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フィアット 1800/2100/2300/2300Sクーペ (1959-1968):凝った設計の6気筒エンジンを搭載するミディアムモデル

フィアットは1959年のジュネーブ・ショーで、基本設計を1950年に遡り旧態化が目立ってきた「1400/1900」の後を継ぐミディアムモデル、「1800/2100」を発表しました。設計を担当したのは同社の主任エンジニアであったダンテ・ジアコーザで、OHVながらクロスフローバルブを持つ凝った設計の6気筒エンジンが搭載された事が特徴でした。

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セダンとワゴンを用意

ボディタイプは当初、4ドアセダンの「ベルリーナ」と5ドアステーションワゴンの「ファミリアーレ」が設定されました。スタイリングは曲線基調の1400/1900から一転、直線基調のプレーンなフォルムに変貌しました。又、ヘッドランプは標準モデルは1400/1900と同じく丸型2灯式であったものの、上級グレード「2100スペチアーレ」には丸型4灯式が採用されました。

ボディサイズは全長4,465mm×全幅1,620mm×全高1,470mmで、1400/1900から全長が拡大された一方、全幅と全高は縮小されました。ホイールベースは、標準モデルは1400/1900と同一の2,650mmで、スペチアーレのみそれより80mm長く設定されました。サスペンション形式は、1400/1900同様のフロント:ダブルウィッシュボーン式・リア:1/4楕円リーフ+コイル式が踏襲されました。

一方で、フロントのスプリングはコイル式からトーションバー式に変更されました。駆動方式はコンベンショナルなFRが踏襲され、エンジンは1900には1.9L直6OHVシングルキャブレター仕様(最高出力76ps/最大トルク12.8kgm)が、2100には2.1L直6OHVシングルキャブレター仕様(最高出力83ps/最大トルク14.7kgm)が搭載されました。トランスミッションは、共に4速MTが組み合わせられました。

M/Cで性能アップと共にクーペが登場

そして2年後の1961年、マイナーチェンジによりリアサスペンションが半楕円リーフ・リジッド式に変更されると同時に、1800に代わりアウトプットを最高出力87ps/最大トルク14.5kgmに高めた「1800B」が、2100に代わり排気量を2.3Lに拡大しアウトプットを最高出力106ps/最大トルク18.8kgmとした「2300」が設定されました。

更に同じ年、カロッツェリア・ギアがデザインを手掛けた2ドアクーペ「2300Sクーペ」が追加されました。ボディサイズは全長4,620mm×全幅1,635mm×全高1,380mmと、ベルリーナに対し長く広く低いディメンションが特徴で、搭載される2.3Lエンジンは圧縮比アップとツインキャブレター化により、アウトプットが最高出力138ps/最大トルク20.1kgmまで向上していました。

又、パフォーマンス向上に対応する為、ブレーキもそれまでの4輪ドラム式から4輪ディスク式にアップグレードされました。次いで1963年、2300にパワーステアリングやクーラーなどがオプション設定される上級グレード「デラックス」が追加されました。そして1968年に生産を終了、翌1969年に後継車種「130」がリリースされました。

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