トヨタ 新型アクアの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、グレードの違い、人気ボディカラー、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどアクアの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にアクアのお買い得度を総合評価しています。
- アクアの値引き相場と難易度
- アクアの値引き交渉法
- アクアの納期
- アクアの納期を早めるコツ
- アクアの値引き/納期がわかったら次にすべき事
- アクアのサイズ/エンジン/価格/燃費
- アクア グレード別装備の違いと内外装
- アクアのディーラー/メーカーオプション
- アクアのおすすめグレード
- アクア 値引き込み乗り出し価格の見積書
- アクアのリセールバリュー
- アクアのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
- アクアの値引き交渉に使う競合車
- アクアの値引き交渉に適した時間帯や時期
- アクア値引き交渉の流れ
- アクアのボディカラー全色と人気
- 値引き以外でアクアを安く買う
- アクアの長所/メリット
- アクアの欠点/デメリット
- アクアの値引きとリセールバリュー込の総合評価
アクアの値引き相場と難易度
アクアの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~5万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 6~10万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 11~16万円 |
アクアの値引き難易度:C(A:甘い~E:渋い)
フルモデルチェンジからそれなりに期間が経過しモデルサイクル中盤になり値引き難易度は標準的になっています。量販車種である事からしっかりと競合などの見積もりを取って値引き交渉する事で、それなりに値引きは引き出すことが出来ます。
アクアの値引き交渉法
アクア値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える
「アクア以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をトヨタの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。
アクア値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる
アクアはトヨタの全販売チャネルで販売しています。ディーラーは地域やチャネル毎に「トヨタカローラ神奈川」「ネッツトヨタ神奈川」など販売会社が異なっている場合が多く、同じアクアを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。
異なるトヨタの販売店で見積もりを取り、アクアの大きな値引きを引き出しましょう。
アクア値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握
アクアをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。
ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。
アクア値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する
値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。
アクアの納期
- 納期:3ヵ月~5ヵ月
アクアの納期は世界的な半導体不足の影響も残り長めとなっています。納車を急ぐ場合は色やグレードを売れ筋モデルにすれば、納期を早められる可能もあります。
アクアの納期を早めるコツ
アクアの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ
ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、アクアの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。
「どうしても、アクアのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにアクアの納車の早い車両がないか確認しましょう。
アクアの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う
アクアに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。
「実はアクアのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。
アクアの納期を早めるコツ3:新古車を狙う
アクアのように人気車で納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。
「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにアクアが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。
アクアの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「アクアの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、アクアの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる アクアを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
アクアのサイズ/エンジン/価格/燃費
アクアはどんなクルマ?
初代アクアはトヨタ初のコンパクト・ハッチバックのハイブリッド車として2011年12月に発売。プリウスを凌ぐ低燃費と取り回しやすいサイズ、ハイブリッド車としては買いやすい価格設定などが受け、発売後から高い人気を誇っています。
発売直後は圧倒的な人気による大量のバックオーダーを抱え、値引きを引き出しにくい状況が続くほどの人気車種となりました。
そして約10年が経ち、2021年7月19日にフルモデルチェンジを実施、2代目アクアが発売となりました。
アクアはフルモデルチェンジから期間も経過し、値引き交渉もしやすくなってきました。また半導体不足やコロナによる部品工場の操業停止の影響で、平常時より納期は長くなっています。
アクアのパワートレイン
アクアのパワーユニットは1.5L+モーターのストロングハイブリッド1種類となります。初代では設定のなかった4WDは2代目から全グレードで選択が可能となりました。また、マニュアルトランスミッションの設定はありません。
アクアのグレード別 新車価格
グレード | 2WD(FF) | E-Four (4WD) |
X | 2,146,000 | 2,344,000 |
G | 2,294,000 | 2,492,000 |
Z | 2,565,000 | 2,763,000 |
特別仕様車 Z “Raffine” | 2,667,000 | 2,837,000 |
GR SPORT | 2,659,000 | – |
※価格は2024年9月20日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
アクアと競合車の主要諸元
※諸元は全て2WD車 | オーラ G |
ノート S |
アクア G |
フィット e:HEV ホーム |
全長(mm) | 4,045 | 4,045 | 4,050 | 3,995 |
全幅(mm) | 1,735 | 1,695 | 1,695 | 1,695 |
全高(mm) | 1,525 | 1,505 | 1,485 | 1,540 |
ホイールベース(mm) | 2,580 | 2,580 | 2,600 | 2,530 |
最低地上高(mm) | 130 | 130 | 140 | 135 |
室内長(mm) | 2,030 | 2,030 | 1,830 | 1,955 |
室内幅(mm) | 1,445 | 1,445 | 1,425 | 1,445 |
室内高(mm) | 1,240 | 1,240 | 1,190 | 1,260 |
車両の駆動 | モーターのみ | モーターのみ | エンジン・モーター | モーター・エンジン |
前サスペンション | ストラット | ストラット | ストラット | ストラット |
後サスペンション | トーションビーム | トーションビーム | トーションビーム | 車軸式 |
タイヤ 前・後 | 205/50R17 89V | 185/65R15 88H | 185/65R15 | 185/60R15 84H |
最小回転半径(m) | 5.2 | 4.9 | 5.2 | 4.9 |
車両重量 (kg) | 1,260 | 1,220 | 1,130 | 1,190 |
燃料タンク容量(L) | 36 | 36 | 36 | 40 |
WLTCモード総合(Km/L) | 27.2 | 28.4 | 33.6 | 28.6 |
WLTCモード市街地(Km/L) | 26.9 | 28.0 | 33.8 | 29.1 |
WLTCモード郊外(Km/L) | 29.6 | 30.7 | 36.0 | 31.6 |
WLTCモード高速(Km/L) | 25.9 | 27.2 | 32.0 | 27.0 |
アクアと主要なBセグハッチバック競合車(ノート、オーラ、フィット)の諸元を比較しています。
ボディサイズはほぼ同じですが、ノートをベースに上級モデルとして派生したオーラは全幅を40mm拡幅し1,735mmで唯一3ナンバーサイズとなっています。
アクアを含め4車種ともハイブリッド車ですが、エンジンとモーターの出力を巧みに配分するアクア、モーターの動力のみで走行するノート/オーラ、基本はモーターで走行し高速走行などではエンジンも動力源として用いるフィットとその方式はメーカごとに異なっています。
燃費に関してはアクアが突出しており、市街地、郊外、高速全てのモードにおいてトップとなっています。
アクアと競合車のエンジン諸元
※諸元は全て2WD車 | オーラ G |
ノート S |
アクア G |
フィット e:HEV ホーム |
型式 | HR12DE | HR12DE | M15A-FXE | LEB-H5 |
総排気量(cc) | 1,198 | 1,198 | 1,490 | 1,496 |
種類 | 直列3気筒 | 直列3気筒 | 直列3気筒 | 直列4気筒 |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー |
内径×行程(mm) | 78.0×83.6 | 78.0×83.6 | 80.5×97.6 | 73.0×89.4 |
圧縮比 | 12.0 | 12.0 | 13.5 | |
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.) | 82 / 6000 | 82 / 6000 | 91 / 5500 | 98 / 5,600-6,400 |
最大トルク〈ネット〉(N・m/r.p.m.) | 103 / 4800 | 103 / 4800 | 120 / 3800-5500 | 127 / 4,500-5,000 |
走行の動力として使うアクア/フィットとエンジンを発電のみに使うノート/オーラではエンジン出力だけを見て優劣を比べる事は出来ません。エンジンの出力だけを見るとフィットが高出力となっています。
アクアと競合車のモーター諸元
2WD車フロントモーター
オーラ G |
ノート S |
アクア G |
フィット e:HEV ホーム |
|
型式 | EM47 | EM47 | 1NM | H5 |
種類 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 |
最高出力 (PS/r.p.m.) | 136 / 3183 -8500 | 116 / 2900-10341 | 80 | 109 / 3,500-8,000 |
最大トルク (N・m/r.p.m.) | 300 / 0-3183 | 280 / 0-2900 | 141 | 253 / 0-3,000 |
4WD車リアモーター
オーラ G FOUR |
ノート S FOUR |
アクア G E-Four |
フィット e:HEV ホーム |
|
型式 | MM48 | MM48 | 1MM | – |
種類 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 | – |
最高出力 (PS/r.p.m.) | 68 / 4775-10024 | 68 / 4775-10024 | 6.4 | – |
最大トルク (N・m/r.p.m.) | 100 / 0-4775 | 100 / 0-4775 | 52 | – |
フロントモーターの出力はモーターのみの動力で走行するオーラが一番大きな出力を発生します。また、オーラのモーターはノートから変更され、より高出力なものとなっています。
リアモーターに関してはかなり違いがあり、低出力モーターを採用したアクアに対してノート/オーラはかなり高出力のモーターを増設、4WDモデルでもモーターを増設しないフィットと各社の考えの違いが出ています。
アクアと競合車のバッテリー諸元
オーラ G |
ノート S |
アクア G |
フィット e:HEV ホーム |
|
種類 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | バイポーラ型ニッケル水素電池 | リチウムイオン電池 |
容量 | 1.54kWh | 1.47kWh | 5.0Ah |
バッテリー搭載容量については公表している単位が違う事もあり一概に比較は出来ませんが、どの車種もPHEVのように近距離を中心としたデイリーユースをEV走行のみで賄う容量は搭載していません。
※エンジン、モーターの諸元は2022年5月13日現在の数値
アクアよりも劣っている部分を材料に競合車の値引き交渉に用いる、逆に競合車の方が優れている部分を引き合いに出してアクアの値引き交渉に活かしましょう。
アクアのWLTCモード燃費と実燃費
アクアのWLTCモード燃費 (km/L)
走行シーン | アクアZ,G | アクアB | ||
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
総合 | 33.6 | 30.0 | 35.8 | 30.1 |
市街地モード | 33.8 | 30.6 | 36.5 | 30.4 |
郊外モード | 36.0 | 31.7 | 39.5 | 32.6 |
高速モード | 32.0 | 28.7 | 33.5 | 33.5 |
アクアの実燃費
どの程度スポーツドライビングを楽しむかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20%程度が実燃費の目安となります。
アクアはEV走行が可能なフル・ハイブリッド方式なので、渋滞のある市街地では停止からの走行開始や低速走行で利点が活きて、高燃費が期待出来ます。高速道路ではモーターの出番が少なく、ハイブリッドの利点があまり発揮出来ないため、燃費は伸びにくい傾向にあります。
最廉価グレードのBはアクアの燃費性能を代表するモデルとなっており、装備の簡素化だけでなく軽量化にも配慮されており、ベースとなるヤリスに次いでWLTCモード燃費35.8km/Lと世界トップクラスの低燃費性能を達成しています。
一般的な走行であればアクアZ(2WD)の実燃費は26~28km/Lあたりになりそうですが、丁寧なアクセルワークを心掛ければ30km/Lを超える事もあります。
アクア グレード別装備の違いと内外装
アクアのグレード構成
アクアの基本グレード構成は3グレードでエントリーグレードから「X」「G」「Z」となります。
商品改良で最廉価の「B」がラインナップから外れ、「特別仕様車 Z “Raffine”」「GR SPORT」が追加となっています。
初代アクアではモデル後半に設定されたSUVテイストの「Crossover」もありましたが、初期ラインナップでは設定がなくなりました。
アクア Bグレードの装備と特徴
※アクア「B」は現在ではラインナップから外れました。
アクア Bグレードのエクステリア(外装)
アクア Bグレードのインテリア(内装)
アクア Bグレードの主要装備
エントリーグレードである「アクア Bグレード」の主な装備は以下となります。
- 175/70R14タイヤ&14インチスチールホイール(樹脂フルキャップ)(E-Fourは185/65R15タイヤ&15インチスチールホイール(樹脂フルキャップ))
- グリルガーニッシュ、グリルモール、アウトサイドドアハンドル:ブラック
- 2灯式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+クリアランスランプ
- LEDテール+LEDストップランプ+ターンランプ
- LEDサイドターンランプ付オート電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付)
- UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(合わせ)
- フロントドアグリーンガラス:UVカット機能付
- UVカット機能付ガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア):グリーン
- ウォッシャー連動間欠フロントワイパー(ミスト機能付)
- トヨタ セーフティセンス
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)/レーントレーシングアシスト[LTA]/レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)/オートマチックハイビーム[AHB]/ロードサインアシスト[RSA]
- 先行車発進告知機能
- デジタルメーター(メーター照度コントロール機能付)
- マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチカラーTFT液晶)
- 3本スポークステアリングホイール:ウレタン
- エレクトロシフトマチック:ピアノブラック加飾
- ドライブモードスイッチ:EVドライブモード、エコドライブモード/ POWERモード
- パワーウインドゥ(フロント・リヤドアワンタッチ式 / 挟み込み防止機能付):リヤ手動
- プッシュボタンスタートシステム(アンサーバック機能付/スマートキー2個)
- シート表皮:ファブリック
- フロントシート:ヘッドレスト一体型
- 運転席シート上下アジャスター(マニュアル)
- インストルメントパネル、助手席アッパーボックス:マット塗装+材着
- フロントドアトリム、インサイドドアハンドル:材着
- 7 インチディスプレイオーディオ用パネル(マット塗装)+オートエアコンダイヤルノブ(マット塗装)
- レジスター センター/サイド:マット塗装
- サンバイザー(運転席フタ付バニティミラー)
- フロントコンソール(スライド式スマホトレイ/カップホルダー2個付):マット塗装
- リヤコンソール(オープントレイ/カップホルダー2個付)
- アジャスタブルデッキボード(E-Fourのみ)
- オートエアコン&クリーンエアフィルター(花粉除去&脱臭機能付)
- イルミネーテッドエントリーシステム(ルームランプ+LEDフロントパーソナルランプ[マップランプ])
- USB端子(フロントコンソール部):通信用(Type-A)
- アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/1個/非常時給電システム付)
- 7インチディスプレイオーディオ
- スピーカー:2スピーカー
アクア Bグレードの特徴
「アクア Bグレード」はエントリーグレードらしく加飾の少ない内外装となっていますが、LEDヘッドランプ、トヨタ セーフティセンス、オートエアコン、アクセサリーコンセント、7インチディスプレイオーディオなど装備は意外と充実しており、日常のアシとしてなら十分とも言えます。
Bグレードは車両価格が安く、オプションを搭載できる幅も狭いので値引き額については上位グレードよりも控えめな傾向となります。
アクア Xグレードの装備と特徴
アクア Xグレードのエクステリア(外装)
アクア Xグレードのインテリア(内装)
アクア Xグレードの主要装備
「アクア Bグレード」に対して、以下の装備が追加/変更となります。
- 185/65R15タイヤ&15インチスチールホイール(樹脂フルキャップ)
- アウトサイドドアハンドル:ブラック→カラード
- UVカット機能付ガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア):グリーン→プライバシー
- ウォッシャー連動間欠リヤワイパー(リバース連動機能付)
- ドライブモードスイッチ:EVドライブモード、エコドライブモード/「POWER+」モード
- スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付)&スタートシステム(スマートキー2個)
- インストルメントパネル、助手席アッパーボックス:マット塗装+材着→ピアノブラック加飾+材着
- 7 インチディスプレイオーディオ用パネル(マット塗装)+オートエアコンダイヤルノブ(マット塗装)→7インチディスプレイオーディオ用パネル(ピアノブラック加飾)+オートエアコンダイヤルノブ(シルバー塗装)
- レジスター センター:マット塗装→シルバー加飾
- 回転式アシストグリップ(フロント1・リヤ2)
アクア Xグレードの特徴
アクア Xグレードは、Bブレードに対してプライバシーガラス、スマートエントリー、一部ピアノブラック加飾などが追加され、商用車っぽさがなくなっています。
アクア Gグレードの装備と特徴
アクア Gグレードのエクステリア(外装)
アクア Gグレードのインテリア(内装)
アクア Gグレードの主要装備
「アクア Xグレード」に対して、以下の装備が追加/変更となります。
- グリルモール:ブラック→ペールゴールド塗装
- UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(合わせ):高遮音性
- フロントドアグリーンガラス:UVカット機能付、IR〈赤外線〉カット機能付
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)
- バックガイドモニター
- 3本スポークステアリングホイール:ウレタン→本革巻き+シルバー塗装
- エレクトロシフトマチック:ピアノブラック加飾→サテンメッキ加飾
- シート表皮:ファブリック→上級ファブリック
- フロントシート:ヘッドレスト一体型→ヘッドレストセパレート型
- インストルメントパネル、助手席アッパーボックス:ピアノブラック加飾+材着→ピアノブラック加飾+合成皮革巻きオーナメント&ステッチ
- フロントドアトリム:材着→ピアノブラック加飾+合成皮革巻きオーナメント&ステッチ
- レジスター サイド:マット塗装→シルバー加飾
- インサイドドアハンドル:材着→サテン調塗装
- フードサイレンサー
- 助手席フタ付バニティミラー+運転席チケットホルダー+運転席・助手席照明付
- フロントセンターアームレスト(コンソールボックス付):合成皮革巻きオーナメント&ステッチ
- フロントコンソール(スライド式スマホトレイ/カップホルダー2個付):マット塗装→ピアノブラック加飾
- リヤコンソール(オープントレイ/カップホルダー2個付)→リヤセンターアームレスト(カップホルダー2個付)
- オートエアコン&クリーンエアフィルター(花粉除去&脱臭機能付):「ナノイーX」
- スピーカー:2スピーカー→4スピーカー
アクア Gグレードの特徴
アクア Gグレードはグリルモールのペールゴールド塗装、本革巻きステアリング、フロントセンター/リアアームレスト、シルバー塗装・ピアノブラック加飾などの加飾部も増え、価格と装備のバランスの良いおすすめグレードで、値引き額と納期はグレードの中では標準的となります。
アクア Zグレードの装備と特徴
アクア Zグレードのエクステリア(外装)
アクア Zグレードのインテリア(内装)
アクア Zグレードの主要装備
「アクア Gグレード」に対して、以下の装備が追加/変更となります。
- 185/65R15タイヤ&15インチアルミホイール(センターオーナメント付)
- グリルガーニッシュ:ブラック→ピアノブラック塗装
- Bi-Beam LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)
- LEDライン発光テールランプ+LEDストップランプ+ ターンランプ
- LEDフロントフォグランプ
- ウォッシャー連動間欠フロントワイパー(ミスト機能付):時間調整式
- インストルメントパネル、助手席アッパーボックス:ピアノブラック加飾+合成皮革巻きオーナメント&ステッチ→スモーキーブロンズ加飾+合成皮革巻きオーナメント&ステッチ
- 7インチディスプレイオーディオ用(ピアノブラック加飾)+オートエアコンダイヤルノブ(シルバー塗装)→10.5インチディスプレイオーディオ用パネル(ピアノブラック加飾)
- フロントコンソール(スライド式スマホトレイ/カップホルダー2個付):ピアノブラック加飾→スモーキーブロンズ加飾
- USB端子(フロントコンソール部):通信用(Type-A)→充電用(Type-C)・通信用(Type-A)
- 7インチディスプレイオーディオ→10.5インチ
アクア Zグレードの特徴
アクア Zグレードは、15インチアルミホイール、Bi-Beam LEDヘッドランプ、スモーキーブロンズ加飾のインパネ周り、10.5インチディスプレイオーディオなど上級グレードらしい装備となっています。
アクアのディーラー/メーカーオプション
オプションを装着する場合はメーカーオプションの場合は10%、ディーラーオプションの場合は20%を目標に値引き交渉をしましょう。
※オプション品の価格は2022年3月31日時点で消費税10%込み。
メーカーパッケージオプション
合成皮革パッケージ:110,000円(Z、Gにオプション設定)
●合成皮革+ストライプ柄ファブリックシート表皮 ●運転席 6ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下) ●シートヒーター(運転席・助手席) ●ステアリングヒーター
コンフォートパッケージ:35,200円(Gにオプション設定)
●運転席イージーリターン機能 ●助手席シートバックポケット ●助手席シートアンダートレイ(買い物アシストシート付)●シートヒーター(運転席・助手席) ●ステアリングヒーター
コンフォートパッケージ:71,500円(Xにオプション設定)
●運転席イージーリターン機能 ●「ナノイー X」 ● UVカット・IR〈赤外線〉カット機能付ウインドシールドグリーンガラス(合わせ) ●スーパーUVカット・IR〈赤外線〉カット機能付フロントドアグリーンガラス ●シートヒーター(運転席・助手席) ●上級ファブリックシート表皮 ●ヘッドレストセパレート型フロントシート ●助手席シートバックポケット●助手席シートアンダートレイ(買い物アシストシート付) ●リヤセンターアームレスト(カップホルダー 2 個付)
メーカーオプション
- 195/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイール:39,600円(2WD車のZ、Gにオプション設定)
- 185/65R15タイヤ&15×6Jアルミホイール: 49,500円(2WD車のX、4WD車のG、Xにオプション設定)
- スペアタイヤ(応急用 T125/70D16):14,300円
- Bi-Beam LEDヘッドランプ:110,000円(G、Xにオプション設定)
- LEDリヤフォグランプ:11,000円
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物):28,600円(X、Bにオプション設定)
- ブラインドスポットモニター(停車時警報機能付)[BSM]+パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):46,200円(G、Xにオプション設定)
- トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター〈シースルービュー機能〉付)]+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物):97,900円~188,100円
- パノラミックビューモニター:27,500円~101,200円(シースルービュー機能付)
- バックガイドモニター:16,500円(X、Bにオプション設定)
- ターンチルトシート(運転席):85,800円~88,000円(2WD車のG、Xにオプション設定)
- ターンチルトシート(助手席):88,000円~90,200円(2WD車のG、Xにオプション設定)
- 10.5インチディスプレイオーディオ:38,500円(Gにオプション設定)
- 寒冷地仕様:19,800円~48,400円
主なディーラーオプション
- サイドバイザー(RVワイド):16,005円
- フロアマット(ベーシック):14,300円
- アームレスト(スライドタイプ):16,005円
- TV・オペレーター付T-Connectナビキット:166,980円
- T-Connectナビキット:117,480円
- エントリーナビキット:73,480円
- カメラ一体型ドライブレコーダー DRT-H68A:29,865円
- ETC車載器(ビルトイン) ベーシックタイプ:24,090円
アクアのおすすめグレード
アクアのおすすめグレードは装備の充実したお買い得感の上級グレードの「アクア G」です。
アクア 値引き込み乗り出し価格の見積書
おススメグレードの「アクア G」に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。
- エントリーナビキット:¥75,240
- フロアマット(ベーシックタイプ):¥14,300
車両価格(アクア G) | ¥2,294,000 |
オプション価格 | ¥89,540 |
自動車税種別割 | ¥12,700 |
環境性能割 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥0 |
自賠責保険料 | ¥24,190 |
販売諸費用(参考価格) | ¥78,860 |
合計(乗り出し価格) | ¥2,499,290 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥89,290 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥2,410,000 |
ナビ、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で8万円と端数をカットしてもらった場合、「アクア G」の値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は241万円となります。
(見積りは2024年9月20日時点)
アクアのリセールバリュー
アクアの属するBセグメントコンパクトハッチ、特にハイブリッド車は中古車市場で人気がある一方、競合も多くフィットやノートなどライバルも多く、アクアの新車販売台数も多い事からリセールバリューは標準よりやや高め程度と言えます。
アクアのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
2011年12月26日 初代アクア発売
ハイブリッドカー「プリウス」が大ヒットモデルとなり、よりコンパクトで安価なハイブリッドカーを求める声が高まる中、2011年にアクアがデビューしました。
初代アクアのマイナーチェンジ/特別仕様車に関する記事一覧
2021年7月19日 2代目アクア発売
アクアの値引き交渉に使う競合車
アクアの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通り。
ホンダ フィット
トヨタアクアの最有力のライバルと言えるのがフィット・ハイブリッドです。
センタータンクレイアウトで広い室内を誇るフィットをベースに、2020年2月にフルモデルチェンジしたフィットは、室内の広さはそのままにEV走行モードを可能とするストロングハイブリッドを設定。広い室内空間もあり人気モデルです。
フィットは先代モデルよりも人気が下がり、販売台数も減少しているので大きな値引きを引き出しましょう。
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日産 ノート オーラ
人気モデルとなっている日産ノートをベースとして、より上質感を追求したノート オーラは2021年8月に発売されました。
上級クラスからの乗り換えにも不満がないように細部まで造り込みがされており、スペックには表れにくい造りの良さが魅力となっています。
ヤリスが投入された後のアクアのフルモデルチェンジでは、コンパクトなアクアとの差別化もあり、アクアは後席居住性の拡大や質感の向上などオーラに近い位置付けとなっています。
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日産 ノート
日産ノートは2020年12月に待望のフルモデルチェンジを実施。内外装デザインだけでなく内部まで最新モデルとなりました。
「e-POWER」はフィット・アクアのハイブリッドと大きく異なり、走行するための動力をモーターのみで供給、エンジンは発電のみを担当することです。これにより日産リーフに通じる電気自動車のようなフィーリングが最大の特徴です。
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マツダ2 (MAZDA2)
アクア、フィット・ハイブリッドと違い、ディーゼルエンジンでの低燃費に挑んだマツダ2 (MAZDA2)。高いデザイン性とワンランク上の内装質感を持ち、デミオとして登場した際には2014カーオブザイヤーに輝くなど人気の一台となっています。
価格帯はアクア、フィットハイブリッドと同じあたりにあり、選択に迷う人も多いと思います。
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スズキ スイフト
スズキの世界戦略車であるスイフト。ライバルと比較するとコンパクトなボディサイズながら実用性の高さや造りの良さでは定評があります。ストロングハイブリッドではないものの、マイルドハイブリッド搭載車やスポーティなスイフトスポーツなど多彩なバリエーションが魅力です。
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競合車を使ってアクアの値引き交渉を
アクアの値引きを引き出すにあたっては、上記のフィット・ハイブリッド、マツダ2 (MAZDA2)の乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、アクアの値引きを引き出し易くなります。
アクアの値引き交渉に適した時間帯や時期
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。
平日の閉店2時間前
アクアのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。
すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。
「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。
ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に
販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。
また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。
アクア値引き交渉の流れ
しっかりとアクアの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでアクアに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。
アクア値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでアクアの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「アクアが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだアクアが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはアクアの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
アクアの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。アクアの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「アクアが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
- ディーラーでの下取り査定額
- アクアの見積もり
- 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やアクアの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
アクアの値引き交渉で気を付ける点
アクアの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。
アクアのボディカラー全色と人気
アクアのボディカラーは全9色が設定されています。
人気ボディカラーランキング
アクアの人気のボディカラーは
1位:プラチナホワイトパールマイカ(パールホワイト)
2位:ブラックマイカ(黒メタ)
3位:シルバーメタリック
定番の白、黒が1位、2位と強く、3位はシルバーとベーシックカーらしく無彩色系が人気の一般的な順位となっています。
アクアのボディカラーは比較的落ち着いたカラーを中心としており、クリアベージュメタリックのような流行りのアースカラーも設定されています。現時点では単色のみで、2トーンカラーの設定はありません。
人気カラー1位:プラチナホワイトパールマイカ
プラチナホワイトパールマイカは有償オプションカラーで+33,000円(税込)となります。コンパクトカーという事もありカラーオプション価格は控えめで、パールホワイトはリセールバリューも高い事から買って損のないカラーと言えます。
人気カラー2位:ブラックマイカ
ブラックマイカはカラーオプション価格は掛かりません。ブラックもリセールバリューが高く、カラーオプションも掛からない事から、支払総額を抑えつつリセールバリューも高いカラーとして人気があります。
人気カラー3位:シルバーメタリック
シルバーメタリックはカラーオプション価格は掛かりません。シルバーはホコリ汚れも目立ちにくく定番のカラーと言えます。
ダークブルーマイカメタリック
ダークブルーマイカメタリックはカラーオプション価格は掛かりません。
有償ボディカラーの選択による価格アップ分を材料に値引き交渉をしましょう。また、ボディカラーの違いによって納期や乗り出し価格にどの程度差が出るかの確認もしましょう。
アーバンカーキ
アーバンカーキはカラーオプション価格は掛かりません。
クリアベージュメタリック
クリアベージュメタリックはカラーオプション価格は掛かりません。
エモーショナルレッドⅡ
エモーショナルレッドⅡは有償オプションカラーで+55,000円(税込)となります。コンパクトカーに赤系は似合いますがカラーオプション価格がアクアのボディカラーの中で最も高いのが難点です。
ブラスゴールドメタリック
ブラスゴールドメタリックはカラーオプション価格は掛かりません。
スーパーホワイトⅡ
スーパーホワイトⅡはカラーオプション価格は掛かりません。スーパーホワイトⅡはBグレードのみで選択できるカラーとなっています。
値引き以外でアクアを安く買う
オプションは社外品にする
アクアの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。
オプション品をディーラーで装着しない事によって、アクアの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。
社外品にすると安いオプション品の代表例
- ナビゲーション
- ETC車載器
- ドライブレコーダー
- フロアマット
- アルミホイール
今乗っているクルマを最大限高く売る
ディーラーにアクアを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。
今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう
アクアの新古車/未使用車を買う
販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。
「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにアクアが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。
プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。
残価設定ローンでアクアを買う
残価設定ローンとは、3年後や5年後のアクアの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にアクアを引き取る事を前提として組むローンの事です。
例えば見積もり総額が300万円、3年後のアクアの価値が160万円の場合、140万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はアクアを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。
一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。
アクアの長所/メリット
初代アクアよりも質感アップ
初代アクアは「ハイブリッドカーを出来るだけ安く」という至上命題を抱えていたため、内装など見える部分もコスト低減が目立っていたが、2代目アクアではヤリスとの差別化もあって全体の質感が向上。
走行フィールや室内空間など初代と比べるとワンランクアップしています。
初代アクアより広くなった室内
ヤリスが追加となった事で、低燃費を徹底的に追及する役目はヤリスに移り、アクアは燃費の徹底追及モデルから解放された事で、ヤリスよりもホイールベースを延長し後席空間が広くなりました。
他社ライバルを大きくリードする低燃費
よりコンパクトなヤリスと比べると一歩譲るものの、アクアはフィットやノートなど他社のライバルと比較すると低燃費性能では圧倒しています。
バイポーラ型ニッケル水素電池の採用による加速感の向上
アクアはコストを抑えながら瞬発的な出力を得られるバイポーラ型ニッケル水素電池を採用し、加速時のレスポンスを向上させています。
アクアの欠点/デメリット
かわりばえのない外装デザイン
2代目アクアは一目でアクアとわかるキープコンセプトのデザイン。アクアとわかりやすい反面、新型車を買ったという満足感はやや低いものとなっています。
アクアの値引きとリセールバリュー込の総合評価
一台でなんでもソツなくこなす万能車
2011年に発売した初代アクアはプリウスが巻き起こしたハイブリッド旋風をさらに低価格で継承し大ヒットモデルとなった。大量のバックオーダーを抱えつつ、国内での乗用車販売ランキング首位を長期間守っていた。それから2代目の登場する2021年までの10年間、マイナーチェンジや特別仕様車追加などでモデル末期まで手堅い販売台数を維持してきた。
その間、一回り小さいヤリスの投入、ライズやヤリスクロスなど同クラスに様々な新商品が投入され、アクアの担ってきた役割は分散される事となった。
同クラスの選択肢が増えた現在ではアクアでなければならないという必然性はかなり希薄となっているが、世界的に見てもトヨタのハイブリッド技術は突出しており、低燃費を求める人の日常のアシとしてはバランスが良く素晴らしいクルマと言える。
ただ、乗り換え時の査定額を加味するとヤリスクロスなどSUVモデルの方が良く、短期で乗り換える人はそちらの方がおすすめと言える。アクアは一度買ったら長く乗り続ける人にはおすすめの一台です。