2001年11月に、「タウンエースノア」の後継モデルとしてトヨタカローラ系列店から発売されたミディアム・ミニバン「ノア」は、2007年6月に初のフルモデルチェンジを受け2代目モデルに移行しました。先代からのキープコンセプトながら、サードシートにワンタッチで折り畳みから跳ね上げまでを可能とする世界初の「ワンタッチスペースアップシート」が採用された事が特徴でした。
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内外装は先代のイメージを踏襲
ボディタイプは先代同様、左右に後席用スライドドアが備わる5ドアで、ボクシーな1.5ボックス型フォルムも受け継がれました。室内は、先代同様センターメーター方式が採用された他、シートレイアウトも同様に2列シート5人乗りと3列シート8人乗り、そしてサイドリフトアップシート装着の3列シート7人乗り仕様が設定されました。
ボディサイズは初期型で全長4,595~4,630mm×全幅1,695~1,720mm×全高1,850~1,875mmで、全高を除き先代から僅かに拡大されました。ホイールベースは先代と同一の2,825mmで、車両重量は若干増加し1,530~1,730kgとなりました。サスペション形式は、先代同様のフロント:ストラット式/リア:トーションビーム式が踏襲され、駆動方式も同様にFFとフルタイム4WDが設定されました。
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トヨタ ノアのCM
エンジンは先代から一新
エンジンは、2L直4DOHCの3ZR-FE型(FF:最高出力143ps/最大トルク19.8kgm・4WD:最高出力140ps/最大トルク19.4kgm)及び同バルブマチック仕様の3ZR-FAE型(FF:最高出力158ps/最大トルク20kgm・4WD:最高出力155ps/最大トルク19.6kgm)に置換され、トランスミッションは共に先代同様の「スーパーCVT-i」が組み合わせられました。
グレード体系は、標準ボディ+3ZR-FE型エンジンの「YY」「X」「X Lセレクション」「G」、ワイドボディ+3ZR-FE型エンジンの「S」、ワイドボディ+3ZR-FAE型エンジン+7速スポーツシーケンシャルシフトマチックの「Si」が設定されました。そして2010年4月にマイナーチェンジを受け、フェイスリフトやリアコンビネーションランプの意匠変更などが実施されました。
同時に、パワートレインが全車3ZR-FAE型エンジン+7速スポーツシーケンシャルシフトマチックに一本化されると共に、CVTの制御改良により燃費が向上しました。又、室内はセカンドシートアレンジを変更、マルチ回転キャプテンシート採用の7人乗り仕様と6:4チップアップシート採用の8人乗り仕様が設定されました。
次いで同年6月に、特別仕様車としてS/Siをベースに専用の内外装やローダウンサスペション、デュアルスポーツマフラーなどを装備した「G’s」と、更にボディ剛性をアップすると共に床下空力パーツや大径アルミホイール&高性能タイヤ、スポーツブレーキパッドなどを採用した「G’sバージョンEDGE」が設定されました。
そして2014年1月にフルモデルチェンジが実施され、現行型となる3代目モデルに移行しました。
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