,600 |
自動車重量税 | ¥16,800 |
自賠責保険(37か月) | ¥36,780 |
手続き費用 | ¥46,440 |
預かり法定費用 | ¥6,000 |
リサイクル費用 | ¥10,350 |
合計(乗り出し価格) | ¥2,571,186 |
ナビ、ETC、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で13万円と端数をカットしてもらった場合、「フリード G Honda SENSING (6人乗り、2WD)」の乗り出し価格は244万円となります。
(見積りは2019年10月22日時点)
フリードの実燃費(2名乗車時の目安)
ハイブリッド車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 19~23km/L |
郊外・幹線道路 | 20~24km/L |
市街地 | 15~21km/L |
ガソリン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 17~20km/L |
郊外・幹線道路 | 13~17km/L |
市街地 | 11~14km/L |
フリード ハイブリッドは、EV走行が可能なフル・ハイブリッド方式に進化。渋滞のある市街地では停止からの走行開始や、低速走行でハイブリッドの利点が活き、高燃費が期待出来ます。一方、高速道路では車高の高いミニバンのため空気抵抗が大きいことや、減速によるバッテリーへの充電が行われにくい事から、ハイブリッドの利点があまり発揮出来ないため、燃費は伸びにくい傾向にあります。
ガソリンエンジン車もハイブリッド程の燃費ではないものの、フィット譲りの低燃費性能を発揮し、3列シートを持つミニバンとしてはた好燃費と言えます。
フリードのリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
フリードの属するコンパクトミニバンは新車市場、中古車市場ともに非常に人気があります。フリードはモデルライフ中盤である事から、3年程度の短期、5年以上長期の乗り換えの際にフルモデルチェンジを迎え旧型となる場合があります。
このことから車種としてのリセールバリュー高いものの、フルモデルチェンジによる型落ちを考慮すると、リセールバリューは短期では高め、長期でのやや高め、という傾向となります。
ホンダ フリードのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2016年9月16日 フルモデルチェンジ 2代目フリード発売
初代フリードで確立したコンパクトで高密度なパッケージングやハイブリッドを進化させた2代目フリードがデビューしました。
2017年12月15日 「フリード Modulo X」追加
ホンダのスポーティブランド「Modulo」を関した「フリード Modulo X」が追加となりました。

2019年10月18日 フリード マイナーチェンジ

フリード HYBRID CROSSTAR Honda SENSING(プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックⅡ)
内外装デザインの刷新とクロスオーバースタイルの新グレードCROSSTAR(クロスター)を追加。

ホンダ フリード/ハイブリッドの競合はコレ!
フリード/ハイブリッドを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ シエンタ
大ヒットしたフリードをじっくりと研究し、同様のパッケージングでモデルチェンジしたトヨタ シエンタが有力なライバルです。先代シエンタでは、3列目シートに大人が座るのは非常に窮屈でしたが、シートを巧みにレイアウトし大人がしっかり座れる3列目シートとなりました。
初代フリードがEV走行モードのないマイルドハイブリッドであったのに対し、シエンタはフルハイブリッドを搭載。発売直後から爆発的な人気車種となっています。しかし2代目となる新型フリードもフルハイブリッドとなり、商品力では互角となりました。フリードと競合させる事で少しでも値引き額を引き出しましょう。
関連


スズキ ソリオ

スズキ ソリオ HYBRID MZ (ピュアホワイトパール)
シエンタ、フリードとは違い2列シートとなりますが、スズキ ソリオもコンパクトなミニバンとして人気があります。
2020年12月4日にフルモデルチェンジを実施、全長を80mmするなどより使い勝手が向上しました。

競合車を使ってフリードの値引き交渉を
フリードの値引きを引き出すにあたっては、上記のシエンタ、ソリオの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、フリードの値引きを引き出し易くなります。
フリードの長所と欠点
フリードの長所
3列シート車としては抜群の取り回し
全長4,265mm、全幅1,695mmと、3列シートを持つミニバンとしては非常にコンパクトで、縦列駐車や車庫入れ、狭い道での離合など多くのシーンで運転のしやすさを体感できます。特に運転の苦手な奥さんを持つ夫婦での共用の場合などでは、1クラス上のミニバンよりも安心して運転できるのが人気の理由といえます。
コンパクトにする事で3列目シートの居住性が気になりますが、フリードはパッケージングを工夫し、3列目シートも実用的な広さを確保しています。
さらに広く便利になった室内空間

フリード CROSSTAR Honda SENSING インテリアカラー:ブラック
初代フリードはコンパクトなショートボディに広い室内空間、そして3列シートの装備でいちやく人気車種となりました。2代目となる新型フリードではその特徴をさらに進化。1列目と3列目のヒップポイントは初代フリードと比べ90mm増加。また2列目のシートスライド量も120mm増加し、2列目の快適度がアップしました。
また、1列目と2列目のフラットモードや2列目と3列目のフラットモードなど多彩なシートアレンジも可能となりました。
フリードの欠点
保守的な外観デザイン

ホンダ フリード 2019マイナーチェンジモデル
コンパクトなボディサイズに3列シートを配置し、待望のフルハイブリッドを装備したフリード。シエンタが優れたパッケージングとフル・ハイブリッドで攻勢を掛けてきた事で、人気を奪われましたが、新型フリードの投入により、さらに競争が激しくなりそうです。
最大のライバルであるトヨタのシエンタがアグレッシブな外観デザインを採用したのに対して、フリードはかなり保守的なデザインでまとめました。トヨタが「攻め」でホンダが「守り」という以前とは真逆の事が起きています。
フリードの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
日常の足としても使いやすいコンパクト3列ミニバン

フリード HYBRID G Honda SENSING(シーグラスブルー・パール)
市街地で日常の足として使うには非常に使い勝手の良いボディサイズに3列シートで子供の送迎に活躍するコンパクトなミニバンとして人気のフリード。
運転が得意ではない奥さんとの共有にもピッタリです。3列目まで大人が乗って高速で長距離を移動するにはちょっと狭いですが、殆どのユーザーが多人数乗車で長距離移動は滅多にしないでしょうから、日本のファミリーユーザーにはジャストサイズと言えるでしょう。
1.5Lエンジンを搭載するベーシックな「B Honda SENSING」が199万円からラインナップ。乗員数がフリード+の5人から6人、7人と3種類、パワーユニットはハイブリッドも用意され、SUVテイストのクロスターも追加となりました。
ただし、あれもこれもと欲張ってしまうと、ステップワゴンのベーシックグレードよりも高くなるので、色々欲しい気持ちをグッと堪えるのが大変かもしれません。
フリード/ハイブリッドの買取り・下取り査定相場を知りたいなら
