私は北海道に住んでいます。冬に自動車を運転すると路面が凍っていて非常に危険な状態になります。私が20代前半のとき、まだ運転免許取りたてだったので練習のために普段から車を運転するようにしていました。夏に免許を取ったので冬はあまり車に乗らないようにしていたのですが、12月にちょうど引越があって今住んでる場所から近くではありますが、引越で雪道を運転することになりました。
昼は良かったけど、夜になると
昼間は少し道路の雪も解けていて何とか運転できましたが、夜になると路面が凍ってきて滑って運転が大変になってきます。夕方になって、引越の荷物はだいぶ運び終わって忘れ物があったので取りに行こうと今まで住んでいた家に戻ることにしました。
大きな国道の片側2車線の直線道路で、だいたい40km位のスピードで運転していました。若干カーブになっているところがあって、右車線を走っていたので少し左にハンドルを切ってブレーキを踏んだところ、ブレーキは効かず私の運転する車は対向車線に進んで行ってしまいました。
ハンドルを切っても
何とかぶつからないようにしようとハンドルを切っても元に戻すことはできず、そのまま対向車線を走行していた車と接触してしまいました。それだけではなく、私の後ろを走っていた車は、私の接触を避けることができず、私の車にぶつかってしまいました。
幸い私も含め全員大きなケガはなかったのですが、後ろからぶつかった車の方は事故の前からムチ打ちの症状があり、病状は悪化したと言い病院に行くことになりました。前からぶつかった車に関しては私の責任となりましたが、後ろからぶつかってきた車に対しては双方に過失が発生する方向で話は進んでいました。しかし、相手側の親が私の加入している保険会社の窓口に出向いて抗議したことで、後ろの車に対しても私の責任になって事故処理は終わりました。
今の時代はインターネットで加入するダイレクト型の自動車保険が主流となってきましたが、昔は窓口で対応する自動車保険会社が多かったようです。もともとは、私のスリップ事故が原因で起こった事ですが、双方に責任がある方向で進んでいたことが覆されたのは少々納得できない点もあり、私の契約に車両保険がついていなかったので、車の修理費は一切保険がおりませんでした。終わった事なので仕方ありませんが、保険料は少し高くなっても車両保険に入っておくべきだと思いました。
当時運転していた車は、普通車の中古だったので車両保険を希望して入れたか、わからないです。購入するならやっぱり新車の方が良いのかもしれません。現在は、冬の運転はできるだけ避けるようにして雪道は運転しないようにしています。