スズキ ワゴンR 最新型の特徴
スズキは2017年2月1日、主力軽トールワゴン車「ワゴンR」に通算5度目のフルモデルチェンジを実施し、同日発売しました。先代からおよそ4年半ぶりのリニューアルとなったこの新型は、居住性を大幅に向上させるとともに燃費のさらなる向上を実現したほか、新型「スイフト」で採用された最新の予防安全装備を設定したことが特徴となっています。
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プラットフォームを一新
「ハーテクト」と呼ばれる新プラットフォームに架装されるボディは、従来同様オールヒンジ式ドア採用の5ドアのみの設定で、スタイリングはひと目でワゴンRと分かる記号性を維持しながらも、三角形の太いBピラーなど従来にはないデザイン・テイストが取り入れられました。また、従来同様に標準モデルとスポーティな内外装を持つ「スティングレー」が設定されるほか、標準モデルに2種類のフロントマスクが用意されました。
ボディ・ディメンションは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,650mm、ホイールベース2,460mmで、先代からホイールベースが35mm延長されました。また、室内寸法は先代から長さを285mm、幅を60mm拡大、軽ハイトワゴン最大の室内スペースを実現しました。車両重量は750~850kgで、先代と同等もしくは若干の軽量化を実現しました。
マイルドハイブリッドを設定
パワートレインは、標準モデルには0.66L直3NAエンジン(最高出力52ps/最大トルク6.1kgm)および同エンジンにISG(モーター機能付発電機)を組み合わせた「マイルドハイブリッド」が、スティングレーにはそれらに加え、0.66L直3ターボエンジン(最高出力64ps/最大トルク10kgm)とISGを組み合わせたマイルドハイブリッドが設定されました。
組み合わせられるトランスミッションは先代同様、全車副変速機付きのCVTとなっています。JC08モード燃費は26.8~33.4km/Lで、先代から0.4km/Lの向上を果たしました。インテリアは、センターメーターを採用するなどインパネのデザインが一新されたほか、軽自動車初のヘッドアップディスプレイが設定されました。
安全装備面では、赤外線センサーと単眼カメラの組み合わせにより従来から性能が大幅に向上した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイ/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト機能から構成される「セーフティパッケージ」がオプション設定されました。
グレード体系は、標準モデルには純ガソリン車の「FA」とNA版マイルドハイブリッド搭載の「ハイブリッドFX」および「ハイブリッドFZ」が、スティングレーには純ガソリン車の「L」、NA版マイルドハイブリッド搭載の「ハイブリットX」およびターボ版マイルドハイブリッド搭載の「ハイブリッドT」がラインナップされました。
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