日産 シルビア (5代目 S13)の口コミ評価:中古車購入インプレッション

日産 シルビア K's '88-'93

日産 シルビア K’s ’88-’93

私は小学校高学年になるころには車やバイク(当時は特にバイク)に関して非常に強い興味を抱くようになっていました。理由は分かりませんが、とにかく「かっこいい」という理由で車やバイクに乗りたいと思うようになりました。

18歳になり普通自動車の免許取得を目指し

中学生になるとバイク雑誌を読み漁り「免許が取れる歳になったらすぐに取ろう」と思っていました。16歳になるとすぐに免許取得に向けて行動を開始しました。まずは原付を取得し、同時進行で普通自動二輪の免許取得も目指していました。18歳になると普通自動車の免許取得を目指しました。16歳から2年間、二輪で色々な楽しみを経験することができ、今度はどんな楽しみが待っているのかという期待に胸を躍らせながら教習(一発試験でしたが)に励む毎日でした。

いざ免許取得を果たし車に乗れるとなったのですが、残念ながら我が家では無条件で親が子供に車を買い与えるという方針はなく、「欲しい・必要なのであれば自分で買え」と言われてしまいました。しかし、最初だけは親が乗っていた軽自動車を共有しても良いと言われ、しばらくは親の都合に合わせながら使えるときにだけ使うという状況で過ごしていました。

フルカスタムの即ドリ仕様を20万円で購入

しばらくして、バイトでコツコツと貯めた資金を使い先輩から中古の車を購入することが出来ました。その車こそが長年欲しいと思っていた日産シルビアS13でした。型落ちも良いところといった車種ではありましたが、ドリ車としては依然高い人気を誇りメンテナンス性・汎用パーツ・カスタム性など様々な点が優れていたことはもちろんのこと、そのルックスに一目ぼれしてしまった車でした。そのことを知っていた先輩から「買うか?」という話を聞いた時には二つ返事で購入を決めました。価格も20万円ということでしたが、フルカスタムの即ドリ仕様というものでした。

いざ自分のものになってみると嬉しさが溢れ出てしまい、毎日洗車したり意味もなくドライブをしてみたりしていました。ドリフトをしたいと思っていたこともあり、近くの広い駐車場(許可は取りました)や港で練習したり、峠に出向いたりしました。私の住んでいたところから駐車場・港まではそれぞれ1時間強、峠までは2時間ほどかかる距離でしたが、走りたくてたまらないという理由でほぼ毎晩遠征していました。おかげでドラテクは向上し、様々な知り合いと出会うこともでき非常に良かったと思っています。

乗り心地が悪く彼女や友人には不評だったけど

その当時付き合っていた彼女や友人には不評でした(乗り心地が悪いという理由で・・・)が、ドラテク向上は慢心しなければ自己抑制にも意味があると思っていますし、緊急時の対処に対しての訓練にもなると思っているので価値のある時間だったと思っています。

その後、約3年ほど共に時間を過ごしましたが、サーキット走行中にエンジンがバーストしてしまい泣く泣く廃車にすることになりました。廃車の際、トランク側のエンブレムを外して思い出として保管していますが、エンブレムを見ると未だに当時の思い出が蘇ってきて「走りたい」と思ってしまいます。

S13は古い車でしたが、個人的には車体もコンパクトで取り回しが良く、メンテナンス性やランニングコストに優れていたと思っています。何よりも私の大切な青春の一ページを鮮やかな色で描いてくれたことに対して深く感謝しています。