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日産 ブルーバード (7代目 U11 1983-1990):駆動方式をFFに変更しサスペンションも変更

日産 ブルーバードSSSハードトップ 1983

日産 ブルーバードSSSハードトップ 1983

1959年に「ダットサン1000乗用車」の後継車種として発売された日産自動車の小型車「ブルーバード」は、1983年10月に4年ぶり6度目のフルモデルチェンジを受け、7代目U11型に移行しました。駆動方式がそれまでのFRからFFに変更され居住性が向上すると共に、サスペンション形式も変更を受け操縦安定性の向上が実現しました。

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4輪ストラット式サスペンションを採用

ボディタイプは2ドアハードトップが廃止され、4ドアセダン/4ドアハードトップ/5ドアワゴン「ADワゴン」/5ドアバンの4タイプとなりました。スタイリングは、直線を基調としたプレーンなフォルムが踏襲されました。ボディサイズは全長4,360~4,500mm×全幅1,690mm×全高1,370~1,420mmで、全幅が若干拡大された事を除き実質的に先代と同等でした。

日産 ブルーバードSSSセダン 1983

日産 ブルーバードSSSセダン 1983

又、ホイールベースは25mm延長され2,550mmとなりました。サスペンション形式はフロントはストラット式を踏襲し、リアは先代のセミトレーリングアーム式又は4リンク式からパラレルリンク・ストラット式に変更されました。エンジンは当初、ガソリンは旧世代のZ型が廃止され、全車新世代直4SOHCのCA型に統一されました。

日産 ブルーバード ワゴン 1983

日産 ブルーバード ワゴン 1983

ラインナップは、1.6LキャブレターNA仕様のCA16型(最高出力90ps/最大トルク13.6kgm)、1.8LキャブレターNA仕様のCA18型(最高出力100ps/最大トルク15.2kgm)、同EGI NA仕様のCA18E型(最高出力115ps/最大トルク16.5kgm)、同ターボ仕様のCA18ET型(最高出力135ps/最大トルク20kgm)、2LキャブレターNA仕様のCA20型(最高出力110ps/最大トルク17kgm)の5種類でした。

日産 ブルーバードSSSハードトップ 1983

日産 ブルーバードSSSハードトップ 1983

又、先代に引き続き2L直4SOHCディーゼルNAのLD20型(最高出力67ps/最大トルク12.5kgm)も用意されました。トランスミッションは、先代同様4速/5速MTと3速/4速トルコン式ATが設定されました。当初のグレード体系は、セダンは下から1600GL/1600LX/ディーゼル2000LX/1800SLX-G/2000SLX-G/1800SSS-E/1800SSS-EX/ターボSSS/ターボSSS-S/ターボSSS-Xがラインナップされました。

V6エンジン搭載のマキシマシリーズを追加

一方、ハードトップは1800SLX-G/2000SLX-G/1800SSS-E/1800SSS-EX/ターボSSS/ターボSSS-S/ターボSSS-X/ターボSSS-XG、ワゴンは1800LX/ターボSSSのラインナップでした。装備面では、SSS系全車にコーナーリングランプが、ワゴンを除くSSS系全車に3ウェイアジャスタブルショックアブソーバーが採用されました。

日産 ブルーバード ワゴン 1983

日産 ブルーバード ワゴン 1983

更にターボSSS-XGには、電子制御3ウェイパワーステアリングやエレクトロニック・デジタルメーター、オートスピードコントロール機能などが標準装備されました。そして翌1984年1月に「1800クルージングシリーズ」が、追って3月に2L V6SOHCターボのVG20ET型エンジン(最高出力170ps/最大トルク22kgm)を搭載する「マキシマシリーズ」が追加されました。

日産 ブルーバード ワゴン 1983

日産 ブルーバード ワゴン 1983

次いで1985年1月には、「1600/1800エクストラシリーズ」が追加されました。続いて同年8月のマイナーチェンジで内外装デザインが変更されると共に、SSS系に1.8L直DOHCガソリンターボのCA18DET型エンジン(最高出力145ps/最大トルク20.5kgm)搭載車が設定されました。又、CA16/CA18型エンジンが電子制御キャブレター仕様に変更され、CA20型は廃止されました。

そして1987年5月にマキシマシリーズが「マキシマ」として独立した後、同年9月にセダン/ハードトップのフルモデルチェンジが実施され、9代目U12型に移行しました。ワゴン/バンは、1990年5月に後継車種「アベニール」が発売されるまでU11型のまま継続販売されました。

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