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シボレー ブレイザーK5 (初代 1969-1972):フォード・ブロンコの対抗馬として誕生したSUV

GM(ゼネラルモーターズ)は1969年、「フォード・ブロンコ」や「インターナショナル・ハーベスト・スカウト」に対抗するための新型SUV、K5型「シボレー・ブレイザー」を発売しました。オリジナル設計が行われていたブロンコなどと異なり、生産コスト低減や室内スペース確保のため、小型ピックアップトラックの2代目「シボレー・C/K」をベースに開発されました。

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ボディは2ドアのみ

生産はアメリカ国内の他、カナダやイギリス、韓国でも行われました。ボディタイプは2ドアのみの設定で、スタイリングはブロンコをはじめ多くのSUVと同様に、直線基調のスクエアかつ無骨なものでした。また、フロントグリルにはブロンコやスタウト同様に、丸型2灯式ヘッドランプが備わっていました。

ボディサイズは全長が4,508mm、全幅が2,007mmで、ブロンコよりも二回りほど大きいディメンションでした。ホイールベースは2,642mmで、ベースモデルのC/Kからは大幅に短縮されていたものの、ブロンコとの比較では300mm程長いものでした。駆動方式は当初はパートタイム4WDのみの設定で、エンジンはまず4.1L直6OHV、5L V8OHV、5.7L V8OHVの3種類が用意されました。

4輪リジッド・サスペンションを採用

これらのエンジンに組み合わせられるトランスミッションは、フルシンクロの3速/4速MTと、「ターボハイドロマティック」と呼ばれる3速トルコン式ATが設定されました。サスペンション形式は、当時のSUVとして一般的だったリーフスプリング採用による4輪リジッド・アクスル式が採用されました。また、ブレーキは4輪ドラム式が採用されました。

装備面では、エアコンが装備されるなど当時のSUVとしては豪華な仕様で、さらにオプションでタコメーターが用意されました。そして翌1970年に、後輪駆動(FR)モデルが追加されました。サスペンション形式は4WD仕様車とは異なっており、フロントに独立懸架/コイル式、リアにトレーリングアーム/コイル式が採用されました。

また、この年にエンジン・ラインナップの拡充も図られ、新たに4.8L直6OHVエンジンが追加されました。そして1973年にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデルに移行しました。初代K5型ブレイザーは、ラグジュアリーな仕様や優れた居住性に加え悪路走破性の高さも合わせ持っていたことから、発売と同時に高い人気を獲得しました。

4年間の生産期間で約7万8千台を販売するなど、商業的に最大のライバルであったブロンコを凌ぐ成功を収めました。また、後にフォロワーとしてクライスラーから同じくピックアップトラックがベースのSUV「ダッジ・ラムチャージャー」が登場するなど、その成功は他社にも影響を与えました。

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