[PR]記事内に広告が含まれています。

BMW M5 (2代目 E34 1988-1995):ボディ剛性を強化するとともにエンジンをリファイン

BMWは1988年、1986年に3代目へとフルモデルチェンジされたアッパーミディアムモデル「5シリーズ」をベースとしたハイパフォーマンス版、E34型「M5」をリリースしました。先代E28型から大幅なボディ剛性強化が図られるとともに、エンジンにも手が加えられ、パフォーマンスがさらに向上しました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

エアロパーツ採用で差別化

ボディタイプは当初は4ドアセダンのみの設定で、スタイリングは5シリーズ譲りのノーブルな雰囲気を踏襲しながらも、前後に設けられたエアロパーツや専用デザインのサイドシルなどにより差別化が図られました。また、空力特性の高さは5シリーズ譲りで、Cd値は0.32を実現していました。

ボディサイズは全長4,720mm×全幅1,751mm×全高1,392mmで、先代から全長が100mm、全幅が約50mm拡大されました。5シリーズとの比較では、全高が20mmローダウンされていました。ホイールベースは先代比で100mm長い2,761mmで、車両重量はボディ剛性強化にともない200kg以上増加し、1,670kgとなっていました。

駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは先代に搭載された3.4L直6DOHC24バルブNAをベースに、排気量を3.5Lに拡大するとともに圧縮比アップや可変吸気システム採用などのリファインが施されました。スペックは最高出力315ps/6,900rpm・最大トルク38.7kgm/4,750rpmで、先代から29ps/2kgmの向上を実現していました。

5速MTとの組み合わせによるパフォーマンスは、最高速度が5km/hアップの250km/h(リミッター作動)となり、0-100km/h加速タイムは0.2s短縮され6.3sとなりました。サスペンション形式はフロントがストラット式、リアがセミトレーリングアーム式で、ブレーキは前後ともベンチレーテッド・ディスク式がおごられました。

M/Cで排気量を拡大

また、タイヤはフロントが235/45ZR17、リアが255/40ZR17で、先代からワイド&大径化されるとともに前後異径サイズとなりました。一方ホイールはアルミ製で、マグネシウム合金製の冷却フィンが備わる点が特徴でした。その後、1992年のマイナーチェンジで排気量を3.8Lに拡大、スペックが最高出力340ps/6,900rpm・最大トルク40.8kgm/4,750rpmまで向上しました。

それにともない、0-100km/h加速タイムは5.9sに短縮されました(※最高速度はリミッター作動により不変)。また、電子制御可変ダンパーが採用されたほか、ホイールの意匠も変更されました。さらに、新たなバリエーションとして同じパワートレインを搭載する5ドアステーションワゴン「M5ツーリング」が追加されました。

そして1995年、5シリーズのフルモデルチェンジにともないM5/M5ツーリングともに生産を終了、その3年後の1998年に新型5シリーズをベースとしたE39型M5がリリースされました。E34型M5の日本市場への初上陸は1991年6月で、1993年5月にマイナーチェンジ版に切り替えられました(※M5ツーリングは導入されず)。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

Mシリーズ
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする