マツダ MPV (3代目 LY 2006-2016):広大な室内空間とワイド&ローなボディが特徴

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

マツダのプレミアム・ミニバン「MPV」は、初代モデルが1988年にデビューし、2006年2月に実施されたフルモデルチェンジにより3代目の現行型となりました。2代目モデルに対しボディのプロポーションやディメンションが変わった他、国産ミニバン最大級の室内空間を実現した事が特徴となっています。又、パワートレインの変更により燃費も改善されました。

ボディは低く流麗なプロポーションに

ボディは左右にスライドドアを備える5ドアキャブオーバー型を踏襲しつつ、ボクシーなイメージから一転し、Aピラーが寝かされた事などによりステーションワゴン的な流麗なプロポーションに変貌しました。ボディサイズは全長4,860mm×全幅1,850mm×全高1,685mmで、全長と全幅が拡大された一方で全高が低くなり、ワイド&ローなプロポーションに変貌しました。

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

ホイールベースは100mm以上延長され2,950mmとなり、ボディ拡大に伴い車両重量も大幅に増加し1,720~1,910kgとなりました。サスペンション形式は、フロントが先代同様のマクファーソンストラット式を踏襲、リアはトーションビーム式からマルチリンク式に変更されました。インテリア面では、先代譲りの「KARAKURIシート」を採用した他、乗車定員が1人増えた8人乗りでスタートしました。

ターボ車を設定しトランスミッションを多段化

パワートレインは、先代から2.3L直4NAのL3-VE型エンジン(最高出力163ps/6,500rmp・最大トルク20.7kgm/3,500rpm)+4速トルコン式ATを踏襲しながら燃費が向上し、駆動方式はまずFFから発売されました。3L V6エンジンは廃止され、それに代わるものとして翌3月に2.3L直4ターボのL3-VDT型エンジン(最高出力245ps/5,000rmp・最大トルク35.7kgm/2,500rpm)搭載車が追加されました。

マツダ MPV 23S 2015 (出典:mazda.co.jp)

マツダ MPV 23S 2015 (出典:mazda.co.jp)

出力・トルク共にV6車を凌ぐ他、6速ATとの組み合わせにより燃費も向上しました。更に4月には、NA車・ターボ車共にフルタイム4WD仕様が追加されました。4WDの方式は先代とは異なり、電子制御アクティブトルクコントロールカップリング方式に刷新されました。又、NA車のトランスミッションも6速ATとなる他、エンジンの最大トルクがFF車と異なり21.4kgm/4,000rpmとなります。

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

M/Cでイメージチェンジし、その後ターボ車を廃止

2008年1月にマイナーチェンジを実施し、フロント廻りとリア廻りのエクステリアやインテリアのデザインが刷新されると同時に、FF・NA車のトランスミッションが5速ATに変更されました。装備面では、ナノイー空気清浄装置を採用した他、運転席8Wayパワーシートや本革&木目調ステアリング、イージークロージャー付パワーリアゲート、サードシート電動復帰機能などが備わる「Lパッケージ」が設定されました。

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

マツダ MPV 23S L Package 2015 (出典:mazda.co.jp)

次いで2010年7月の仕様変更の際にターボ車が廃止され、2012年11月には乗車定員が7人に減らされた一方で、全席に3点式シートベルトを採用するなどの仕様変更が行われました。そして2014年8月の仕様変更で、横滑り防止装置「DCS」とトラクションコントロールが全車に標準装備されました。

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