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三菱 パジェロミニ (2代目 1998-2013):新規格に対応すると共に安全性を強化 [H53/58]

三菱 パジェロミニ 1998

三菱 パジェロミニ 1998

1994年12月に「パジェロ」の弟分としてデビューした軽クロスカントリーSUV「パジェロミニ」は、1998年10月に新軽自動車規格に対応した2代目モデルにバトンタッチされました。ボディの拡大と共にクラッシャブルボディ構造を採用、更にブレーキアシストが装備されるなど安全性能が高められた事が特徴でした。

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先代の流れを汲むスタイリング

スタイリングは先代同様、兄貴分の2代目「パジェロ」の流れを汲む雰囲気が受け継がれ、ツートーン・ボディカラーも引き続き設定されました。ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,635mmで、全幅が新規格一杯まで拡大された他、ホイールベースが80mm延長され2,280mmとなりました。車両重量は初期型で850~950kgとなり、先代から20~30kg程増加しました。

サスペンション形式は、先代同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:5リンク式を踏襲し、駆動方式も同様にFRと3つの走行モード切替機能が備わるパートタイム4WDシステム「イージーセレクト4WD」が設定されました。エンジンも0.66L直4の4A30型がキャリオーバーされ、先代同様にSOHC16バルブNA仕様とDOHC20バルブ・ツインスクロールターボ仕様が用意されました。

三菱 パジェロミニ duke 1998

三菱 パジェロミニ duke 1998

スペックは前者が最高出力52ps/最大トルク6.3kgm、後者が最高出力64ps/最大トルク10.2kgmで、共に先代から最大トルクが0.3kgm向上しました。トランスミッションは先代同様副変速機が備わり、NA/ターボそれぞれに5速MTと、先代から多段化された4速トルコン式ATが設定されました。

発売当初のグレード体系は、NAエンジン+FRの「S」「X」、NAエンジン+4WDの「X」、ターボエンジン+4WDの「スポーツ」「V」がラインナップされました。これらの内受注生産となるスポーツには、リアに機械式LSDが組み込まれていました。そして1991年1月に、大型メッキフロントグリルを採用するターボエンジン搭載の新グレード「デューク」が追加されました。

安全装備を更に強化

次いで2000年11月に、運転席のみの採用だったSRSエアバッグシステムが全車助手席にも標準化された他、ターボ車にABSが標準化されました。同時に、ヘッドランプを角形2灯式から丸形4灯式に代えた新グレード「リンクスZ」(NA+FR)、「リンクスX」(NA+4WD)、「リンクスV」(ターボ+4WD)が追加されました。

三菱 パジェロミニ 2008

三菱 パジェロミニ 2008

又、FRの廉価グレード「S」が廃止され、代わってターボエンジン搭載グレード「R」が設定されました。次いで2002年9月に、排出ガス規制及びグリーン税制強化に対応したマイナーチェンジが実施され、ターボ車のエンジンが4A30型SOHC仕様(最高出力64ps/最大トルク9kgm)に置換されました。同時にグレード体系が変更され、NA車が「XR」、ターボ車が「R」「VR」「デューク」のラインナップとなりました。

三菱 パジェロミニ 2008

三菱 パジェロミニ 2008

次いで2003年9月にグレード体系が整理され、「XR」「VR」「VR-S」の3タイプとなりました。続いて2005年1月の一部改良で、エクステリアの一部変更や装備の充実化が図られ、更に同年12月の一部改良では、フェイスリフトやリアバンパーの意匠変更、内装の一部変更などが実施されました。

次いで2008年9月にマイナーチェンジが実施され、内外装デザインの刷新と共に燃費の改善が図られました。同時にグレード体系も変更され、NAエンジン搭載の「ナビエディションXR」、ターボエンジン搭載の「ZR」「エクシード」「ナビエディションVR」が追加され、従来のトップグレード「VR-S」は廃止されました。

三菱 パジェロミニ 2008

三菱 パジェロミニ 2008

続いて2009年12月の一部改良で、オーディオ及びカーナビの仕様変更やボディカラーの見直しなどが行われ、更に2010年8月に実施された一部改良では、低燃費運転をサポートするECOランプが新設されました。そして2012年6月に生産終了となり、2013年2月をもって販売を終了しました。後継モデルは発売されず、軽クロスカントリーSUVは「スズキ・ジムニー」のみとなりました。

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