ホンダ シャトル/ハイブリッドの目標値引き額は?
(2023年1月3日更新)
ホンダのコンパクトワゴン「シャトル」は、「フィット・シャトル」の後継モデルとして2015年5月に発売が開始されました。フィット・シャトルがフィットの派生モデルとしての生い立ちを持つのに対し、シャトルはフィットとは別のモデルとして専用の内外装デザインにより差別化を図った他、先代比では燃費性能の改善やラゲッジスペースの拡大などが行われました。
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ホンダ シャトルの値引き相場と交渉法
シャトルの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~7万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 8~14万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 15~26万円 |
シャトルの値引き難易度:B(A:甘い~E:渋い)
(A:甘い ~ E:渋い)
フィットベースで室内・荷室空間も広く、5ナンバーサイズでEV走行モードを持つシャトル。不ベースとなったフィットがフルモデルチェンジしており、旧世代のモデルとなっています。
古いモデルですので積極的な値引き交渉をしましょう。
シャトル値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える
「シャトル以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をホンダの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。
シャトル値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる
シャトルはホンダの全販売店で販売しています。販売会社は近接地域に複数あり、「ホンダカーズ横浜」「ホンダカーズ中央神奈川」など異なっている場合が多く、同じシャトルを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。
異なる系列のホンダ販売店で見積もりを取り、シャトルの大きな値引きを引き出しましょう。
シャトル値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握
シャトルをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。
ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。
シャトル値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する
値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。
ホンダ 新型シャトル/ハイブリッドの納期
シャトルの納期はどのくらい?
- ガソリン車の納期:2ヵ月~
- ハイブリッド車の納期:1ヵ月~
シャトルの納期はコロナの影響による生産工場の稼働率低下や、世界的な半導体不足の影響を受け長めとなっています。納車を急ぐ場合は色やグレードを売れ筋モデルにすれば、納期を早まる可能性もあります。
シャトルの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ
ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、シャトルの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。
「どうしても、シャトルのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにシャトルの納車の早い車両がないか確認しましょう。
シャトルの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う
シャトルに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。
「実はシャトルのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。
シャトルの納期を早めるコツ3:新古車を狙う
シャトルのように納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。
「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにシャトルが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。
新型シャトルの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「新型シャトル/ハイブリッドの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型シャトル/ハイブリッドの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型シャトル/ハイブリッドを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ホンダ シャトルの価格/グレード/実燃費
ホンダ シャトルのグレード別 新車価格
ハイブリッド (1.5L i-VTEC+i-DCD)
グレード | 2WD | 4WD |
HYBRID・Honda SENSING | 2,158,200円 | 2,356,200円 |
HYBRID X・Honda SENSING | 2,418,900円 | 2,616,900円 |
HYBRID Z・Honda SENSING | 2,607,000円 | 2,772,000円 |
ガソリン (1.5L i-VTEC)
グレード | 2WD | 4WD |
G・Honda SENSING | 1,808,400円 | 2,006,400円 |
※価格は2022年2月11日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ホンダ シャトル/ハイブリッドのグレード選び
パワートレーンはハイブリッド(1.5L+モーター)、1.5Lガソリンの2種類。4WDは両パワートレーンの全グレードに設定されています。
基本的なグレード構成はハイブリッドがラグジュアリーな「HYBRID Z」、お買い得グレードの「HYBRID X」、ベーシックな「HYBRID」の3種類。
2WDのガソリン車はベーシックな「G」の1グレードとなります。
価格帯
2WDでの価格は、「G」(ガソリン)の1,808,400円から「HYBRID Z・Honda SENSING 」の2,607,000円までで、価格差は80万円となっています。
シャトル/ハイブリッドの実燃費(2名乗車時の目安)
ハイブリッド車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 22~25km/L |
郊外・幹線道路 | 22~25km/L |
市街地 | 18~22km/L |
ガソリン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 19~22km/L |
郊外・幹線道路 | 16~20km/L |
市街地 | 12~14km/L |
シャトル ハイブリッドはEV走行が可能なフル・ハイブリッド方式を採用。渋滞のある市街地では停止からの走行開始や低速走行で利点が活き、高燃費が期待が出来ます。高速道路でも軽いボディと空気抵抗を抑えたデザインで高い燃費性能を発揮します。
ガソリンエンジン車もハイブリッド車程の燃費ではないものの、非常に優れた燃費性能を発揮します。
ホンダ シャトルのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
2015年12月17日 特別仕様車「スタイルエディション」追加 →2016年8月4日廃止
2015年12月17日に特別仕様車「スタイルエディション」が追加となりました。主な特別装備の内容は以下となります。
HYBRID X 特別仕様車 スタイルエディション
HYBRID Xの装備に加え、
- フォグライト
- ステンレス製スポーツペダル
- ETC車載器(音声タイプ)
HYBRID Z 特別仕様車 スタイルエディション
HYBRID Zの装備に加え、
- 本革巻ステアリングホイール(スムースレザー)
- ステンレス製スポーツペダル
- ETC車載器(音声タイプ)
- トノカバー
2016年8月5日 マイナーチェンジ実施
インテリアライトのLED化、カラーバリエーションの変更、「HYBRID X」、「HYBRID Z」に特別仕様車「STYLE EDITION」の装備を標準化するなど、内外装ともに質感の向上を図った。
主な変更点
<全グレード共通>
・インテリアライト(フロントマップランプ、ルームランプ、ラゲッジルームランプ)のLED化
<HYBRID X>
・フォグライト
・ステンレス製スポーツペダル
・ETC車載器(音声タイプ)
<HYBRID Z>
・本革巻ステアリングホイール(スムースレザー)
・ステンレス製スポーツペダル
・ETC車載器(音声タイプ)
・トノカバー
■新ボディーカラーの採用
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック
・ルーセブラック・メタリック
・ルナシルバー・メタリック
2019年5月10日 マイナーチェンジ実施
内外装デザインの刷新、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にオートハイビームの追加など商品性を高めた。
ホンダ シャトル/ハイブリッドの値引き交渉に使う競合車
シャトル/ハイブリッドの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ カローラ ツーリング
コンパクトなワゴンボディでハイブリッドをラインナップする車種としてカローラツーリングがあります。
カローラツーリングはフィールダーからのフルモデルチェンジによって、精悍なデザインにフェイスリフトされ、魅力度がアップしています。カローラシリーズ伝統の堅実な作りもあって、安定した人気を誇っています。ライバル車種が少ないクラスなので、シャトルとの競合を全面に出して、値引きを引き出しましょう。
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競合車を使ってシャトルの値引き交渉を
シャトルの値引きを引き出すにあたっては、上記のカローラツーリングの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、シャトルの値引きを引き出し易くなります。
シャトルの値引き交渉に適した時間帯や時期
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。
平日の閉店2時間前
シャトルのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。
すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。
「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。
ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に
販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。
また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。
シャトル値引き交渉の流れ
しっかりとシャトルの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでシャトルに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。
シャトル値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでシャトルの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「シャトルが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだシャトルが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはシャトルの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
シャトルの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。シャトルの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「シャトルが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
- ディーラーでの下取り査定額
- シャトルの見積もり
- 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やシャトルの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
シャトルの値引き交渉で気を付ける点
シャトルの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。
値引き以外でシャトルを安く買う
オプションは社外品にする
シャトルの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。
オプション品をディーラーで装着しない事によって、シャトルの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。
社外品にすると安いオプション品の代表例
- ナビゲーション
- ETC車載器
- ドライブレコーダー
- フロアマット
- アルミホイール
今乗っているクルマを最大限高く売る
ディーラーにシャトルを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。
今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう
新古車/未使用車を買う
販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。
「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにシャトルが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。
プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。
残価設定ローンを利用する
残価設定ローンとは、3年後や5年後のシャトルの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にシャトルを引き取る事を前提として組むローンの事です。
例えば見積もり総額が300万円、3年後のシャトルの価値が170万円の場合、130万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はシャトルを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。
一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。
シャトル/ハイブリッドの長所/メリット
広い居住性を持ちつつ立体駐車場サイズぎりぎりに収めたパッケージング
シャトルはベースとなったフィット同様に広い居住空間に全長を伸ばして積載性も大幅にアップしています。ボディサイズは横幅を5ナンバーサイズに収め、全高も1,545mmと立体駐車場に収められる都市部での使い勝手にも配慮されています(ただし4WDは1,570mm)。扱いやすさと居住性、積載性を上手くバランスさせた秀逸なパッケージングが魅力です。
洗練された内外装デザイン
同クラス唯一のライバルであるカローラフィールダーは、マイナーチェンジで地味だった外装デザインをリニューアルしましたが、内装はあまり手が入っておらず、年配ユーザーの多いカローラアクシオ(セダン)と同様のコンサバティブなデザイン。
一方でシャトルはフィットをベースとしながらもヘッドライト回りを高級感あるものに変更し、内装の質感もウッド調パネルをあしらうなど、フィットよりもグレードアップさせています。
シャトル/ハイブリッドの欠点/デメリット
モデルの古さ
優れたパッケージングを持つフィットをベースに開発されたしたシャトル。後席の居住性も荷室の広さも十分で、燃費も良好。5ナンバーサイズに収まり、車高も4WDモデルは1,570mmであるものの、FFは1,545mmで立体駐車場に収まるサイズになっています。
ただ、発売から期間も経過し、ベースとなっているフィットも新世代にフルモデルチェンジしており、ベースの古さが気になる所です。
シャトル/ハイブリッドの値引き込みの総合評価:3.5 (5段階評価)
3列シートは要らないという人には使いやすくおすすめ
日本国内で一時は隆盛を極めたステーションワゴンですが、レガシィは大型化しアウトバックのみとなり、トヨタ カルディナ、日産 ウイングロード廃止など選択肢が激減しました。現在ではトヨタのカローラフィールダーくらいしかない状況となりました。
フィットをベースとしたシャトルは、フィットの優れたパッケージングをもとにさらにユーティリティを拡大。コンパクトで使い勝手の良いステーションワゴンとなっています。
ミニバンとSUV人気の高い昨今ですが、3列目シートは要らない、悪路走行もしない、という価値観のハッキリした人にはおススメの一台です。