トヨタは、クラウンをフルモデルチェンジし、全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタならびに東京トヨペット)を通じて、2018年6月26日に発売した。
クラウンは1955年の誕生以来、8代目(1987年)にTRC(Traction Control)、9代目(1991年)にはABSといった、今では多くのクルマに採用されるようになった技術も先んじて採用してきた。
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15代目クラウンは初代コネクティッドカーとして
今回15代目となる新型クラウンは、車載通信機DCMを全車に標準搭載した初代コネクティッドカーとして誕生。24時間365日、ユーザーのクルマとつながることで、人とクルマ、そして社会との全く新しい関係を構築する。
リアルタイムの走行データに基づくメンテナンスの案内など「安全・安心」や、「快適・便利」なサービスを、ユーザーにとって最適なタイミングで情報を提供する。
TNGAに基づき車両性能をブラッシュアップ
さらに、スタイルや、走る・曲がる・止まるといった車両性能も、TNGAに基づき磨き上げ、大きく進化。走りについては、ドイツのニュルブルクリンクで走行テストを実施。意のままに操ることのできるハンドリング性能に加え、低速域から高速域、スムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない走行安定性を目指した。月販目標台数は4,500台。
トヨタ クラウン メーカー希望小売価格
2.0L直4ターボ
2WD(FR)、スーパーインテリジェント8速オートマチック
グレード | 税込価格 |
B | 4,606,200円 |
S | 4,746,600円 |
S“C package” | 4,941,000円 |
G | 5,416,200円 |
RS-B | 5,000,400円 |
RS | 5,184,000円 |
RS Advance | 5,594,400円 |
ハイブリッド(2.5L直4)
2WD(FR)、TOYOTA Hybrid System Ⅱ
グレード | 税込価格 |
S | 4,978,800円 |
S“C package” | 5,157,000円 |
G | 5,416,200円 |
RS | 5,184,000円 |
RS Advance | 5,799,600円 |
4WD、TOYOTA Hybrid System Ⅱ
グレード | 税込価格 |
S Four | 5,194,800円 |
S Four“C package” | 5,373,000円 |
G Four | 5,837,400円 |
G-Executive Four | 6,323,400円 |
RS Four | 5,632,200円 |
RS Advance Four | 6,015,600円 |
ハイブリッド(3.5L V6)
2WD(FR)、マルチステージ・ハイブリッド・トランスミッション
グレード | 税込価格 |
S | 6,237,000円 |
G-Executive | 7,187,400円 |
RS Advance | 6,906,600円 |
トヨタ クラウン フルモデルチェンジ概要
コネクティッドサービス
ドライバー、街、社会がつながることで新たなサービスが充実
- コネクティッドサービスをすべてのお客様に体感いただけるよう、車載通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供
- 「ヘルプネット」「eケア」といった安全・安心をサポートするサービスに加え、「オペレーターサービス」をはじめとしたカーライフを快適にするサービスも提供
- スマホアプリから目的地登録できる「LINEマイカーアカウント」や安全・エコな運転度合いをスマホで確認できる「MyTOYOTA for T-Connect ドライブ診断」といった新サービスを開始
スポーティな外観デザインと五感に響く感性品質を追求した内装
外観デザイン
- 凝縮された強さと、洗練されたエレガンスの両立によるスポーティセダンの創出を狙いとし、ロングノーズのFRらしいプロポーションと、6ライトウィンドウの採用によるルーフからラゲージにかけての伸びやかで流麗なサイドシルエットを実現。また、ボディを凝縮してタイヤの張り出しを強調した低重心でスポーティな骨格を表現
- RS仕様には、流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リヤ)を設定したほか、メッシュタイプのフロントグリル、より低重心でワイドに見せるフロント下部のメッキモールや操縦安定性向上に寄与するサイドエアダムスカート、専用の18インチアルミホイール、4本出しエキゾーストテールパイプ、リヤスポイラー、ドアフレームブラック化などを採用し、スポーティ感をさらに強調
内装デザイン
- 適度に囲まれたコックピットと開放感の両立により、運転に集中できる居心地の良い空間を創出。シンプルで上質なつくり込みと先進デバイスとの対比によって品位と知性を感じさせるモダンな空間を表現。また、つくり込みにおいては、触感、質感、動き、音、細部の見栄えなど、人の五感に響く感性品質にこだわった
- 運転中でも見やすい遠方配置の8インチディスプレイと操作性を考慮し手前側に配置した7インチディスプレイの2つを連携させた新開発のダブルディスプレイを採用。2画面化を活かしてインストルメントパネル上面を低く抑え、圧迫感の少ない開放的な空間創出にも寄与
- 後席は、フロントシート下の足入れスペースを拡大し、足元の心地よさを向上。また、シートは日本人の体型に合わせた座面形状の最適化によりフィット性を向上させ、長時間着座時の疲労低減に寄与しています。また、本杢調パネルによる華やかで高級な演出と、ドアLED照明や3席独立エアコンなど後席装備を充実させた「G-Executive」「G-Executive Four」をラインアップ
内外装色
- 金属感をより強調した新色プレシャスガレナを含む全7色の外板色と、スポーティなホワイトを含む全4色の内装色を設定
- 自分だけの特別なクラウンを選べる「ジャパンカラーセレクションパッケージ」を設定。日本ならではの繊細な色域の6色を外板色に設定したほか、専用の内装色3色と標準設定の4色の全7色の組み合わせにより、自分らしい「色を選ぶ喜び」を提供
TNGAに基づくプラットフォームの一新などによる意のままの走りの実現
プラットフォーム
- TNGAに基づくプラットフォームを新採用。パワートレーンをより低い位置に配置し低重心化するとともに、フード・フェンダーのアルミ採用や、前後重量配分の最適化により優れた慣性諸元を実現
- フロントはハイマウント式マルチリンクサスペンション、リヤはマルチリンクサスペンションを採用。ステアリング剛性の最適化、アルミダイキャスト製のフロントサスタワーの採用や構造用接着材の塗布量を大幅に増やしたりするなどボディの高剛性化で、意のままのハンドリングと目線がぶれないフラットな乗り心地を実現
静粛性の追求
- 車両骨格構造の適正化、防音材の適切な配置に加え、アクティブノイズコントロールを採用。スピーカーから逆相の音を出し、ノイズをキャンセルすることで静粛性を向上させた
RS専用パフォーマンスアップアイテム
- RS仕様には走行性能を高める専用アイテムを設定しています。5本スポーク18インチアルミホイール&タイヤを標準装備したほか、専用フロントスタビライザーによりロール剛性を向上。リニアソレノイド式AVSを採用することで、大きな入力が入っても適切な減衰力を瞬時に発生させ、余分な動きを抑えて走行性能向上に貢献している。また、リヤスポイラーの装着によりダウンフォースを確保し、高速安定性を向上させた。さらに、2.0Lターボ車にはリヤパフォーマンスダンパーとリヤフロアブレースを追加採用し、優れた操舵応答性や、荒れた路面での振動感の低減を実現した
ドライブモードセレクト
- スイッチ操作で運転特性の切り替えが行えるドライブモードセレクトを全車に標準装備。さらに、RS仕様にはCustomモードを設け、パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由に選択できるようにし、ドライバーの嗜好に応じた走りを提供する
パワートレーン
2.5Lダイナミックフォースエンジン ハイブリッドシステム
- 2.5Lハイブリッド車には、高い熱効率と高出力を両立したTNGAエンジン「2.5Lダイナミックフォースエンジン」を搭載したハイブリッドシステムを採用。JC08モード走行燃費で24.0km/L(国土交通省審査値)の優れた燃費性能と高い動力性能を両立
V型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステム
- 3.5L車にマルチステージハイブリッドシステムをTOYOTAブランドで初採用した。
ハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせたこの機構は、V型6気筒3.5Lエンジンと走行用モーター両方の出力を制御することで、低速から力強い駆動力を生み出す。加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立している - 10段変速制御のトランスミッションは、あらゆる走行シーンにおいて、エンジン回転数をドライバーの意図に対し忠実に変化させたり、応答性の良いモーターアシストを可能とし、アクセル操作に連動したダイレクトな加速フィーリングを実現
2.0L直噴ターボエンジン
- 2.0L車には、吸排気効率を高めることにより出力を向上した2.0L直噴ターボエンジンを採用。低回転から優れた応答性を発揮し、全域にわたって高いトルクを確保
最新の「Toyota Safety Sense」をはじめとする先進の予防安全技術
第2世代型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備
- 歩行者検知(昼間・夜間)・自転車運転者検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」
- 前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」
- レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA: Lane Tracing Assist)」
- ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム(AHB:Automatic High beam)」
- 先行車や対向車を遮光しながらハイビームを照射する「アダプティブハイビームシステム(AHS:Adaptive High-beam System)」
- カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA:Road Sign Assist)」
パーキングサポートブレーキ(静止物、後方接近車両、後方歩行者)
- 駐車場では、壁や柱などの静止障害物のほか、車両や人の往来も多く、周囲の確認や複雑な運転操作でミスも発生しやすいため、低速でのサポートブレーキシステムを設定。インテリジェントクリアランスソナー、リヤクロストラフィックオートブレーキに加え、TOYOTAブランド初となる対後方歩行者サポートブレーキを採用(パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2を装着した場合のみ)。リヤカメラで歩行者を検知し、衝突の危険があると判断した場合には、警報およびブレーキ制御で被害軽減に寄与する
新車購入ガイド:【2023最新】クラウンの値引き 納期 乗り出し価格