2018年7月にフルモデルチェンジを行なったスズキ ジムニー/ジムニーシエラ。今では珍しいくらいにスクエアなスタイリングと本格的な悪路走行性能、そして手ごろな価格から大人気モデルとなりました。
ここではそんな大人気モデルのスズキ ジムニー/ジムニーシエラの安全装備を解説していきます。
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スズキ セーフティサポートの採用
新型ジムニー/シエラはフルモデルチェンジによって「スズキ セーフティサポート」が採用されました。
上級モデルとなるジムニーXC、ジムニーシエラJCは標準装備、それ以外のグレードでは42,120円(消費税込み)でのオプション設定となっています。
「スズキ セーフティサポート」搭載車は以下の機能が付加されます。
- 衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- ハイビームアシスト
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」
単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせ、前方の車両や歩行者を検知、衝突のおそれがあると判断すると、ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告。ブレーキペダルを踏むと、ブレーキ踏力をアシストします。
さらに衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図ります。
誤発進抑制機能
誤ってアクセルペダルを強く踏むと、エンジン出力を最長約5秒間制御し、急発進・急加速を抑制。同時に、ブザー音とメーター内の表示によって警報を発し、衝突回避または衝突時の被害軽減にを図ります。
作動条件はセレクトレバーがD・2・Lレンジの位置で停車または徐行中(約10km/h以下)で、前方約4m以内の障害物を認識します。
車線逸脱警報機能
車線の左右区画線を検知し、進路を予測。前方不注意などで車線をはみ出すとシステムが判断した場合、ブザー音とメーター内の表示により警報を発し、ドライバーに注意を促します。
作動条件は約60km/h〜約100km/hとなっています。
ふらつき警報機能
約60km/h〜約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、自車の走行パターンを計測。運転の疲れなどで車両が蛇行し、システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音とメーター内の表示によって警報を発し、ドライバーに注意を促します。
ハイビームアシスト
約30km/h以上で走行中に、ドライバーがライトのスイッチで“AUTO”かつ“ハイビーム”を選択していると、周囲の環境に応じてヘッドランプのハイビームとロービームを自動的に切り替えてくれます。対向車や先行車がいる場合や、周囲に街路灯があるような市街地を走行している場合はロービームとなります。
先行車発進お知らせ機能
セレクトレバーがD・N・2・Lレンジの位置(5MTはR以外)でブレーキ操作をして停車中、先行車が発進して約5m以上離れても自車が停止し続けた場合、ブザー音とメーター内の表示によって先行車が発進したことを教えてくれます。
標識認識機能
走行中、単眼カメラが認識した“最高速度”、“はみ出し通行禁止”の標識をメーター内に表示し、ドライバーに警告を促します。
単眼カメラが認識した“車両進入禁止”の標識を標識通過前にブザー音とメーター内表示で、ドライバーに警告を促します。
軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]
衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散するボディー構造を採用しています。さらに高張力鋼板やコンピューターによる構造解析を駆使して、安全性の向上と軽量化の両立を実現しています。
歩行者傷害軽減ボディー
ボンネットやフロントワイパー周辺、フロントフェンダー、フロントバンパーなどに衝撃吸収構造を採用。万一の歩行者との接触時に、頭部だけでなく脚部へのダメージ軽減を図ります。
6つのSRSエアバッグを標準装備
運転席・助手席SRSエアバッグだけでなく、側面衝突時の頭部への衝撃を軽減するSRSカーテンエアバッグと、胸部への衝撃を軽減するフロントシートSRSサイドエアバッグをジムニー/ジムニーシエラ全グレードに標準装備となっています。
フロント・リヤELR3点式シートベルト
衝突時にシートベルトの拘束性を高めるプリテンショナー機構を運転席・助手席に採用。さらに、胸部への衝撃を効果的に緩和する可変フォースリミッター機構が全席に標準装備となっています。