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ビュイック リビエラ (7代目 1985-1992):構造・機構面や装備面で近代化を図るも商業的には失敗

ゼネラルモーターズ(GM)のビュイック・ブランドから1963年にリリースされた高級パーソナルカー「リビエラ」は、1986モデルイヤー(1985年)に7年ぶりにして6度目フルモデルチェンジを受け、7代目モデルに移行しました。歴代初のモノコックボディの採用や最新の電子システムの導入など、大幅な近代化が図られたものの、商業的には失敗に終わりました。

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ボディの小型化とともにスタイリングを一新

プラットフォームは、先代同様「キャデラック・エルドラド」や「オールズモビル・トロネード」と共通の「Eボディ」が採用されました。ボディタイプは2ドアコンバーチブルが廃止され、2ドアクーペのみのラインナップとなりました。エクステリア面では、大幅に低められたスラントノーズや天地の低いフロントグリル、細くなったCピラーなど、従来のイメージが一新されました。

ボディサイズは全長4,755mm×全幅1,821mm×全高1,359mmで、先代から二回りほどコンパクトになったほか、ホイールベースも150mm以上短縮され2,743mmとなりました。また、車両重量も180kgほど軽量化され1,501kgとなりました。駆動方式はFFを踏襲、エンジンはV6ターボやV8が廃止され、3.8L V6OHV NA(最高出力142ps/最大トルク27.6kgm)のみの設定となりました。

4輪ディスクブレーキを採用

組み合わせられるトランスミッションは、従来同様の4速トルコン式ATながらも、型式がTHM324-4L型からTHM440-T4型「ターボハイドラマティック」に変更されました。サスペンションは3種類の設定が用意され、ブレーキはフロントはベンチレーテッド・ディスク式を踏襲、リアはそれまでのドラム式に代わりソリッド・ディスク式が採用されました。

ステアリング形式は、従来のリサーキュレーティング・ボール式に代わり、ロック・トゥ・ロック2.5回転のギアレシオを持つラック&ピニオン式が採用されました。また、タイヤは前後ともP215/60R15サイズの「グッドイヤー・イーグルGT」が装着されました。装備面では、ブラウン管を用いた世界初のタッチスクリーン式インフォテインメントシステムの採用がトピックでした。

その後、エンジンのスペックが1987年モデルで最高出力152ps/最大トルク27.6kgm、1989年モデルで最高出力167ps/最大トルク29.1kgm、そして1991年モデルでは最高出力172ps/最大トルク30.4kgmまで向上したものの、最後まで新たなエンジンが設定されることはありませんでした。そして1992年末をもって生産が打ち切られました。

さまざまな要因からモデル末期に極度の販売不振に陥っていたこともあり、後継モデルは2年後の1994年までリリースされませんでした。

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