BMW 700 (1959-1965):600のコンポーネンツを流用した普遍的な大衆車として誕生

BMWは1959年8月、1957年にリリースした「600」の基本コンポーネンツを流用した大衆車「700」を発売しました。600がキャビン・スクーターの「イセッタ」をベースとした簡易的なモデルであったのに対し、700は遥かに普遍的な乗用車となっていました。販売面では、低調だった600から一転してヒット作となり、同社の経営回復の立役者となりました。

デザインはミケロッティが担当

ボディは同社初のフルモノコック構造が採用され、ボディタイプは当初2ドアクーペのみが用意されました。エクステリア・デザインはカロッツェリア・ミケロッティの手に委ねられ、イセッタの延長線上にある卵型のフォルムを備えていた600とは対照的な、直線基調のスマートな3ボックス型へと大きく変貌しました。

ボディサイズは全長3,540mm×全幅1,480mm×全高1,270mmで、600よりも長く広く、そして低いプロポーションとなりました。また、ホイールベースは2,120mmで、600から400mm以上延長されました。車両重量は640kgで、ボディサイズの大幅な拡大にも関わらず90kgほどの増加に抑えられていました。駆動方式は、600同様のRRが踏襲されました。

モーターサイクル用エンジンを搭載

リアに搭載されるエンジンは、600の空冷4ストローク582cc水平対向2気筒OHV(最高出力19.5hp/最大トルク3.9kgm)に代わり、同社で最大の排気量を持つモーターサイクル「R69」用の空冷4ストローク697cc水平対向2気筒OHV(最高出力30hp/最大トルク5.1kgm)が採用されました。組み合わせられるトランスミッションは600と同様4速MTで、ギアレシオもトップの僅かな相違を除き共通でした。

最高速度は125km/hで、600から20km/hの向上を果たしていました。サスペンション形式は、フロントは600のスイングアーム/コイル式からデュボネ/コイル式に変更され、リアはトレーリングアーム/コイル式が踏襲されました。また、ラック&ピニオン式のステアリング形式や4輪ドラム式のブレーキ形式は600と同一でした。

ボディ・バリエーションを拡大

その後同年12月に、クーペのルーフを延長するとともにCピラーを立てて後席の居住性を向上させた2ドアセダンが追加されました。ボディサイズは、全高がクーペより75mm高められていました。次いで翌1960年、エンジンのアウトプットを最高出力40hp/最大トルク5.2kgmに高めて搭載するクーペの高性能版「スポーツ」が追加されました。

さらに1961年には、2ドアカブリオレが追加になりました。追って1962年、セダンがホイールベースを160mm延長した「700LS」に移行し、翌1963年には標準仕様エンジンの最高出力が32hpに高められました。続いて1964年、クーペもセダン同様にロングホイールベース化された700LSにバトンタッチされました。そして1965年、後継モデルのリリースもないまま生産終了となりました。

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