私が免許取り立てで、最初に乗った車はトヨタのランドクルーザーです。正式には、トヨタ ランドクルーザー80VX 4ドアの1989年式です。当時、四駆は少なく、友人が三菱パジェロにのっていましたので、どうしても四駆に乗りたくて、頑張って免許をとったようなものです。
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当時まだ四駆は少なく、とにかく目立っていた
私は最初から、新車を購入しました。最初に乗る車は変な癖がないものがいいという周りの友人の意見と、自分流に車を飾ってみたかったので、ピカピカな新車を選びました。しかも色は目立つ赤です。
自己流ランクルを育てるには、赤が一番イメージにあったことと、やはり、女性なので、かわいい車にしたかったのです。オプションでは前のバンパーにウインチをつけ、とにかく目立っていたのは間違いないと思います。購入先のトヨタのディーラー担当者も購入にびっくりしたくらいです。
購入して早速私は、友人の集まる地元の四駆会に入れてもらいました。毎週のように、ツーリングに行ったり、キャンプに行ったり、オフロードを走りに行ったり、とにかく楽しい思いは満載です。
全部で15台くらい連なって、四駆が走る姿は、凄く圧巻で、見事で、本当に毎週楽しみな会で、私の自慢の会でした。昔は海岸に気軽に入れるところも多く、私は愛車で、砂浜を走ることが一番楽しくて、大好きでした。
得意のウインチで引っ張り、助けてあげたことも
大きな砂山を順番に乗り越えてみよう、と誰かの企画で、みんながノリノリでチャレンジして、友達のジープ(ジムニー)が砂山を登ったところでバランスを失い、車ごと回転しながら下に落ちてしまった時はびっくりしましたが、乗っていた友人に怪我はなく、ジムニーこそ廃車になりましたが、笑って過ごせる内容ばかりでしたので、ツーリングの思い出は沢山あります。
毎年、元旦に朝日を見に行く行事も恒例で楽しく盛り上がったものです。みんな自分の愛車の自慢話と体験談などで、笑い合ったものです。時には普通車が海岸で動けなくなっていたので、私の得意のウインチで引っ張り、助けてあげたこともあり、私の愛車は大活躍で、最初の1年で4万キロも乗ってしまいました。
それでも故障はなく、事故もありませんでしたので、相変わらず毎週のように、ドライブに出かけました。中も広く、車体は大きいですが、運転席は高いので、運転はしやすいです。それに、小さな車はみんな道を譲ってくれましたので、運転面に対しても問題なく、全てがお気に入りでした。
しかし、維持費の問題と車の老朽化により5年後には手放しました。今では大きい車を必要としませんし、維持費もかからない、普通の車に乗っていますが、この赤いランクルとの思い出は忘れることができません。大切な思い出の一台です。