ZR-V乗り出し価格 値引き 納期 長所欠点 リセールバリューを解説

ZR-Vの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、おすすめグレード、乗り出し価格（支払い総額）の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどホンダ ZR-Vの新車購入に必要な情報を完全ガイド。

そして、値引きやリセールバリューなどを基にZR-Vのお買い得度を総合評価しています。

ZR-Vの値引き相場と難易度

ZR-Vの値引き相場

値引き交渉の深さ	値引きの目安
特に値引き交渉をしない	～3万円
競合を絡ませて値引き交渉	4～14万円
限界値引き交渉・オプション多数	15～24万円

ZR-Vの値引き難易度：C（A：甘い～E：渋い）

ZR-Vの値引きはモデルライフ初期ではあるものの、ライバルも多くそれなりに値引きを引き出しやすい状況と言えます。

ZR-Vの値引き交渉法

ZR-V値引き交渉法1：ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える

「ZR-V以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をホンダの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。

ZR-V値引き交渉法2：異なる販売店で競合させる

ZR-Vは日産の全販売店で販売しています。販売会社は近接地域に複数あり、「ホンダカーズ横浜」「ホンダカーズ中央神奈川」など異なっている場合が多く、同じZR-Vを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。

異なる系列のホンダ販売店で見積もりを取り、ZR-Vの大きな値引きを引き出しましょう。

ZR-V値引き交渉法3：下取り車の価格を事前に把握

ZR-Vをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか？」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。

ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。

ZR-V値引き交渉法4：必要書類はあらかじめ準備する

値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」（1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど）というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。

ZR-Vの納期

• 1ヵ月～6ヵ月

ZR-Vの納期はグレードによってばらつきがあります。いま所有しているクルマの車検が近いなど納期に制約がある場合は早めにディーラーで確認しましょう。

ZR-Vの納期を早めるコツ

ZR-Vの納期を早めるコツ1：人気グレード/色を選ぶ

ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、ZR-Vの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。

「どうしても、ZR-Vのこのグレードが良い！」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにZR-Vの納車の早い車両がないか確認しましょう。

ZR-Vの納期を早めるコツ2：キャンセル車を狙う

ZR-Vに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。

「実はZR-Vのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります！」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。

ZR-Vの納期を早めるコツ3：新古車を狙う

ZR-Vのように納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車（新古車、未使用車）が出回っています。

「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにZR-Vが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。

ZR-Vの値引き/納期がわかったら次にすべき事

「ZR-Vの値引き相場と納期がわかった！すぐに商談に行く！」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。

自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、ZR-Vの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。

まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの？買取り額の【差額事例集】

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる　ZR-Vを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。

ZR-Vのグレード構成と燃費

ホンダ ZR-Vはどんなクルマ？

ホンダ「ZR-V」は、2023年3月に国内販売が開始されたミドルサイズのSUVです。価格帯としてはヴェゼルより上をカバーするモデルで、先行して北米で「HR-V」として発売されました。

全長 4,570 mm、全幅 1,840 mm、全高 1,620 mm、ホイールベース 2,655 mmのボディに1.5L直4ターボとe:HEV(モーター＋2.0L直4）のパワーユニットをラインナップしています。

ボディ前端を絞り込み薄型のヘッドライトを採用することでスポーティな印象に仕上げ、内装はソフトパッドを多用し上級感のあるインテリアとしています。

ZR-Vのパワートレイン

パワーユニットは1.5L直4ターボとe:HEV(モーター＋2.0L直4）の2種類、駆動方式はFFと4WDを設定しています。マニュアルトランスミッションの設定はありません。

ZR-Vのグレード別 新車価格

1.5Ｌ直4ガソリン

グレード	2WD（FF）	4WD
ZR-V X	3,208,700	3,428,700
ZR-V Z	3,808,200	4,028,200

e:HEV (モーター＋2.0L直4ガソリン）

グレード	2WD（FF）	4WD
ZR-V e:HEV X	3,558,500	3,778,500
ZR-V e:HEV Z	4,159,100	4,379,100
ZR-V e:HEV X 特別仕様車 BLACK STYLE	4,000,700	4,198,700
ZR-V e:HEV Z 特別仕様車 BLACK STYLE	4,308,700	4,506,700

※価格は2024年11月5日現在のメーカー小売希望価格（消費税10％込）です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。

ZR-VのWLTCモード燃費と実燃費

ZR-V(ガソリン)のWLTCモード燃費 (km/L)

	X		Z
	FF	4WD	FF	4WD
総合	14.6	13.9	14.5	13.9
市街地モード	10.5	10.3	10.5	10.2
郊外モード	15.4	14.7	15.3	14.8
高速モード	16.8	15.7	16.6	15.7

ZR-V(e:HEV)のWLTCモード燃費 (km/L)

	e:HEV X		e:HEV Z
	FF	4WD	FF	4WD
総合	22.1	21.7	22.0	21.5
市街地モード	19.7	19.3	19.4	19.5
郊外モード	24.7	24.1	24.7	23.9
高速モード	21.7	21.4	21.7	21.1

ZR-Vの実燃費

どの程度スポーツドライビングを楽しむかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20％程度がZR-Vの実燃費の目安となります。

ZR-Vのグレード選び

ZR-Vのグレード構成

ZR-Vの基本グレード構成は、エントリーモデルの「X」、上級グレードの「Z」の2グレードがガソリンとe:HEVに設定されています。

ZR-Vのおすすめグレード

ZR-Vのおすすめグレードは装備が充実しハイブリッドによる走りと燃費の優れた「ZR-V e:HEV Z」(FF)です。

ZR-V 値引き込み乗り出し価格の見積書

おススメグレードの「ZR-V e:HEV Z」(FF)に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。

• フロアカーペットマット スタンダードタイプ：￥38,500

車両価格	¥4,159,100
ディーラーオプション	¥40,480
自動車税(12月登録の場合)	￥9,000
自動車税環境性能割	￥0
自動車重量税	￥0
自賠責保険料	￥24,190
手続代行費用（参考価格）	￥47,300
預り法定費用	¥6,400
リサイクル料金	￥19,090
合計	￥4,305,560
値引き（標準的な値引き交渉）	▲¥105,560
値引き込みの乗り出し価格	¥4,200,000

フロアマットのみのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合「ZR-V e:HEV Z」(FF)の値引き込みの乗り出し価格（支払い総額）は276万円となります。

（見積りは2024年11月5日時点）

ZR-Vのリセールバリュー

ZR-Vの属するCセグメントSUVは日本の新車市場では人気があります。また、中古市場でもSUVの人気は高くなっています。

ただし、このクラスにはライバルも多く、総合的なリセールバリューはやや高め程度となります。

ZR-Vの値引き交渉に使う競合車

ZR-Vの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。

トヨタ カローラクロス

フォレスターよりも車格は一つ下のセグメントながらエントリーモデルが200万円以下からとなっているカローラクロスが競合となります。トヨタらしいソツのない造りで満足度の高い一台となっており、かなり手ごわいライバルです。

新車購入ガイド：【2024最新】カローラクロスの値引き 納期 乗り出し価格

日産 エクストレイル

2022年7月に待望のフルモデルチェンジを実施した日産 エクストレイル。新開発となる第2世代「e-POWER」に可変圧縮比エンジン「VCターボ」を組合せ、高い走行性能と静粛性を兼ね備えています。

フォレスターにはない「e-POWER」の魅力を訴求し、大きな値引きを引き出しましょう。

新車購入ガイド：【2024最新】エクストレイルの値引き 納期 乗り出し価格

競合車を使ってZR-Vの値引き交渉を

ZR-Vの値引きを引き出すにあたっては、上記のカローラクロス、エクストレイルの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ZR-Vの値引きを引き出し易くなります。また、ZR-V自体も系列の違う販売店で見積もりを取り、競合させることも有効な手段です。

ZR-Vの値引き交渉に適した時間帯や時期

試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。

土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。

平日の閉店2時間前

ZR-Vのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。

すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。

日曜の夕方、閉店1～2時間前

平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、１週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。

「今日中に決めてもらえるなら○○円で！」という大幅値引きが出やすい時間帯です。

月間目標の追い込みを狙って月末近くに

ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1～2台で月間目標を達成する！」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。

ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。

決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に

販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。

また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。

ZR-V値引き交渉の流れ

しっかりとZR-Vの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでZR-Vに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。

ZR-V値引き交渉の前準備

ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでZR-Vの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。

同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態（キズや汚れ具合など）によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。

1回目の値引き交渉

1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「ZR-Vが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだZR-Vが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはZR-Vの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。

この時点で提示される値引き額は１万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。

時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。

競合車種の試乗、見積もりを済ませる

ZR-Vの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。ZR-Vの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「ZR-Vが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。

2回目以降の値引き交渉

• 今乗っているクルマの買取り相場を把握（ナビクルなど)
• ディーラーでの下取り査定額
• ZR-Vの見積もり
• 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書

ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。

今のクルマの車検やZR-Vの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。

ZR-Vの値引き交渉で気を付ける点

ZR-Vの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。

値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。

 

値引き以外でZR-Vを安く買う

オプションは社外品にする

ZR-Vの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。

オプション品をディーラーで装着しない事によって、ZR-Vの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。

社外品にすると安いオプション品の代表例

• ナビゲーション
• ETC車載器
• ドライブレコーダー
• フロアマット
• アルミホイール

今乗っているクルマを最大限高く売る

ディーラーにZR-Vを見に行くと「査定しておきましょうか？」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。

今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう

新古車/未使用車を買う

販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車（新古車、未使用車）が多く出回っています。

「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにZR-Vが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。

プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。

残価設定ローンを利用する

残価設定ローンとは、3年後や5年後のZR-Vの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にZR-Vを引き取る事を前提として組むローンの事です。

例えば見積もり総額が300万円、3年後のZR-Vの価値が160万円の場合、140万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はZR-Vを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。

一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。

ZR-Vの長所/メリット

プレミアム感のあるインテリア

内装には多くのソフトパッドが採用され、上級感のある室内となっています。

ZR-Vの欠点/デメリット

やや上級感に欠けるフロントフェイス

ZR-Vのフロントフェイスは昨今の押し出し感の強いライバル比べると大人しいデザインとなっており、好みが分かれるかもしれません。

ZR-Vの値引きとリセールバリュー込の総合評価

特徴は少ないがまとまりの良いSUV

SUV全盛とも言える昨今、SUVのラインナップが薄かったホンダがようやく投入したミドルサイズがZR-V。

かつては都市型SUVとして1995年に投入したCR-Vが大ヒットし、市場をリードしていたものの、北米市場に合わせて大型化するうちに国内での存在感が薄れ、ついには日本での発売がされない時期もあった。

トヨタをはじめSUVのラインナップを拡充してきた他社に後れをとりながらも、ZR-V、WR-Vを投入しラインナップが揃ってきた。

ZR-Vは高級感のあるハリアー、お買い得感の強いカローラクロス、e-POWERの走りが印象的なエクストレイルなどと比べると地味な存在だが、シビック譲りの軽快な走行フィールや独特な高級感あるインテリアなど魅力もあり、通好みの一台と言える。