トヨタのSUV「ランドクルーザープラド」は、「ランドクルーザー」のライトデューティー版派生モデルとして初代モデルが1984年にデビュー、2009年9月のフルモデルチェンジにより4代目の現行型となりました。先代からシャシーやパワートレインなど基本メカニズムを踏襲しながら、内外装のデザインを刷新しイメージのリフレッシュが図られました。
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ロングボディに一本化
ボディタイプは先代まで設定のあった3ドアショートが廃止され、5人乗り及び7人乗りの5ドアロングに一本化されました。基本的なスタイリングは先代ロング仕様のイメージを残しながらも、都会的な印象を強めたものになりました。ボディサイズは全長4,760mm×全幅1,885mm×全高1,835~1,850mm、ホイールベースは2,790mmで、ホイールベースを据え置きながら長く広く低いディメンションに変化しました。
車両重量は先代よりも増加し、2,030kg~2,180kgとなりました。フレームは伝統のラダーフレームを踏襲、サスペンションもフロント:ダブルウィッシュボーン式/リア:トレーリングリンク・リジッド式の形式が受け継がれました。駆動方式も先代同様のトルセン式LSD採用のフルタイム4WDで、ハイ/ロー切替式の副変速機はレバー式からダイヤル式に変更された上で受け継がれました。
発売当初の搭載エンジンは先代と同一のバリエーションで、2.7L直4の2TR-FE型(最高出力163ps/最大トルク25.1kgm)と、4L V6の1GR-FE型(最高出力276ps/最大トルク38.8kgm)が用意されました。トランスミッションも先代から変更はなく、前者が4速、後者が5速のトルコン式ATが搭載されました。装備面では、運転を支援する様々な新機構が用意された事が特徴となりました。
様々な運転支援システムを用意
「ステアリング切れ角表示機能」が全車に標準装備される他、アクセルやブレーキ操作なしに一定の低速を維持出来る「クロールコントロール」や、トラクションやブレーキ制御を任意に切り替え悪路走破性を高める事が出来る「マルチテレインセレクト」、車両周辺の状況を画面で確認出来る「マルチテレインモニター」が一部グレードにオプション設定されました。
インテリア面では、インパネのデザインが一新された他、居住性やシートアレンジの改善が図られました。発売当初のグレード体系は、下から「TX」「TX Lパッケージ」「TZ」「TZ-G」の4種類が設定され、この内「TZ」及び「TZ-G」には可変スタビライザー制御システム「KDDS」が装備されました。そして2013年9月にマイナーチェンジを実施し、内外装のデザインが変更されました。
同時に、メーターパネル内にマルチインフォメーションディスプレイが装備された他、フロンドドアガラスに「撥水機能付スーパーUVカットガラス」が採用されました。又、足回りのセッティングが変更され、オンロードでの走行性能や乗り心地の改善が図られると共に、「マルチテレインセレクト」が従来の4モードから5モードに変更されました。
そして2015年6月の一部改良で、新開発された2.8Lディーゼルターボの1GD-FTV型エンジン(最高出力177ps/最大トルク45.9kgm)+6速トルコン式AT搭載モデルが追加され、4Lガソリン車は廃止されました。同時にガソリン2.7L車のATが6速化され、燃費が向上しました。