ホンダ シビック 型式 EG6 グレードSiR・II 年式 1993年 MT 中古
この車との出会い、初めて運転したきっかけは当時サーキット走行仲間の一人の弟がこの車をそのサーキット仲間に譲り、EG6でサーキットを走るようになり、たびたび一緒に走る機会があり、そのうちのある日同じサーキット走行時間中に自分の車がトラブルにより走行不能になり、残り時間が勿体無い為そのサーキット仲間がEG6を貸してくれる事になったといういきさつからになります。
新車購入ガイド:【2023最新】シビックの値引き 納期 乗り出し価格
FR至上主義の自分にとってFFは…
当時自分はAE86を所有し、もちろんFR至上主義でして、ましてやEG6はライバルであり、FFなこともあって正直乗ったこともないのに嫌いな車でした。しかしその先入観はあっけなく簡単に崩れました。一言で言うと文句の付け所がほぼ無いと感じました。特にエンジンは下から上の回転域までトルクフルでVTECの切り替わりと盛り上がり感がとても気持がいいのです。
しかもマフラーはノーマル純正のままでエアクリーナーだけが毒キノコタイプでしたが、その状態でとてもイイ音官能的な音を奏でるのです。サーキットの限界走行でも割りと早くその車になれることができやすいと感じました。これはFFと言う事もありコーナー立ち上がりでアクセルのコントロールに気を使わなくて済みハンドリングに集中出来るからだと思います。
サーキットを攻めている時の感覚は
そしてやはり車重が軽い事もあって、サーキットを攻めている時の感覚は手の内感が有り、それも良かったです。ハンドリングとなると足回りが前後ダブルウィッシュボーンのおかげだと思うのですがとても滑らかです。サーキット走行中も滑らかですが、町乗りでもとても滑らかで快適でした。しかも車高調が入っておりバネレートが10kg以上あるにも関わらずこの乗り心地は衝撃を受けました。
剛性が低いと言われますが
この型のシビックは剛性が低いと言われますが、個人的には剛性が低いとは感じませんでした。あと車の形状がハッチバック形状と言う事もあり、荷物が沢山載ります。県外へのサーキット走行遠征のためにタイヤ4本、工具、ガソリンタンク、2人分のヘルメットや宿泊用品を積んでもまだ少し荷物が載りそうなくらいです。
それもあって友人と二人で筑波、富士、鈴鹿などへ何度か遠征し毎回人間が疲れてしまうくらい走りこんだのがいい思い出です。走行10万キロを超えている状態から、散々走りつくしてもエンジンに全く異常がなく頑丈だと言うのが印象深いです。今ではすっかりEG6を好きになってしまい、FF嫌いは解消されてしまいました。乗ったことがない人は是非機械が有ればお試しでもいいので乗ってみることをオススメします。