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日産 レパード (4代目 1996-1999):セドリック/グロリアの姉妹車種となったラストモデル [JY33]

日産 レパード 1996

日産 レパード 1996

1980年に「ブルーバード」の上位に位置する高級パーソナルカーとして発売された「レパード」は、1996年3月に3度目のフルモデルチェンジを受けると共に、車名から「J.フェリー」のサブネームが外れ再びレパードに戻されました。北米向けモデル「インフィニティ・J30」の国内版であった先代から一転、前年に登場したY33型「セドリック/グロリア」の姉妹車種となりました。

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ボディは4ドアハードトップに

ボディタイプは先代の4ドアセダンから、セドリック/グロリア同様の4ドアハードトップとなりました。スタイリングもセドリック/グロリアに類似したものとなり、米国デザインスタジオ主導でデザインされた先代からは大きく変貌しました。ボディサイズは全長4,895mm×全幅1,765mm×全高1,425mmで、先代から全長と全高が若干拡大されました。

日産 レパード 1996

日産 レパード 1996

ホイールベースはセドリック/グロリアと共通の2,800mmで、先代からは40mm延長されました。サスペンション形式は先代やセドリック/グロリアと同様、フロント:マクファーソンストラット式/リア:マルチリンク式が採用されました。駆動方式はFRを踏襲し、エンジンは4.1L V8が廃止されて当初は全車3L V6に統一されました。

ラインナップは、 SOHC NAのVG30E型(最高出力160ps/最大トルク25.3kgm)、DOHC NAのVQ30DE型(最高出力220ps/最大トルク28.5kgm)、DOHCターボのVQ30DET型(最高出力270ps/最大トルク37.5kgm)の3種類で、トランスミッションは先代同様全車4速トルコン式ATとの組み合わせでした。又、安全装備面では、全車にSRSデュアルエアバッグシステムとABSが採用されました。

日産 レパード 1996

日産 レパード 1996

発売時のグレード体系は、下からVG30E型エンジン搭載の「XJ」、VQ30DE型エンジン搭載の「XR」、VQ30DET型エンジン搭載の「XV」「XV-G」の4タイプが基本で、更にXV/XV-Gには4輪操舵システムが装備される「電動SUPER HICAS仕様」と、カーナビゲーションシステムなどが備わる「マルチAVシステム仕様」が設定されました。

日産 レパードのCM

M/Cでフルタイム4WD車を追加

そして1997年10月のマイナーチェンジにより、内外装や装備・仕様の一部変更が実施されました。同時に、2.5L直6DOHCターボのRB25DET型エンジン(最高出力235ps/最大トルク28kgm)を搭載するフルタイム4WDグレード「XJ FOUR」が追加された他、XJのエンジンが2L V6SOHC NAのVG20E型(最高出力125ps/最大トルク17kgm)及び2.5L V6DOHC NAのVQ25DE型(最高出力190ps/最大トルク24kgm)に置換されました。

日産 レパード 1996

日産 レパード 1996

更に、XRのエンジンが3L V6DOHC直噴NAのVQ30DD型(最高出力230ps/最大トルク30kgm)に置換されると共に、本革ステアリング、本革シート、鍛造16インチアルミホイールなどが標準装備となるスポーティグレード「グランスポーツ」が追加されました。

そして1999年6月にセドリック/グロリアがフルモデルチェンジによりY34型に移行すると、レパードは両モデルに統合される形で販売を終了し、19年の歴史に幕を下ろしました。

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