2019年7月にフルモデルチェンジを実施し4代目となった新型タント/タントカスタム。広い室内と大きく開くミラクルオープンドアで人気モデルとなっています。
ここではそんな大人気モデルの新型タント/タントカスタムのインテリア(内装/収納)やシートアレンジを解説していきます。
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タントのインパネ
タント(標準モデル)のインパネ
タント(標準モデル)のインパネはグレーを基調として、助手席前のインパネトレイとドア部分を明るいグレーでコーディネートしています。
また、ボディーカラーが明るい系統(ブルーミングピンクメタリック・マスタードイエローマイカメタリック・アイスグリーン)は、エアコン吹き出し口とダッシュボードのストライプがペパーミントグリーンとなり、ポップな印象を強めています。
タントカスタムのインパネ
タントカスタムのインパネは標準モデルよりも全体の色調が黒めで、助手席前のインパネトレイとドア部分のアクセントはブラックになります。エアコン吹き出し口とダッシュボードのストライプがネイビーになります。
タントのシート
タントのシートは3種類となっています。
タント(標準モデル)のシート
標準モデルはザックリとした明るいトーンのファブリックシートで、撥水加工が施されています。
タントカスタムLのシート
タントカスタムLのシートはブラックのファブリックシートです。
タントカスタムRS/タントカスタムXのシート
タントカスタムRSとタントカスタムXは座面が目の細かいファブリック、サイドサポート部分にはソフトレザーを用いたブラックのシートとなり、上級感を演出しています。
タントの荷室
タントの荷室:開口部
タントの荷室は開口幅1,007㎜、開口高1,061㎜となっており、背が高くスクエアなタントならではの広さとなっています。荷室フロア高580㎜で男性の膝くらいの高さなので重い荷物も高い位置まで持ち上げることなく積みやすい高さです(グレードにより若干異なります)。
タントの荷室:奥行き
後席を広く取ったパッケージングの為、タントの荷室は後席シートを後ろにしている場合の奥行はミニマムで、ちょうどティッシュボックスの長辺程度となります。
スーパーの荷物が丁度収まる程度ですが、タントL・タントカスタムL以外のグレードは左右独立して後席シートが240mmのロングスライド機構が付いていますので荷物に合わせて荷室を拡大する事が出来ます。
タントのシートアレンジ
リビングモード
タントのシートアレンジは多彩で、フロントシートのヘッドレストを外せば、後席とフラットにしてリビングのように足を延ばしてくつろぐ事が出来ます。
長尺積載モード
左右分割でのシートアレンジを活用して、2名乗車と長い荷物を載せる事が出来ます。写真のようにホームセンターでフロアマットを購入した際などに活躍しそうです。
後席ラゲッジモード
後席を折りたたむと写真のように26インチの自転車を収納できます。子供用の自転車を自転車量販店で購入したり、修理に持って行ったりと、自転車を車に積めるメリットは大きいと言えます。
タントの収納
日常生活の足として活躍すべく改良を繰り返しているタントですので、新型タントも各所の収納スペースが充実しています。
大型インパネトレイ(助手席)
グローブボックス
カップホルダー(運転席)
カップホルダー(助手席)
ドアポケット&ボトルホルダー(前席)
プルハンドル(前席)
後席クォータートレイ&ボトルホルダー
シートバックポケット(運転席)
格納式シートバックテーブル
テーブル使用例1
タントの格納式シートバックテーブルは、角の形状がひと工夫されており、軽い荷物を掛けておくことができます。
テーブル使用例1
ドリンクホルダーのサイズも大きく500㎜の牛乳パックが収まる大きさです。コンビニでお買い得感のある500mmサイズのドリンク収納に対応しているあたり、開発に主婦の目線がしっかりと取り入れられている印象があります。
テーブル格納時
テーブル格納時にも荷物を掛けられる形状となっています。タントの開発は細部までこだわって行われた事がこういった細かい部分でわかります。