トヨタ カリーナ (6代目 1992-1996):バリエーションを大幅に整理し4ドアセダンのみに [T19♯]

トヨタ カリーナ 1992

初代モデルが1970年にデビューしたトヨタのミディアムクラス「カリーナ」は、1992年8月に4年ぶり5度目のフルモデルチェンジを実施し、6代目となりました。従来設定のあったバン/ワゴン(サーフ)がバン/ワゴン専用の姉妹車種「カルディナ」に移行した為、ボディバリエーションは4ドアセダンのみとなりました。同時にGT系が廃止され、ラインナップが大幅にシンプル化されました。

ボディ拡大により居住性が向上

スタイリングは基本的にキープコンセプトながら、より曲線的なボディラインに変化しました。ボディサイズは全長4,455mm×全幅1,695mm×全高1,395~1,410mmで、先代から一回り拡大され、ホイールベースも55mm延長され2,580mmとなりました。これらのディメンション変更により、先代から居住性が向上しました。車両重量は1,020~1,280kgで、同一グレード同士の比較で先代から20~50kg増加しました。

トヨタ カリーナ 1992

サスペンションは先代同様の4輪ストラット式が採用され、駆動方式もFF及びフルタイム4WDが踏襲されました。ラインナップされたエンジンは、直4DOHC「ハイメカツインカム」のガソリンユニット4種類と、直4SOHCディーゼルユニット1種類の計5種類で、GT系の廃止に伴い先代まで設定のあった「スポーツツインカム」と呼ばれた4A-GE型ユニットはカタログ落ちしました。

4WD車用に2Lエンジンを新設定

搭載エンジンの詳細は、ガソリンが1.5Lの5A-FE型(最高出力105ps/最大トルク13.8kgm)、1.6Lリーンバーンの4A-FE型(最高出力100ps/最大トルク14kgm)、1.8Lの4S-FE型(最高出力125ps/最大トルク16.5kgm)、2Lの3S-FE型(最高出力140ps/最大トルク19kgm)で、ディーゼルは2Lの2C-L型(最高出力73ps/最大トルク13.5kgm)でした。こられのユニットは、新たに設定された3S-FE型を除き先代から踏襲されたものでした。

トヨタ カリーナ 1992

又、フルタイム4WD車の搭載エンジンは、先代の4A-FE型から前述した3S-FE型に変更されました。トランスミッションは、先代同様5速MTと4速トルコン式ATが設定されました。一方インテリアは、エクステリア同様キープコンセプトで、先代のイメージを受け継ぐ曲線的かつラウンド状のデザインを持つインパネが採用されました。装備面では、新たにABS装着車が設定されました。

そして1994年8月にマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインが一部変更されると共に、1.8L車のエンジンが4S-FE型からリーンバーンの7A-FE型(最高出力115ps/最大トルク15.8kgm)に置換されました。そして1996年8月にフルモデルチェンジを行い、7代目モデルにバトンタッチされ生産終了となりました。6代目カリーナは、GT系の廃止により「コロナ」よりもスポーティーという個性を失い、人気は低迷しました。

 

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