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ホンダ 新型シビックの値引き/納期/実燃費レポート
(2019年2月1日更新)
ホンダのCセグメントカー「シビック」は、1972年の発売からホンダの基幹車種として北米、欧州をはじめ世界戦略車としてモデルチェンジが繰り返されてきました。
ただ、日本市場においてはミニバン、軽自動車、SUVに人気が移行し、ベーシックなセダン・ハッチバックが苦戦を強いられる状況にあり、シビックはラインナップから消えていました。
そして2017年9月、10代目となるシビックは再び国内でも販売されるようになりました。
ホンダ 新型シビックの新車値引き相場
シビック セダン/ハッチバック
- オプション含む平均値引き相場:14万円
- 車両本体の値引き目標額:13万円
シビック TYPE R
- オプション含む平均値引き相場:15万円
- 車両本体の値引き目標額:15万円
ホンダ 新型シビックの新車値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
セダン/ハッチバック人気を考えれば、もう少し値引きを引き出したいところですが、モデルライフ前半という事もあり値引きは渋めの状況です。
シビック TYPE Rは、値引きして販売するような車種ではないの渋めですが、車両価格が高い為、セダン/ハッチバックよりは値引き額は少し大きめの傾向です。
ホンダ 新型シビックの納期:長い
シビック セダン
- 納期:3ヵ月~4ヵ月
シビック ハッチバック
- 納期:6ヵ月
シビック TYPE R
- 納期:7ヵ月
シビックはセダンが国内生産、イギリスで生産と生産国が異なる為、ボディタイプによって納期が異なっています。全タイプ共通として国内での大量販売を目指していないようで、納期が長いからと言って増産、という事にはならないようです。
ホンダ 新型シビックの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「ホンダ シビックの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、ホンダ シビックの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずはかんたん査定ガイドなど、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【65万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
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ホンダ シビックの価格/グレード/実燃費
ホンダ シビックのグレード別 新車価格
グレード | JC08モード燃費 | 税込価格 |
シビック セダン(CVT) | 19.4km/L | 2,650,320円 |
シビック ハッチバック(CVT) | 18.0km/L | 2,800,440円 |
シビック ハッチバック(6MT) | 17.4km/L | |
シビック TYPE R(6MT) | 12.8km/L | 4,500,360円 |
※価格は2018年7/16現在のメーカー小売希望価格(税込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ホンダ シビックのグレード選び
パワートレイン
パワーユニットはセダン/ハッチバックが1.5L直4ターボの1種類、TYPE Rが2.0L直4ターボの1種類となっています。
トランスミッションはセダンがCVTのみ、ハッチバックがCVTと6MT、TYPE Rが6MTのみで、駆動は全てFFで4WDの設定はありません。
グレード
各ボディタイプごとのグレード設定はありません。
価格帯
価格は、「シビック セダン(CVT)」の2,650,320円から「シビック TYPE R(6MT)」の4,500,360円までで、価格差は185万円となっています。
ホンダ シビックの実燃費(セダン、2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 13~15km/L |
郊外・幹線道路 | 12~14km/L |
市街地 | 10~12km/L |
1.5L直4ターボの燃費はおおよそ2.0L自然吸気エンジンと同等です。高速道路など流れの良い場面でアクセルをあまり開かない走行を心掛ければ、ターボによる加給があまりされずにダウンサイジングターボらしい低燃費性能を発揮できます。
一方で、6MT車はをマニュアルトランスミッション活かして積極的にエンジン回転を上げるスポーツドライビングを楽しめば、当たり前ですが大量にガソリンを消費しますので、上記のような燃費より大幅に悪化しますので運転次第です。
ホンダ シビックのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2017年9月29日 10代目シビック 国内販売開始
ホンダの国内車種ラインナップから消えていたシビックが国内販売を再開しました。
セダン/ハッチバックに加えTYPE Rも同時にラインナップされました。
ホンダ シビックの競合はコレ!
ホンダ シビックを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ カローラスポーツ
2018年6月に発売されたカローラスポーツが競合となります。オーリスのモデルチェンジのタイミングで名称をカローラブランドに戻し、国内でのカローラブランドの挽回を図っています。1.2L直4ターボと1.8L直4+モーターのハイブリッドを設定しており、トヨタが推進する次世代車両通信技術「コネクティッド」採用の1号車となっています。
マツダ アクセラ スポーツ/セダン
ヨーロッパでの評価が高いマツダ アクセラがライバルと言えます。
ハイブリッドはセダンのみの設定で、ハッチバックのアクセラ スポーツにはハイブリッドがラインナップにありませんが、ハイブリッドの代わりにトルクがあって低燃費なスカイアクティブ・ディーゼルエンジンが1.5L、2.2Lと2種類の設定があり、今までのハッチバックとは一味違う走行性能が楽しめます。また、デザインなや質感も高く、満足度の高い一台と言えます。
スバル インプレッサ スポーツ/セダン
2016年10月にフルモデルチェンジを実施、2016年のカーオブザイヤーを受賞したインプレッサが同クラスの競合と言えます。
堅実な造りと国内メーカー独自の水平対向エンジンでスバルらしい個性的なモデルとなっています。新世代プラットフォームをベースとしたスバル渾身の開発で、非常に質感の高い走行性能を誇ります。フルモデルチェンジ直後で、先代インプレッサに設定されていたハイブリッドは一旦ラインナップから姿を消しました。
インプレッサの見積もりを利用して、シビックの値引きを引き出すのも有効な手段と言えます。
ホンダ シビック 強み/弱み/値引き込みの総合評価
ホンダ シビックの値引きを引き出すにあたっては、上記のトヨタ カローラスポーツの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ホンダ シビックの値引きを引き出し易くなります。
ホンダ シビックの強み
TYPE Rの設定を最初から織り込んだシャシー
シビック セダン/ハッチバックは開発段階からハイパフォーマンスモデルであるTYPE Rの設定を前提として進められており、セダン/ハッチバックもTYPE Rの高出力を受け止める前提でボディ、シャシーの基本性能が高められています。
そのため、セダン/ハッチバックでも走行性能の水準が高く、1ランク上の車格を感じることができます。
ホンダ シビックの弱点
選択肢の少なさ
シビック セダン/ハッチバックはグレード設定そのものがなくエンジンは1.5Lターボ1種類、ボディタイプの選択のみとなっています。マツダ アクセラはガソリンエンジンが1.5L、ディーゼルエンジンが1.5Lと2.2L、さらにハイブリッドもラインナップし豊富なバリエーションから選択できるのとはかなり対照的です。
ホンダ シビックの値引き込みの総合評価:3.0 (5段階評価)
シビック復活は嬉しいものの、メーカーもまだ様子見段階
世界的なSUV人気、そして国内ではミニバン、軽自動車への人気偏重で、セダンは高級車市場では生き残っているものの、ミドルサイズ以下ではセダン/ハッチバックは瀕死ともいえる状況が続いています。
特に日本市場向けのミニバンは走行性能が年々アップし、居住性の代わりに乗り心地や静粛性を我慢する存在ではなくなってきました。メーカーとしても日本市場のみに専用車種を開発し続けるのは採算性から厳しい一方で、だからと言ってセダン/ハッチバックを出しても売れないという我慢比べになっています。
今回のシビックは、月間2,000台と、かなり国内販売目標を絞って計画されていますが、それでも目標台数に到達していません。ほとんどメーカーが儲かっていない状況ですので、シビックを復活させてくれただけでもファンはありがたいと思いたいところです。