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トヨタ SAI (2009-2017):ハイブリッド専用の小さな高級車として登場 [AZK10]

トヨタ SAI 2015

トヨタ SAI 2015

トヨタの小型セダン「SAI」は、2009年12月に「プリウス」と「クラウンハイブリッド」の間を埋めるハイブリッド専用車種としてデビューしました。先行して発売されたレクサスブランドの「HS」と姉妹車種の関係になり、2007年まで販売された「プログレ」のような「小さな高級車路線」を追求しながらも、HSよりも廉価な価格設定になっています。

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レクサスHSより僅かにコンパクトなボディ

ボディ形状はHSに類似したプロポーションを持つ4ドアセダンで、Cd値も0.27で同一となっています。フロントマスクはHSとは異なる意匠を採用し、当時のトヨタ車らしく大人しいデザインが採用された他、ボディサイズも若干異なるものとなっています。全長4,695mm×全幅1,770mm×全高1,485mmのサイズは全項目でHSよりも僅かながら小さく、ホイールベースはプラットフォームが共通である為同一の2,700mmとなっています。

トヨタ SAI 2015

トヨタ SAI 2015

サスペンション形式もHS同様の前:ストラット式/後:ダブルウィッシュボーン式となる一方で、1,570kg~1,590kgの車両重量はHSよりも50kg以上軽量になっています。FFの駆動方式やパワートレインもHSと共通で、ハイブリッドユニットは最高出力150ps/最大トルク19.1kgmの2.4L直4アトキンソンサイクルエンジンと最高出力143ps/最大トルク27.5kgmの交流同期型モーターの組み合わせによる「リダクション機構付THS-Ⅱ」を搭載します。

プリウスよりもパフォーマンス重視のHVユニット

システム最高出力はHSと同一の190psで、JC08モード燃費も19.8km/Lで同一の数値となっています。プリウスと比較すると、最高出力で54ps勝る一方で燃費では10km/L以上劣るパフォーマンス重視の性格となっています。インテリアは、基本的なデザインはHSに類似するものの細部は異なり、メーターや操作系などがよりシンプルなデザインとなります。又、トヨタ車初となるリモートタッチ式のインターフェイスが採用された事も特徴となります。

トヨタ SAI 2015

トヨタ SAI 2015

グレード体系は、ベースグレード「S」と18インチアルミホイールやLEDヘッドランプを装備する上級グレード「G」の2種類が基本で、それぞれにミリ波レーダー方式の衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム」やレーダークルーズコントロール、レーンキーピングアシストが備わる「ASパッケージ」が設定されます。価格は、HSよりも50~100万円以上安価な設定になっています。

改良により燃費や操縦安定性が向上

そして、2011年11月に一部改良を実施し内外装の一部を変更した他、エンジン制御の改良により燃費が1.2km/Lアップの21km/Lに向上すると共に、足回りの改良により操縦安定性と乗り心地の改善が図られました。又、室内各部へのエコプラスチック素材の使用範囲拡大や新エコプラスチック素材の導入を図った他、新たに歩行者に注意を促す為の「車両接近警報装置」が標準装備されました。

トヨタ SAI 2015

トヨタ SAI 2015

次いで2013年8月にマイナーチェンジを実施し、フロントマスクが近年のトヨタ車のアイデンティティとなっているキーンルックに変更され、従来から大幅に迫力を増した他、インパネのデザインも一新されました。同時に、ハイブリッド制御の変更により燃費が更に1.4km/L向上し22.4km/Lとなりました。又、装備面では最新のSDナビゲーションシステムが採用されました。

そして2015年5月に一部改良を実施し、ボディ剛性アップやサスペンションチューニングなどにより操縦安定性の向上を図った他、坂道発進を補助する「ヒルスタートアシストコントロール」や、フロントガラスに世界初の「スーパーUV400カットガラス」を採用しました。SAIは、販売台数ランキングではベスト30位圏内に入らず人気は低迷傾向であるものの、一時は一部ユーザーが納期が長いプリウスを敬遠しSAIを購入する傾向が見られました。

2017年11月カムリが新型にモデルチェンジするのを機にSAIはラインナップから消滅し、1代限りのモデルとなりました。

 

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